毛無森(砂子沢から笠森山経由)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,172m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
8:23 長野峠
8:58 笠森(〜9:10)
9:33 p980
10:13 p993東コル(〜10:28)
11:00 p1096
11:15 c1080コル(〜11:27)
12:36 毛無森山頂(〜13:00)
13:15 c1080コル(〜13:25)
14:00 p993東コル(〜14:15)
15:00 p980(〜15:10)
15:15 林道
15:50 長野峠
16:45 県道ゲート
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●県道のゲートが開くのは5月23日と看板にある ●積雪は長野峠あたりで50〜100僂曚鼻⊂緝瑤100〜150僂曚 ●毛無森山頂直下標高1320mの地図にない岩峰は北東斜面を巻くことができた ●笠森山南の林道は両側水源涵養保安林で途中フェンスあり、夏は立入禁止かも |
写真
感想
盛岡市民として一度も最高峰に登ったことないってどうなのよ?と知人に言われ発憤。
いろいろ迷った末、砂子沢からのロングルートに挑戦した。
長時間行動を覚悟して登山口のゲートを5時発と決めていたが、目が覚めたのが5時。結局行動開始は7時を過ぎる。たどり着けるかどうかわからないので、13時を回ったら引き返す(たとえ山頂目前でも)ことにして出発。
道路の雪は溶けかけているが標高上げると50儖幣紊琉堕蠅靴神兩磴箸覆辰討い襦8道から旧長野峠にショートカットして主稜線に入り、笠森へ登る。プレートのある笠森山頂でようやく行く手の毛無森が見えたが、なんとまあ遠いこと!やっぱり無理かもしれんと思いながらとりあえず前進。
稜線のほとんどはまったりゆったりした尾根で、ブナ、ミズナラ、ダケカンバの巨木主体美林が続く。春の暖かい日差し、時折キツツキのドラミングや鳥の声も聞こえ、気持ち良いスキー散歩。カモシカが横切ったりする。小さいアップダウンを何度か越え進むが、どこまで行っても変わらぬ景色に少々うんざりしてきた。それでもいつのまにか桐の木沢山が後方になり毛無森が次第に迫ってくる。
急登手前のコルで自分も一応、盛岡市民だぞと気合い入れ直し、斜面にとりつく。久出内沢の源頭に複数の雪崩跡が見える。こっちの尾根は問題なさそう。直登難しい急斜面が続き、尾根自体は広いのでジグを切って進む。最後に初めて早池峰本峰が見え元気をもらい待望の山頂に着いた。自分の制限時間ぎりぎり。サッカーでも出来そうな気持ち良い雪原の向こうに鶏頭山から薬師岳、早池峰が浮かんでいて気分は最高。ところが振り向くと遙か彼方に笠森が霞んでいる。あそこまで引き返すのかとげんなりし、余裕があったらと考えていた鶏頭山往復もやめて13時に復路出発。
さて、下降はギクシャクと降りるが、さっきのコルまで15分足らずで着いた。滑りを楽しめたのは結局ここだけなので、滑降重視の人には向かないルートだな。あとはシールを貼り直しひたすら自分のトレースを辿る。見飽きた景色、太腿も痛いし靴擦れも発生し嫌になってくる。最後に笠森の登り返しを嫌い南側の林道を使って巻き、朝より一段と雪が消えた道路を途切れ途切れ滑走してゴール。17時になろうとしていた。
終日安定した天気と日照時間の長さ、あまり潜らない締まった雪、下部も県道の積雪が残っている、という条件が揃ってなんとか市民の義務(?)を果たせた。でもスキー履いての10時間行動なんて久しぶりで、数日間は筋肉痛と靴擦れに悩まされそうな予感が…
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