白山 東面台地
- GPS
- 11:17
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 2,691m
- 下り
- 2,691m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※白山公園線 除雪済みだが石、枝など散乱しているのでパンク注意 ※取付 取付きは急だが岩や木、木の根などホールドはある 50mほど登ると谷筋に雪が残っている 1650mまでは沢伝いに登ると雪は繋がっている ※転法輪谷 1950mから沢に入れるように高度を上げ過ぎないように注意 2500mまで谷を詰める ※2500mから山頂 トラバース気味に登山道に向かう 積雪があったのでそのまま登山道を横断し逆くの字まで雪が繋がっていた 肩に乗り上げ山頂に向かう ※山頂から御前峰、剣ヶ峰のコル 東面から氷化斜面をアイゼンで下降 2650mくらいから岩が出ている |
その他周辺情報 | しらみずの湯 600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
日よけ帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
アイゼン
クトー
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感想
しばらく東面台地に行っていない。今年は行きたいと思っていたところ、シンモンさんと581さんと三人でアタックすることになった。不安要因としては今シーズンロング山行は計画するものの、実行できなかったことだ。身体がどうなるか?前日も結局仕事など諸々のことで寝る時間も遅くなってしまった。
そして迎えた当日。シンモンさんはUTMFで100キロ弱走った疲れは全く無くさらにクールになっていた。581さんはハードな山行を繰り返して、よりワイルドになっていた。
天気は最高。ロケーションも最高。気心の知れたメンバーで、テンションはあがる。世間話をしながらあっという間に時間は過ぎていく。ところが、コルまでの急登で私の脚が攣り始め、強い二人にはこれ以降私ののんびりペースでゆっくりと進んでもらった。
降りの滑走も本来は楽しいはずだが、脚の売り切れた今日の私には楽しむより安全に降りるだけとなってしまった。でも素晴らしい展望を楽しみながら、ヤマスキーの聖地、東面台地を滑走できてよかった。
今日は失敗が二つ。
一つ目はウイペット(ピック付きストック)にスノーバスケットをつけ忘れてきた。今日は新雪があったが、その下は固く、ストック先は5〜15センチくらいの埋没で収まり、なんとか無事に山行を終えることができた。
もう一つは山頂でアイゼンをつける際に腰を降ろした。その際に弱っていた脚が再度攣り始め、それに気をとられ、右のアイゼンの結束が弱くなってしまった。剣が峰までのコルの下降で右足のアイゼンがずれ始め、登り返して再装着しようかと思った。ちょうど雪も緩んできたところだったので、このまま下降可能と判断し、ダブルウイペットで慎重にクライムダウンした。アイゼンの装着ミスは致命傷になるので、今後は要注意だ。
同行のお二人、心配をおかけして、すいませんでした。またよろしくお願いします。
準備をしていたら3段ウィペットの中段が一本ない。
先週夏山だったので冬装備を車から下ろして、昨日戻す時に忘れたらしい。しまった。
短いピッケル代わりにはなるだろうと勧められピックのついた基部は持っていった。
途中で拾った枝をストックにして登行はほとんど支障無し。
最近降った雪で白く化粧された雪面を愛でながら青い空の中気持ちよく登って行く。
県境尾根と夏道の距離感がいまいち分かっていなかったが、今日歩いておよそ分かった。
久しぶりの逆くの字からピークへ。
スキーでの御前峰はいつ以来だろう?
調べてみたら2020年1月以来だった。そんなに…
剣ヶ峰とのコルに向かう方向もいまいち分かっていなかったが、581さんに連れられていく。
まぁまぁ痺れる斜面をクライムダウンしてコルへ。ウィペットの基部を持ってきてよかった。ダブルウィペットでのクライムダウンが楽ちんだった。
コルは吹き溜まって深い所は3−40cmある。
コルについてみるとザックにくくりつけていた木の杖が無くなっていた。
まずい滑走はどうする? この辺りにはハイマツの枝しかない…
諦めてウィペットの基部を右手に握ってエアストック(笑)
本当にストックをつかないと降りられないような急な斜面が無かったのが幸いしてなんとか滑走できた。
途中で程よい木の杖を見つけてからは快適に滑れるようになり重いザラメを蹴散らしていく。
あぁなんて楽しい斜面だろう。
ブナの森を抜けて林道に着地してあとはダウンヒル。ポカポカ陽気の下界に帰着した。
5月に入り毎年恒例の白山東面台地にチカさん、シンモンさんをお誘いして1月以来の山行となった。
今年は下から雪が繋がっていて快適に登ることが出来た。さらに数日前に降雪があったようで雪も綺麗になっていたので快晴に新緑も映えていた。積もる話も沢山あるのでワイワイ会話しながらハイクアップ。
転法輪谷を詰めてそのまま夏道に向かうが、意外に積雪がありそのまま逆くの字に向かうと雪は繋がっていた。クラストしているところもあるが吹き溜まりをつないでいくとクトーなしで行けた。肩から山頂に向かい、そのまま奥宮でお参り。
東面台地に向かうため、御前峰と剣ヶ峰のコルに降りる。スキーで降りようかとも考えたが下がどうなっているかわからないのでアイゼンで下降することとなった。かなり急斜面なので早めにアイゼンでよかった。
東面台地までの急斜面は若干モナカ気味ではあるが面ツルなので気持ちよく滑ることが出来た。台地からは適度な斜度でいい感じに雪も緩んできたので春スキーを楽しんだ。若干ストップ雪もあったが概ね快適。最後までスキーを脱がずに楽しむことが出来た。あとはヤブコギをして無事着地。チャリでは先週に引き続きまたもやパンクしてしまった。
皆さんありがとうございます。前回は雨でしたが今回は快晴の東面でとても楽しかったです。
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道の駅での車中泊から目覚めて、ボチボチ林道ゲート前の駐車スペースに行こうかと思ったところで見覚えのある車が入ってきて気付きました。
道中でお会いしたのでお声かけさせてもらいました。
この日は、上部で新雪が乗って綺麗な雪面になっていましたが、前回籾糠でお会いした時も同じように降雪後の好天で綺麗な斜面でしたね。lilioさんとの出会いは新雪リセット好天男というイメージとなりそうです。ぜひ毎度お会いしたいものです(笑)。
元気で余裕なメンバーが一人居たので、頑張りすぎてさくさく進んでしまいその後はお会いできませんでしたが、またそのうち飛騨乗鞍あたりでお会いするでしょう。
その際はよろしくお願いします。
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