弥山・八経ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,643m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
弥山登山口10:50ー栃尾辻14:00−16:00狼平避難小屋
11/5(火)
狼平避難小屋6:45−7:43弥山ー8:00弥山小屋ー8:20八経ヶ岳8:30ー9:20高崎横手出合ー9:40狼平避難小屋10:15−12:00栃尾辻ー14:12弥山登山口
天候 | 11/4(月)曇りのち雨 11/5(火)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所はほぼなし。 登山届は、弥山登山口に行く途中の派出所で提出。 下山後は、洞川温泉あり。 |
写真
感想
山行前日、遅番終わりで帰宅後大峰奥駆装備でパッキングするも、TVを観たりグダグダとしたりで、当日、朝四時半に完了(-.-;)
行き当たりばったり的な今回のプランに不安が隠せず、ここでプラン2に変更。
プラン2とは、久々のユルユル&ガッツリ山ごはん&ビール山行に。
狼平に一泊か二泊で、弥山と八経ヶ岳と行けたら釈迦ヶ岳に♪
ということで、奥駆はお預け。
前鬼のバスも運行していないし、そこから先のエスケープも随分先になるし。。。
ここは、生半可な計画ではだめですね。
ということで、いつも通り、睡眠時間が2時間ほどで行ってきた。
11/4(月)
下市口8:47バスに乗り、天川川合へ一時間ほど。
睡眠時間2時間はきついので、バスの中で寝ようとしたのだが混雑がすごくて、そして、隣の60代ほどの男性が片方の足を、補助席に座っているこちらの方まで投げ出してきたので、18kgの荷物は私の膝の上。。。足の置き場にも困った。
さて、バス停に着いて身支度をして出発。
あら?天川川合から弥山登山口がわからない。
地図とにらめっこしたが反対方面に向かっていた。
帰ってきて、地図をもう一度見直したが、なぜここで反対方面に歩いたのか不思議で仕方がなかった。
バス停から登山口まで10分ほど歩き、弥山登山口10:50出発。
杉林の中を歩いて行く。
少しすると鉄塔があり、そこからの眺めがいい。
カメラの調子がおかしくなり、とうとうレンズの窓が開かなくなった。
栃尾辻まで3時間弱。
14:00だった。
小さな避難小屋がある。
ここで泊まるくらいなら、持っているテント泊にしたいと思う。
この時間で出会う人は少なくなってきた。
ここから狼平までは2時間。
何度もトラバースでピークを巻きながら奥まで入って行く。
途中一か所西側に入る辺りにうっすらと踏み跡があってそこで迷いそうなところがある。
何度か広いところに出る所も、落ち葉に道が隠れて不明瞭だった。
ここは初めてなので慎重に進んで行った。
ナベの耳辺りからだろうか、雨が本降りになってきた。
とうとう観念してレインウェアを着用。
途中で霰も降ってきた。
登山口からコースタイム通り、5時間かけて狼平に着いた。
中には、その日弥山泊予定のNさんとWさん、そして、大峰をよく歩いている男性の方がいらっしゃった。
避難小屋は、一人歩きだと、顔見知りがいないと不安だ。
晴れていれば、持参していたテントを張りたかったのだが、なかなか雨が上がらないので避難小屋泊まりにした。
山ごはんを楽しむべく、東京ねぎ、じゃがいも、人参を切って、無印良品の「タッカンマリ」の素で鍋をした。
夜、外に出た。
小雨になっていた。
翌日の天気予報は、曇りのち晴れだったように思う。
11/5(火)
起床は5時半ぐらいだったかと思う。
この日もゆっくり。
翌日は曇りだったので、もう一泊するのも止め、下りることにした。
小屋の近くの小川側で、○ん○を踏んだ。
隠れる所が少ないので仕方がない気持ちもわかるが、せめて、簡易トイレで済ましてほしい。
他のヤマレコユーザーの方も同様の感想を述べられていたので、おそらく同感の方々が多数だと思う。
少し肌寒い、弥山への長い木道を上っていく。
所々凍っているので、ツーと滑る。
ここを下りたくないなあ。
帰りはレンゲ道から下りることにした。
木道終わるとなだらかな道が多かったように思う。記憶がまだら。寝ぼけてた?!
晴れてきたので、スマホのカメラで写真を撮った。
弥山への道は、神さまがいるにふさわしい、清々しい道だった。
7時半ごろ山頂近くに来ると、大峰らしい立ち枯れ現象の木々。
まず先に、天川弁財天奥宮へお参り。
そして、弥山小屋を経て、八経ヶ岳へ。
この道は、霜が下りていて、所々凍っていた。
もう、大峰も秋と冬の境目。
次は、春に来たいなあ。
八経ヶ岳から見る大峰の山々は素晴らしかった。
大昔の人々は、このどこまでも続く稜線が、聖地熊野へ辿りつける橋のように見えていたにちがいない。
畏怖するものが現代の私でさえ感じられる。
8時半に八経ヶ岳を発ち、レンゲ道で下りる。
途中、鹿の親子3頭と出会う。
「キャー!!」の声に、「あっ!鹿がいる!」と気づく。
初めてこの「キャー!!」を聞いた時、鹿とは思わなかった。
屋久島でヤクシカの声を聞いたのだがびっくりした。
ずっと「キャー!!」の叫び声が止まない。
ふと見ると、バンビちゃんが!!
「きゃー!!かわゆい!!」と声を発したら、今度は威嚇された。
「ごめん。ごめん。」
お互いに間を取りつつ進んでいく。
こちらは、スマホカメラで脅かさないように望遠で写真を撮ろうと必死だ。
結局、スマホカメラの望遠は粒子が荒くはっきりと見えない。
動物に出会えたので満足だった。
9:20高崎横手出合で、狼平避難小屋に戻り、荷物をピックアップ。
いい天気なのでゆっくりしていた。
10時過ぎに小屋を発ち、ふもとの蕎麦でも頂こうかと。
12時に栃尾辻。
14時過ぎに登山口。
洞川温泉へのバスが出た後だった。
その後のバスに乗っていくと帰ることができなかったので、蕎麦も温泉もあきらめ帰ることにした。
次は、前鬼まで、いや、奥駆を熊野まで歩いてみたいなあ。
kaoritreeさん こんばんは♪
あいかわらず、睡眠時間短いですね
大峰山系は山の深さ、雄大さ、なにもかもが素晴らしい。
何処へ行っても、何度訪れても、新たな感動をもらっています。
奥駈道はいつかはと思っているのですが、
長い休暇がとりにくく、なかなかスケジュールが許してくれません。
日帰りか一泊テン泊で、繋いでいくのがやっと。
南奥駈は、帰りの交通機関を気にすると、日帰りではなかなかハードルが高い。そのうち、体力がなくなっていけなくなってしまうかも (笑)
春が訪れると大峰にも行きやすくなります。
さて、今年も大峰を楽しみたいと思います。
スケジュールさえあれば、ご一緒したいですね
コメントありがとうございます!
前の晩が早いと助かるのですが、帰って23時だと
ちゃちゃっと用意ができるように、日頃から、きちんと片付けをしておくべきなんですね、きっと。
staygoldさんの山ごはんを勉強せねば!!と思い、いつかご一緒させて頂きたいと思っています
ぜひとも今年こそはよろしくお願いします!!!
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