爆風の白馬鑓!大雪渓-清水谷周回
- GPS
- 10:19
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,349m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
天候 | 晴れ 稜線強風、特に白馬鑓〜コルまで身の危険を感じるほど |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
#清水谷は雪がつながっていてスキー脱ぐ必要なかった #鑓ヶ岳の西尾根に2750mあたりで乗り、尾根は雪無い箇所多くシートラ |
その他周辺情報 | 倉下の湯@600円 |
写真
装備
個人装備 |
Backland85
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感想
0時起床で白馬へ。猿倉の駐車場着いて4台ほどしか車が無い、風強い予報だからみんなスルーしているのかなんて思いながら支度をしていると車がどんどん上に登っていく。よく確認するともう一段上の駐車場があり8割方埋まっていた、やはり大人気。駐車場横からシール歩行開始。雪はそれほど固くなくトレースたくさんあり。序盤は風穏やかで淡々と。白馬尻にはテント10張くらい、主稜に行くパーティーも複数あり。新雪ありシールがよく効く。岩室手前あたりからだんだん風が強くなり、稜線は雪煙が上がっている、ヤマテン予報では風速17m/sだった。風があるのでシートラアイゼンに切り替えて登る、板が風に煽られ難儀する、シールのままの方が良かったか。稜線近づくにつれ風が増す、日差しあり気温は低くないので寒さはない。ゆっくり着実に登り頂上宿舎。小屋が風避けとなり休憩、シールを剥いだり滑走準備を済ませる。風強く白馬岳・旭岳ピークはスルーして清水谷滑走する。稜線越えて一段下がったところで滑走準備。面ツルの谷を滑る、ストップスノーでスキーの滑り方を忘れてしまったかのように転びまくった。少し滑ると旭岳からの滑走跡に合流。滑走跡を追って清水谷の合流地点まで、谷底は無風で暑いくらい。まったり補給、登り返しの準備。登り返しの斜面には新雪が溜まっていて、登りのトレースを利用させてもらい楽ができた。トレースは杓子沢のコルへ延びていて、途中でトレース別れて鑓ヶ岳西尾根を目指す。鑓ヶ岳上部は雪無いため、雪がつながっている斜面を繋いで2750mあたりで尾根に乗りシートラ。ここで後続の方と合流、その方はきちんと白馬岳ピークを踏んできたとのこと!流石です。その後もこの方と前後しながら進む。尾根出ると風強いが許容範囲。尾根途中で雷鳥雄に遭遇、まだ白毛が多い。白馬鑓ピーク着くと爆風、身の危険を感じるほど。写真だけ撮ってピンポンダッシュで稜線を降りる。ピークから滑る計画もあったが、斜面を覗き込もうとも思えないほどの強風。少し下れば弱まるかと思いきや弱まらず。シートラで板が風に煽られてバランスが取れない、諦めて座り込んでしまうと立ち上がるだけでも一苦労。ウィペットのピックを使い這いながら下る。途中の岩が風避けとなり一休み。すぐ先の斜面から滑れそうな気もしたので、シールを剥いで滑走準備するも、風弱まらず斜面に近づくと煽られて滑落しそうな気もしたので、安全にコルの分岐まで下る。分岐からはガレ道の下り、少し風が弱くなった。気が緩んだのもあるのかガレ道で風に煽られ1mほど滑落、膝を擦りむく。慎重に下り雪のつながった斜面に合流、風が弱まり滑走準備。ハイドレの給水口が消失していて、水がほぼなくなっていた。滑り出すと風の影響はもう無く安堵。ストップスノーとぼこぼこ斜面で試練の滑走。まだこれから登ってくる人もいる、鑓温泉は人たくさん。このあたりからザラメの汚れた雪を繋いで気持ちよく滑れた。小日向のコルに登り返し最後の滑走。こちらは楽しく滑れ猿倉台地から駐車場まで滑って終了。
ちょうど車を停めた後ろに水路があり、スキー板やブーツを洗い流した。倉下の湯でさっぱりした後、渋滞情報をチェックすると既に関越道で40キロ近い渋滞が出ていた。高速のPAで3時間ほど仮眠をとり23時過ぎて帰宅した。明日も早い…最低限の片付けと翌日の準備をしてクタクタで就寝した。
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