勝手にハセツネ2(ヨレヨレでゴール・kurosukeさん、そしてqwgさん、kaikaireiさん、horikoさん、本当にありがとうございました。)
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- GPS
- 19:58
- 距離
- 62.0km
- 登り
- 4,782m
- 下り
- 4,772m
コースタイム
→御前山13時30分→大岳山15時45分→御岳山17時→起点19時37分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス | 橋本23時→武蔵五日市23時50分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今熊山から醍醐丸、笹尾根途中までは雪は有りません。 笹尾根の笛吹峠手前辺りから所々残雪がありました。 三頭山から御岳山まではかなりの部分で雪が残っていてとても歩き難かったです。 この日は気温が高めで凍結個所は有りませんでしたが、凍結すると厄介な感じです。 |
写真
感想
日本山岳耐久レース、通称ハセツネ。今回はこのコースを歩いて来ました。
2011年に初めて富士山に登り、山を歩く脚力の無さを痛感。それまでに登った山は
高尾山や陣馬山、一番高い山は御岳山(しかもケーブル使用)でした。
山の知識はなったく無く、どこにどんな山があるのかも知らない。
その時に目についたのがハセツネでした。地図を取り寄せ、10月から下見をして
翌2012年5月に周回を実行、19時間20分でした。
今回はロングのトレーニングとして2月実行の計画を作りました。
それにkohi-さん、kurosukeさんが乗ってくれて三人で回る予定でした。(kurosukeさん
はスピードの次元が違うので、時間差スタートの予定でした。)
しかし、大雪で3月に延期。雪が残っていて再延期で今回の日程になったのですが、
kohi-さんは別の予定があり、kurosukeさんと2人での開催となりました。
今回はロングのトレーニングから前回のタイムを1時間短縮することに目標を切り替えました。
以下、行程です。
快調なスタート
二人で0時にスタートし、途中からkurosukeさんはペースを上げていく予定でしたが
kurosukeさんが仕事で遅くなり、1時間ぐらい遅れてスタートすると連絡がありました。
1時間の差は私の予想では醍醐丸辺りで追いつかれそう。
せめて醍醐丸までは逃げ切りたいと、緩斜面の下りは小走りしました。
ロングなのでキッチリ心拍数管理しようと、今回は心拍数計をつけ、まずは醍醐丸
までは上限125としました。平均114で2年前より50分短縮、今回の計画比でも25分
の短縮でした。やはり下りで小走り出来るようになったのは大きい。
浅間峠までは135リミット。この区間も10分ほど短縮できました。
そこからは三頭山の向けてアップダウンを繰り返しながら登りつめていくので、145にしました。
kurosukeさんは何処?
浅間峠を過ぎてもkurosukeさんが来ない。ルートロスでもしたのかなと思っていたら
メールが入り、仮眠して4時にスタートし今、浅間峠とのこと。
私は槇寄山を通過したところだったのですが、浅間峠までで1時間以上差を詰められていました。
4時間のハンデ、多分御岳山辺りで追いつかれるだろうけど、出来る限り逃げようと決意しました。
この時は・・・・
kaikaireiさんとの初遭遇
qwgさん、kaikaireiさん、hoikoさんの剛脚3人トリオが7時三頭橋スタートで笹尾根に向かって来る計画をお聞きしていました。
時間的には三頭山・大沢山あたりで遭遇かなと思っていましたが、ドンピシャ。
上から颯爽と駆け降りてくる人が。kaikaireiさんでした。お目にかかれて光栄です。
kaiさん半袖でしたが、その腕はまさにアスリートな感じでした。
お三人と少し話をさせてもらい、元気をたくさん注入してもらいよし頑張るぞと決意しました。
この時は・・・・
消耗戦の始まり
浅間峠からもいいペースで進んでいました。
しかし、笛吹峠辺りから北斜面に雪が目立つようになりました。笹尾根の快適なルート
をふさいでいます。しかも斜めに雪が残っているので厄介です。
踏み抜くわけではないが、しっかりステップを切らないと横に滑ってしまいそう。
本来なら足を休めたり、小走りで時間を稼げる所で、一歩一歩しっかり刻んで行かなければ
ならない。これが足のダメージとして蓄積していきました。
三頭山まで頑張って登りつめ、下りで少し息抜きしようと思っていたら、またまた雪。
結局、月夜見第2駐車場まで、残雪の所はトレースをつける羽目に。
失速
三頭山→御前山・前回2時間55分、計画2時間45分、実際3時間33分
御前山→大岳山・前回2時間、計画1時間50分、実際2時間20分
大岳山→日出山・前回1時間35分、計画1時間35分、実際1時間52分
三頭山以降、完全に失速してしまいました。
そして、これは自分のミスなのだか、飲料が無くなってしまった。
ペットボトルに僅かに残った所に雪を突っ込み飲んでいたが、中々解けないので、ずっと
喉が渇いた状態。なので、エネルギーの摂取も疎かに。
御前山への登りは、何回も立ち止まり、そこらにある石に腰を下ろす始末。
御前山からの下りも雪。大ダワに着いた時はなんで、こんなに標高下げるんだと一人ぶつぶつ。
やっとの思いで大竹山山頂。ここから御岳山までも雪。
御岳山に着いた時は正直、精根尽き果ててました。
どうにか下山
御岳山参道の自販機でコーラを買って、脇に腰を下ろしてこの後どうしようかと疲れで
回らない頭で考えて居た。
ケーブルでエスケープ、時間もお金もかかるな、それならゆっくりでも武蔵五日市駅にむけて
降りるか・・・
やっと考えが決まってkurosukeさんにメール。
どうせペース上がらないのだからと、途中で脱いでいた中間着を上に着たところで、
ついにkurosukeさんが。
重い腰をあげて再スタートしたが、まずは歩き。
ここで意地を出してkurosukeさんにゆっくりなら走れますと伝えました。
散歩しているように進んでいくkurosukeさんに必死について行き、最後のピーク、日出山に到着。
そこからは、私がギリギリ着いていける絶妙なペースでkurusukeさんが、
先導してくれどうにか武蔵五日市市街に降り立ちました。
kurosukeさん単独だったら1時間ぐらい早く降りれたんだと思います。逆に私が単独だったら
もう1時間かかっていたと思います。
最後に大失策
下山後、kurosukeさんは車なのでノンアルと私はビールで乾杯をしたのですが、写真撮り忘れました。
人のパワーに感謝
kurosukeさん、qwgさん、kaikaireiさん、horikoさん、沢山エネルギー注入してもらいました。
本当にありがとうございました。
アスリートの後ろ姿
御岳山からkurosukeさんの後ろに着いていましたが、平坦地、登り、下りすべて同じ姿勢で
ザックが全くぶれない。そして足音が静か。
自分がドタバタやっている中静かにそして速く進んでいく後ろ姿に凄味を感じました。
millionさん、延々と長いハセツネコースお疲れ様でした!
僕達の今回の山行計画は一転二転してのものでしたが、millionさんが似たような日に似たようなコースを歩かれるという事で、僕はお会いした事が無いという事もあり会いたくて仕方ありませんでした
三頭山を過ぎた辺りから「もう直ぐ来るかな?もう見えるかな?」なんて考えていましたが下からにこやかに登って来られた方を見て直ぐにmillionさんだと分かりました
短い時間でしたが、楽しく談笑出来て僕達もパワーをもらいました
あの後はかなりの苦戦を強いられたようですがkurosukeさんと見事にハセツネコースを踏破された事は素晴らしいです!
19時間32分にも及ぶロングの山行、本当にお疲れ様でした
次は4月末にゆっくりとお話ししましょう
kaikaireiさん、こんにちは。
やはりナイトは孤独なので槇寄山を過ぎてからは、人と出会えるとウキウキして
ました。この日の最初の出会いがkaisさんでした。
陣馬・高尾は泥濘有りますよと言った言葉がそのまま自分に跳ね返ってきました。
ズルズル雪、泥濘、水溜り、お好きなところをどうぞ状態でした。
今回は人との出会いでどうにか完結出来ましたが、一人だったら早々にリタイアでしたね。
4月のイベント後の打ち上げ楽しみです。
今回は計画調整して頂き、ありがとうございました。
millionさん、こんにちは。
ハセツネお疲れさまでした。
このコース自体、激しいアップダウンの連続ですが、
レコから感じる雰囲気も、いろんな意味で
ジェットコースターみたいなストーリー。
millionさんが、珍しく途中でヘタる?
光が見えたり、闇に落ちたり
まるで70年代頃の日本のドラマ見てるみたいです。
ちょっと大げさか?
トレースが消失して、ただの雪の斜面になってるルート
あれは最悪ですよね。神経使いますし。消耗する。
そろそろ雪も少なくなって来たようなので
ハセツネは無理ですが、私も低山ロング歩きたくなりました。
yamaheroさん、こんにちは。
このコース結構メリハリがあるのですが、水平部分は本来なら休める
部分なんですけど今回は甘やかしてくれませんでした。
バランスを取る能力が落ちているので、斜めに付いた雪の路を歩いて
バランスを保つために全身運動をさせられた感じでぐったりきました。
そっと足を置いたらそのまま滑る感じで蹴り込むしかなく、知らず知らずのうちに
体力を奪われていったのか、御前山への登りは壁のように。
昨日はこのコースはもうやらないと思ったのですが、記録を整理していて
条件良ければ結構時間短縮出来そうだと、また変な欲が出てきています。
millionさん、こんにちは。
"この記録で登った山/行った場所"の多さを見て、驚きました。
すご過ぎ。剛脚3人トリオの方々の、写っている写真、まるでユルフワのハイキングでもしているような、表情ですね。二度びっくりしました。
世の中には、すざまじい人々がいるものですね。
超ロングお疲れさまでした。
shuchanさん、こんにちは。
ルート図に一杯マークがあるなと思ったら、ホントに沢山の地点がヤマレコに
登録されているんですね。
一つ一つの山も単独でも登られていますからそれを連ねた感じなのですごい数です。
剛脚3人トリオ、ほんとに楽しそうにされてました。
こけるのもまた楽し、という感じでしょうか。
途中 雪あり 障害ありでの 超ロング お疲れ様でした
色々な方の 応援有りで 気持ちのアップダウンもかなり
有った様な でも凄い標高差
ゆっくり 飲んで下さい
soar800さん、こんばんは。
色々と甘く見ていました。
飲料不足が一番堪えたのですが、一昨年の記録を先ほど読みないしたら、
その時も飲料不足で苦労していました。学習能力ゼロです。
最後はkurosukeさんのサポートでどうにか起点まで。
人のパワーはほんとに励みになります。
millionさん、こんばんは!
長尾平で一人飲んでる私の後ろ姿を見られていたとは。
大岳山〜御岳山の雪はずるずる滑って私も神経使いました。
超至近距離でのすれ違いはこれで2度目ですね。
次回は是非ご挨拶したいです。
stella2さん、おはようございます。
長尾平での一人飲み、風景に馴染んでましたよ。
大岳山〜御岳は嫌な感じでしたね。
楽する予定だったのが疲れた体と頭にダメ押しされた感じでした。
二度あることは三度あると言いますからね。
是非、どこかで。
今回もお目にかかれてよかったです。
その後、雪のある部分で足跡を見るたび、millionさんが踏んでくれたところだなぁと思いながら通過していきました。
トラバース部分は、緩んだ雪のせいもあって通過に神経を使いました。
踏み抜きも結構あったのでmillionさんご苦労されたと思います。
高尾方面は思いの外乾いていて快適でした。夕方だったので人もほとんど居ず、気を使わずランできました。
qwgさん、おはようございます。
土曜日は予定通りお会いできて嬉しかったです。
雪道は知らず知らずのうちに足や神経にダメージを与えていくのでしょうかね。
今回、どなたとも絡まず本当の意味で単独だったら、御前山辺りで降りていた
と思います。
陣馬・高尾、丁度良い時間帯の通過だったようですね。
人が居ないととても快適なルートで、早朝とか私は大好きです。
想定よりハードだったようですね
今回は天気にも恵まれてよかっです。
一緒に行きたかったですが、残念
今度こそ
kohi-さん、こんにちは。
まだまだ雪がありました。
三月前半だったら回りきらなかったかな。
一緒だったkohi-さんに先頭譲ったんだけどな。
長時間&超ロング、お疲れ様でした
人との出会いで元気をもらい、
無事に完結できましたこと、
なによりです
この日、自分も丹沢に
おりましたが天気も良く
思ったより涼しく感じました。
天と人が支えてくれたような
一日だったのかもですね。
足のウラは凄いですネ
naveさん、おはようございます。
出会いパワーに助けられた一日でした。
御岳で一本だけ
のですが、飲んでいたら別の出会いでリタイヤ必至でした。
途中から靴の中がグチャグチャになっていたのは分かっていたのですが、
家に帰って靴下脱いだら・・・・
翌朝までなんかふやけた状態が残ってました。
millionさん、こんばんは
奥多摩周回お疲れ様です。
19時間もよく歩き続けられますね
いつもながら吃驚です!
雪で水分補給、私もよくやります(笑)
これから気温も上がってきますので
水分・エネルギー補給が重要ですね。
kankotoさん、おはようございます。
もう少し楽に回れるかななんて思っていたのですが、
放心状態でゴールでした。
雪、意外と美味しいですね。
ペットボトルにほとんど水が無く、押し込んだ雪が全然解けなくて。
最後はおにぎりのように雪を固めてかじりながら歩いてました。
以前は予備の飲料1本を入れていたのですが、最近は手抜きになって。
これからの季節、しっかり考えないとですね。
またお会い出来て良かったです^^
三頭山以降は、ほんとにみんなで、そろそろmillionさん
来るんじゃないの!?どうかな!?まだかな!?って、
アイドルの出待ちみたいな雰囲気でしたよ(笑)
会った瞬間、みんな顔が綻んで、millionさん、
山歩きパワーも凄まじいですが、
癒しパワーも半端ないですね(*´ー`)
穴の開いたタイツも、私とお揃いで嬉しかったです(笑)
millionさんのお尻は汚れてませんでしたけど・・・
しかし、お水不足にも襲われながら、ほんとにすごい距離と時間で、
今更ながら、凄まじい精神力ですね(゜Д゜;)
また、お会いできるのを楽しみに、私も精進しますー(><)
horikoさん、おはようございます。
こちらこそ、皆さんにお会いできてパワーを沢山もらいました。
でも、すぐ無くなっちゃったのですが。
実はあそこで出会う前にひとコケして尻餅着いていたんです。
でも、落ち葉の上だったので短パン汚さずに済みました。
タイツの穴は私のトレードマークです。
色々な激戦の跡なんですが、膝の所は自然に開いたんですよ。
またどこかでお会いできるといいですね。
平地では桜満開の便りですが、奥多摩にはまだまだ雪がたくさん残っていますね。
その中で60キロ超!そして標高差5千米近く!!
いつもながらですが、地図が凄いことに
快速、いや怪足トリオとの出会い、またkurosukeさんの引っ張り・・・。
一人ではダメでも、一緒だったら出来るってこと、ありますね
ほんとに単独だったら、早々にリタイアしていたと思います。
変則コラボでしたが、出会いのパワーに背中を押してもらいました。
最後はkurosukeさんに絶妙なペースで引張ってもらい、無事下山。
感謝しかありません。
millionさん、こんにちは。
ハセツネコース、お疲れさまでした。
雪の状態が良く無かったようで、大変苦労された様子。
でも、驚異的な体力、精神力で最後まで完遂されたのはさすが
それにしても、水切れはキツイですよね。。
道中お会いした方々から注入されたパワーによる所も大きかったのだと想像しますが、19時間以上にも及ぶ格闘、本当にお疲れさまでした
cirrusさん、こんにちは。
この前のcirrusさんのレコで
いけないなと思っていたのに、500gの重さに負けました。
以前は2時間で500ccと計算していたのですが、最近は3時間で500ccでも
大丈夫だろうと過信していました。
だから1本抜いちゃったんですよね。
御前山に向けて登っているときは、雪を額や首筋につけてました。
これって脱水症状だったのかも。
ホントに人のパワーに感謝です。
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