本社ヶ丸〜三ッ峠
- GPS
- 07:16
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:38
天候 | 好天に恵まれた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰りは富士急三つ峠駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないと思うが、登山口から角研山まで、及び三ッ峠への登りは相当急 |
写真
感想
構想として長らく温めていた笹子駅からの本社ヶ丸。道も続いているのでせっかくならと三ツ峠まで縦走を、ということでGWの只中のこの日にいよいよ決行。中央線で笹子駅まで。八王子発の松元行きに高尾から乗車したが、社内は登山客多数で結局最後まで座れなかったくらいの盛況ぶり。そりゃ長らくコロナが続いているし、この天気ならみんな行くよねってことでしかたなし。下車後トイレを済ませて諸々準備してスタート。
しばらく舗装路を歩いた後に登山口から山道へ。事前に確認していたとおり、いきなりの急登が始まる。感覚的には奥多摩・三頭山へのヌカザス尾根よりもさらに斜度がきついように思えた。あのときは11月で落ち葉が積もっていたから、それよりはマシな路面状況ではあるが、一昨日の雨でところどころやや地面が緩くそこは少々滑り気味。このレベルの急登が延々と続くのでなかなか休みどころもなく、途中少し立ち止まって又進むを繰り返して一旦林道を交差。そこから多少たりとも楽になることもなく、ひたすら急斜面を登り続けてようやく角研山に。流石にここでリュックを置いておにぎりを補給して休む。
リスタート後は基本的に稜線を進む形なのでそこまで斜度はきつくはないが、そうは言っても本社ヶ丸まで300mは登るのでそれなりにはしんどいところも出てくる。ただ天気はいいし風も涼しげなので割と快調。途中の高圧線鉄塔を過ぎたところでは八ヶ岳や南アルプスも一望できて素晴らしい。どんどん進んでいくとちょっと岩場をよじ登って本社ヶ丸山頂に。ここはほぼ360°の展望が望め、先ほど同様に八ヶ岳や南アルプス、南側には富士山が楽しめる。結構苦労したがこの景色を見られるならそれも報われる。ここでしばらく景色を楽しみつつ補給休憩を入れ、更に先に進む。
清八山への途中までは岩がちなところを降りていく。一箇所、三点支持で降りようにも足をかけるところがない場所もあったが、落差的には腕で体を支えながらつま先を岩に滑らせる感じで降りられるくらいだったので無事クリア。清八山でまた目の前の富士山を楽しんで、しばらく下り基調の道を進んでいく。途中いくつか名前のあるピークを踏んで、最後の茶臼山を過ぎてからいよいよ三ツ峠への登り返しが始まる。
この登りがまたかなり斜度がきつく、ここまでに結構削られた体力をさらに容赦なく削り取られていく。御巣鷹山山頂の電波塔は上を見上げれば時々見えるもののなかなか着かない。心を無にして淡々と時々止まりながら登り続けて、ようやく頂上へ。ここは電波塔以外なにもないので更に先に進み、いわゆる三ツ峠山頂である開運山に到着。時間も進んでいるので若干雲は出てきてはいるが、前に来たときよりはずっとクリアに富士山が見える。ここまで長く辛い道を進んできて良かったと思えるくらいには良い眺めだった。山頂からちょっと下ったところでお昼ごはんを食べ、表登山道を下っていく。
ここまで来たら後は下るのみなのだが、長い。割とすぐに森の中に入ってしまうので景観もないし、登山道の面白みもさしてあるわけでもないので一人で降りているとただただ退屈だった。ここももう心を無にして淡々と下り、ようやく登山口へ。しかし周知のとおりここから三つ峠駅までは延々と舗装路ある気が続く。しかも火曜日はグリーンセンターも定休日で、お風呂と駅までの送り届けも使えない。ひたすら歩き続けてやっとこさ駅に到着し、電車を何度か乗り継いで無事帰宅。正直言ってこのルートは三ツ峠の山小屋で泊まる方が余裕があっていいんだけど、天気が良ければ景色が最高なのでオススメです(急登マニアにも)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する