春山を実感しながら【股下山・四つ峰】

2014年03月29日(土) [日帰り]

• GPS: 01:42
• 距離: 4.2km
• 登り: 332m
• 下り: 329m

コースタイム

登山口（春香山小屋）10：30→11：14股下山11：37→12：04登山口
登山口（四つ峰トンネルから国際スキー場方面へ最初の沢）12：30→13：11四つ峰13：23→13：41登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

春香山小屋の除雪スペースには8台程度駐車可能。奥の方はドロドロでした。

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所なし

写真

3/29 10:32

春香山小屋の駐車スペースには、既に7台ほどの先客。ちょうど夕日沢に向かう単独男性が出発したところでした。

3/29 10:32

駐車場から少し定山渓方向に戻り、橋を渡った所から取りつく。

3/29 10:35

取りつきの斜面はかなり急。残雪期は雪が締まって問題ないですが、厳冬期はもう少し定山渓方面に戻った傾斜の緩い個所から取りついた方が良さそうです。

3/29 10:47

傾斜の緩い樹林帯に今日のトレースが続いており、間もなく60代くらいの男女混成7人パーティー追いつく。赤テープはこのパーティーが付けたものでした。

3/29 10:51

7〜800mほど続いた緩い斜面は徐々に傾斜を増してきました。

3/29 11:04

標高差140mほどで小さなポコで左手に眺望が広がります。

3/29 11:04

ツゲ山とその右に迷沢山。

3/29 11:55

ツゲ山の左には奥手稲山。

3/29 11:08

ポコから軽く下ったら明瞭な尾根歩きになります。
厳冬期に発達した雪庇やスノーウエーブも形が崩れてきてます。

3/29 11:11

前方に股下山の姿が見えてきました。

3/29 11:48

左手に百松沢山や烏帽子岳が望まれる。

3/29 11:49

来し方向を振り返ると春香山。遠方には日本海の向こうに増毛連峰も。

3/29 11:16

右手には白井岳へ続く岩尾根を持つ稜線。斜面には雪崩れた跡がいくつかありました。

3/29 11:16

気持ちの良い尾根歩き。

3/29 11:19

股下山直下。

3/29 11:42

約45分で股下山へ。先客の男性がお一人。

3/29 11:26

山頂標。毒矢峰と同じ方が作成したものでしょうか。（峰風さん？）

3/29 11:24

少し進んだところから白井岳（左奥）を望む。
しばらく単独男性と山座同定やら雑談をして過ごしました。その間にスキーの単独男性が犬ちゃんをリュックに背負って上がってこられました。

3/29 12:33

股下山下山後、本日2つ目の四つ峰を目指します。一般的には滝の沢林道からのアプローチが多いようですが、四つ峰トンネルから国際スキー場側で最初の沢から取りつく最短ルートを選びました。

3/29 12:34

二股となった沢の中間の尾根を上がっていきます。

3/29 12:36

尾根の取りつきは急でした。

3/29 12:37

ヒールリフターが威力を発揮します。

3/29 12:54

始めは急な細尾根も徐々に緩く広くなってきた。（599標高点前後）

3/29 12:55

振り返ると定天のアルペン的な姿がりりしい。

3/29 13:07

右手から尾根が合流してくるとあともう一登り。

3/29 13:29

山頂部がみえてきた。

3/29 13:25

約40分で四つ峰山頂へ。本日のシューの跡が2，3ありましたが既に下山した後でした。

3/29 13:16

しっかり山頂標もあります。まだ新しそうです。

3/29 13:17

山頂からは烏帽子岳、百松沢山の眺望がよい。
しばらく静かな山頂を楽しむ。

3/29 13:28

木々の間から真っ白な無意根山。今日もかなりの同業者が登っているでしょう。

3/29 13:46

帰りは隣の尾根を下り真っ直ぐ駐車スペースにおりつきました。

撮影機器：

Canon PowerShot A580 Canon

感想

outdoorsmant

最高の春山日和。本当は遠出したかったのですが、連日連夜の飲み会でやや疲れ気味なので、近場で短時間で登れそうな股下山と四つ峰のダブルヘッダーとしました。いずれも札幌50山で標高800m前後の山です。

好天に釣られ春香山小屋の駐車スペース（8台ほど）はほぼ満杯。ここからは奥手稲、春香、股下の各方面への登山口になっており、休日はいつも満員御礼のことが多いですね。

股下山でも私を含め4組10人ほどが入山しており、マイナーな山にしては賑わって？いました。
手軽でそこそこ眺望を楽しめ、やっぱり札幌50山になっていることもあるのでしょう。
ルート上、山頂では白井岳や白井岳に続く荒々しい稜線部やツゲ山、迷沢、烏帽子などの眺望が楽しめます。

四つ峰へは最短のルートで上下で約1時間、さくっとしたピークハントでした。
ここも山頂部は樹林帯で360度の眺望とはいきませんが、滝の沢を挟んだ烏帽子岳の眺望がなかなかです。
メジャーな滝ノ沢林道ルートでも定天の眺望は期待できると思います。

最近平年以上の気温が続き、すっかり春山モード全開です。同じ雪山でも厳冬期のラッセル登山の方が自分の趣向にあっていますが、暖かい日差しをうけながら、さくっと歩みが進められる春山もいいものです。