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Yamareco

記録ID: 4250038
全員に公開
ハイキング
近畿

観音山 〜石仏見守る杜の小径〜

2022年05月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:19
距離
3.5km
登り
263m
下り
256m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:52
休憩
0:28
合計
2:20
距離 3.5km 登り 263m 下り 270m
13:35
46
スタート地点:観音山登山口
14:21
14:49
66
15:55
ゴール地点:観音山登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス 観音山南麓、岸田川沿いにある浜坂白馬公園の西側広場に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
海岸線から上る西側登山道の上り始めはやや傾斜がきつく、濡れていると滑りそうです。東(南)側参道は九十九折りになっており緩やかで歩き易いです。
海の方に向かいますが、本当に登山道?と心配になります。
2022年05月04日 13:41撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:41
海の方に向かいますが、本当に登山道?と心配になります。
恵比寿神社
恵比寿は海の神様ですもんね。
2022年05月04日 13:43撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:43
恵比寿神社
恵比寿は海の神様ですもんね。
白っぽい火成岩で、変性と風化でゴツゴツになっています。
2022年05月04日 13:45撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
5/4 13:45
白っぽい火成岩で、変性と風化でゴツゴツになっています。
山へ向かう道と登山口の標識。方向は間違ってなかったようです。
2022年05月04日 13:47撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:47
山へ向かう道と登山口の標識。方向は間違ってなかったようです。
傾斜はきつく、足下も悪いです。慎重に、ゆっくり上ります。
2022年05月04日 13:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:49
傾斜はきつく、足下も悪いです。慎重に、ゆっくり上ります。
道の脇に石地蔵がありました。山の名前の通り、信仰の道のようです。
2022年05月04日 13:52撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:52
道の脇に石地蔵がありました。山の名前の通り、信仰の道のようです。
良い天気で日本海も穏やかです。
2022年05月04日 13:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:56
良い天気で日本海も穏やかです。
尾根に入りました。道は明瞭です。
2022年05月04日 13:57撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 13:57
尾根に入りました。道は明瞭です。
明るい尾根道、常緑広葉樹の低木が多い植生です。
2022年05月04日 14:00撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:00
明るい尾根道、常緑広葉樹の低木が多い植生です。
春の緑だ。
2022年05月04日 14:04撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:04
春の緑だ。
あれが山頂かな?
2022年05月04日 14:07撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:07
あれが山頂かな?
ここでは三体、お地蔵様が見守ってくれています。
2022年05月04日 14:11撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:11
ここでは三体、お地蔵様が見守ってくれています。
木の幹が太くなってきました。山の中に入ってきたということですね。
2022年05月04日 14:15撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:15
木の幹が太くなってきました。山の中に入ってきたということですね。
今日は日差しが強いですが。道の周りの木が陰をつくってくれるので、気持ちよく歩けます。
2022年05月04日 14:16撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:16
今日は日差しが強いですが。道の周りの木が陰をつくってくれるので、気持ちよく歩けます。
秋には紅葉が楽しめそうです。
2022年05月04日 14:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:17
秋には紅葉が楽しめそうです。
山頂付近に立派なお堂が現れました。これは予想外。
2022年05月04日 14:22撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:22
山頂付近に立派なお堂が現れました。これは予想外。
山頂はこの裏山のようです。
2022年05月04日 14:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:24
山頂はこの裏山のようです。
よく見ると道が続いています。
2022年05月04日 14:25撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:25
よく見ると道が続いています。
三等三角点「観音山」
北緯 35°37′59″.9252
東経 134°27′43″.8170
標高(m) 244.97
2022年05月04日 14:28撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:28
三等三角点「観音山」
北緯 35°37′59″.9252
東経 134°27′43″.8170
標高(m) 244.97
浜坂港を俯瞰できます。
2022年05月04日 14:29撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:29
浜坂港を俯瞰できます。
これも意外ななだらかきれいに整備された広場です。ベンチに座って一休み。
2022年05月04日 14:30撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:30
これも意外ななだらかきれいに整備された広場です。ベンチに座って一休み。
山頂表札の裏
2022年05月04日 14:48撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:48
山頂表札の裏
登ったのと別の尾根を下りてみます。
2022年05月04日 14:49撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:49
登ったのと別の尾根を下りてみます。
これは風格のある古木。
2022年05月04日 14:50撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:50
これは風格のある古木。
かつては何か建物があったような広場。
2022年05月04日 14:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:53
かつては何か建物があったような広場。
石仏の裏側に出てきました。
2022年05月04日 14:53撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:53
石仏の裏側に出てきました。
こちらが参道ですね。
2022年05月04日 14:56撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:56
こちらが参道ですね。
釣り鐘。
2022年05月04日 14:59撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 14:59
釣り鐘。
山門、金剛力士像もありました。
2022年05月04日 15:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:01
山門、金剛力士像もありました。
こちらは広くてなだらかな道になっています。
2022年05月04日 15:08撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:08
こちらは広くてなだらかな道になっています。
ただし、つづら折。
2022年05月04日 15:17撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:17
ただし、つづら折。
石仏が見守ります。
2022年05月04日 15:24撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:24
石仏が見守ります。
建物が見えました。三柱神社です。
2022年05月04日 15:31撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:31
建物が見えました。三柱神社です。
今日も事故無く山を楽しむことができました、感謝。
2022年05月04日 15:35撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:35
今日も事故無く山を楽しむことができました、感謝。
上からクロマツ、イワツバメ、日本海、マツバガニ、ササユリ、麒麟獅子
2022年05月04日 15:36撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:36
上からクロマツ、イワツバメ、日本海、マツバガニ、ササユリ、麒麟獅子
観音山麓の水路沿いに遊歩道が整備されているので、そこを歩いて戻ります。
2022年05月04日 15:39撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:39
観音山麓の水路沿いに遊歩道が整備されているので、そこを歩いて戻ります。
この山肌からの転石の破断面を見ると白くて小さな粒が見える流紋岩のようです。
2022年05月04日 15:40撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
1
5/4 15:40
この山肌からの転石の破断面を見ると白くて小さな粒が見える流紋岩のようです。
川沿いに遊歩道が続きます。
2022年05月04日 15:43撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:43
川沿いに遊歩道が続きます。
車を停めていた白馬公園脇の空地に戻ってきました。
2022年05月04日 15:51撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 15:51
車を停めていた白馬公園脇の空地に戻ってきました。
帰りがけに岸田川沿いから観音山を眺めました。
2022年05月04日 16:01撮影 by  X-T30 II, FUJIFILM
5/4 16:01
帰りがけに岸田川沿いから観音山を眺めました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(レトルトハンバーグ) 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶300mL) スマホ(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) バッテリー 腕時計 手拭い
備考 カップラーメンとガス缶を持って上がりましたが、バーナーを忘れていて使えませんでした。結局レトルトハンバーグとシリアルバーで間に合わせました。

感想

 午前中に高校生の登山初心者と駟馳山に登った( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4245098.html )が、お昼過ぎには解散してしまったので、どこか軽く登れる山をもう一つ登ってみようという気分になった。分県登山ガイド「兵庫県の山」にも載っており、「ふるさと兵庫100山」にも選ばれている「観音山」が近くで、時間もあまりかからなさそうだったので、行ってみた。
 山陰海岸沿いに国道178号線を東に進むと、駟馳山から30分足らずで浜坂に着いた。ナビに従って川沿いの道を進むと「浜坂白馬公園」があり、整地されて駐車可能な広場があった。公園入口のトイレを借りて、歩く支度を始めた。広場から海岸の方へ続く道に「観音山登山道」と記された標柱が立っている。なぜ山を登るのに海岸方向へ進むのか、いぶかしく思いながら河口方向へ歩を進めた。
 岩塊の並ぶ波打ち際を少し進むと石造りの鳥居と小さな祠があった。そこで手を合わせてさらに進むと「観音山登山口」という標柱と、そこから続く山の斜面を上る細い道が目に入った。ルートは間違っていなかった。細くて斜度がきつく砂や土の浮いた道は滑りやすく、慎重に進む必要があった。ただ荒れた道は最初だけで、森の中に入るとよくある山の中の小道になった。常緑広葉樹の中低木が多く、周りは茂っているが道は明瞭な一本道で、山頂を目指して迷わず進めた。時折道の脇に石地蔵があり、この山が信仰の対象になっていることが伺い知れた。茂る木々のため眺望はあまりないが、時々遠くに海の青が見えたり、山頂の高まりを覗いたりすることができた。
 すぐに山頂になるだろうと思っていたが、最初思っていたより歩く距離は長く、山頂はまだかなあと思っていると、突然建物が現れた。相応峰寺圓通殿だ。思いのほか立派な仏堂だが、人の姿は無かった。地図を確認すると、山頂三角点はこの裏山のようだ。山頂を案内する標識は特に見つけられなかったが、堂の右横手から奥に進めそうだったので入ってみた。斜面を上がる細い道が見つかったので、そこを進むと、開けた場所にベンチとテーブルがあり、広場の中ほどには三角点の標石があった。周囲には木があるので展望は一部しかなかったが、浜坂港方向の山陰海岸を眺めることができた。
 下りは広い参道をゆっくり下った。勾配は緩やかだが、つづら折りになった道は上るのと同じぐらい時間がかかった。ふもとの寺院からは山の縁に掘られた水路脇の道を歩いて白馬公園へ向かった。
 気持ちの良い天気だったのでちょっとしたハイキングとして良いコースだった。山歩きが目的でなくお参りに来るお年寄りとかにはなかなかキツイ道かもしれないが、でもそれが「霊験あらたか」と感じさせるものなのかもしれない。浜坂は時々訪れることもあったが、いつも港の辺りをうろつくだけで、こんな霊山があるとは知らなかった。分県登山ガイド「兵庫県の山」掲載の数少ない県北の山の一つにこの観音山が紹介されているのも納得できた。山歩きの楽しみは自然観察だけでなく、文化と歴史を感じることでもあると実感できるコースだった。

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技術レベル
1/5
体力レベル
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