帰宅ランinぷちウルトラダイトレ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 79.6km
- 登り
- 5,210m
- 下り
- 5,221m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイルは一部、不明瞭な個所がありますが、全体的には分かりやすい道が続きます。 |
写真
感想
3年ぶりに開催されるUTMFの前日、4月20日に彩の国100に向けて、帰宅ランをするべく、ぷちウルトラダイヤモンドトレイルを走って来た。
ウルトラダイヤモンドトレイルとは、近畿のメジャートレイル、ダイヤモンドトレイルを、更に西に向けて大阪湾に面するみさき公園までつなげた距離約103辧⇔濱冑弦睫6,500mになるウルトラトレイル。
今年2月に、UTMFに出場するラン友のMさんと、21時間40分かけて走ったことがあった。
今回はソロ、尚且つ、妻に、娘を学童まで17時に迎えに行くよう申し渡されていた。
迎えの時間を考えると、制限時間は17時間。みさき公園まで行くことは難しいと考え、紀泉アルプス手前にある、JR阪和線・山中渓駅までなら行けるのではないかと思い、ウルトラダイトレの短縮版、ぷちウルトラダイトレを走ることにしたのだった。
4月20日の仕事を終えて、職場から近鉄・阿部野橋駅に向かい、近鉄南大阪線に乗りこむ。ダイトレの正式な起点はどんずる峯だが、最寄り駅からのアクセスが悪いため、今回は二上神社口駅をスタートとした。
夜9時にスタート。気温は低くなく、半袖短パンの軽装で問題なかった。順調に二上山の雄岳・雌岳を通過して、まずは大和葛城山を目指す。
出発してから2時間半ほどで大和葛城山到着。白樺食堂にある自販機で補給する。標高900Mを越えるだけあって、さすがに半袖では寒かった。
その後、3時間44分で金剛山ちはや園地に到着。ここでも、自販機で補給。
ダイトレは、大和葛城山、金剛山山上に自販機があるので、有り難い。
出発から5時間40分程で紀見峠に到着。そのまま、岩湧山に取り付いた。
岩湧山山頂は出発から7時間程で到着。山頂に5張りほどテントが建っていた。
岩湧山から滝畑へ下る途中、なんといきなり下痢に見舞われた。
更に、左腕していた腕時計が急に緩みだし、よく見ると、ベルトの金具が外れているのを発見!
こんなこと、今までなかった。
下痢に時計のパーツ外れ、何か嫌な予感がする・・・
「これは、この先進むなっていう、何かのお告げか?」
一瞬、本気で途中リタイヤを考えたが、悩んでも仕方がないので、結局、先へ進むことにした。
出発から7時間50分で滝畑に到着。夜がまだ空けていないため、集落に唯一ある売店は当然、営業時間外。また、売店にある自販機も利用できなかった。
前回は、ここまでMさんの奥さんが夜食の差し入れを持ってきてくれて、十分な補給を摂ることが出来たのだが、今回は無補給で先に進むこととなった。
滝畑から2劼曚疋肇譽ぅ襪鮨覆鵑世箸海蹐妊椒篤修謀着。ここから、ダイトレのルートを離れて進むことになる。
ボテ峠から、コース上、一番険しい登り坂を登り切って、猿子城山を通過。その後は、近畿自然歩道と合流して先へ進むこととなった。
三国山手前で一旦、舗装されたロードに出た。ここから、和泉葛城山のトレイル口まで、約5劼離蹇璽匹鯀ることになる。
2月に着た時は、このロード区間で、段差に躓き、転倒して右わき腹を強打。
なんと、肋骨にヒビが入るというトラブルに見舞われた。
そんなこともあり、ロードとはいえ、慎重に通過していった。
5劼離蹇璽匹鯀り終えて、再びトレイルに入る。
この辺りから、徐々に空腹に苦しみだすようになった。
行動食はまだ残っているが、先の事を考えると、ガバガバと食べるわけにはいかない。しかも、ここから先は売店どころか、自販機すらない区間がしばらく続くのだ。
和泉葛城山に至るトレイルは、大きなアップダウンがないため、元気であれば走って通り受けられるが、力無く、スローペースで進むこととなった。
その後、和泉葛城山を過ぎて、犬鳴温泉へ向けて、一気に山を下る。
途中、色々な噂がある犬鳴隧道を通過し、何とか犬鳴温泉に到着。
金剛山以来、8時間ぶりに自販機を見つけ、速攻で補給した。
犬鳴温泉で補給を済ませ、後半の核心部分であるササ峠に取り付く。
標高300Mほどしかないにもかかわらず、だらだらと続く林道、険しい急登、藪に覆われたトレイルと、前回同様、苦戦しながらも何とかササ峠を通過。
ササ峠から山を下りると、再び長いロード区間。最後の山、四石山の登り口にある楠畑集落までは堅いアスファルトの上を黙々と走り続けた。
楠畑手前で、なんと雨が降り始めたが、全身を続ける。
最後の山、四石山は384Mの低山ながら、長い登り坂が続いた。
しかし、最後の山とあって、ノンストップで登り切る。
その後は、わんぱく王国の園内を通り抜け、出発から15時間弱で、ようやくJR阪和線・山中渓駅に到着することが出来たのだった。
走行距離:87.98
走行時間:14時間56分
累積標高:5,162M
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