二子山〜父不見山

2022年05月06日(金) [日帰り]

• GPS: 08:58
• 距離: 23.4km
• 登り: 2,634m
• 下り: 2,802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:50

距離 23.4km 登り 2,641m 下り 2,823m

7:47 坂本バス停
8:03 8:12 二子山坂本登山口
8:57 9:04 股峠
9:27 9:36 二子山 東岳
9:55 9:59 股峠
10:17 11:01 二子山
12:28 12:31 三ッ石山
13:14 13:15 三岐山
13:35 13:37 矢久峠
14:08 坂丸峠
14:19 丸山
14:37 長久保の頭
14:45 14:52 父不見山
15:15 15:16 杉ノ峠
16:02 16:05 父不見山登山口
16:33 神流川公園・公共駐車場
16:37 万場バス停

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

行き　秩父駅→坂本
帰り　万場→新町駅

コース状況／危険箇所等

二子山から父不見山の県境尾根について：
二子山からの県境尾根への取り付きは、西岳西峰を東側から超えた辺りにあるが、わかりにくい。踏み跡が茂みに覆われ気味。北側斜面はほとんど断崖絶壁で下れる場所は一カ所しかないので、間違えようがないが、かなりの急斜面で多少疑心暗鬼になった。急下降の後、尾根に取り付く。尾根上は危険個所なし(二子山より断然安全)。しかし、道標は矢久峠まで無い(見当たらない)。尾根伝いに行けばよいのだが、尾根上にピークが多く、巻いて別の尾根に入ったり、ピークから下る方向を間違えたりした。ナビがこの時ほど有り難く思ったことはない。三ッ石山に消えかかった手書きの山名表示があり、その先は道迷いの心配はなかった。

写真

5/6 7:38

坂本バス停　スタート
小鹿野から終点坂本まで乗客は私と途中で降りたお婆さんだけ。廃線にならないことを願う。

5/6 7:49

これから登る二子山。

5/6 8:12

山道に入り、沢沿いに登る

5/6 8:45

沢を離れ、股峠への急登となる

5/6 8:57

股峠到着。まず東岳へ向かう。

5/6 9:12

イカリソウ (東岳登山道)

5/6 9:20

フデリンドウ (東岳登山道)

5/6 9:28

東岳から見た両神山。来た道を戻って西岳に向かう。

5/6 10:05

上級者コースと一般コースの分岐点。君子危うきに近寄らずで一般コースを進む。

5/6 10:26

西岳の東峰到達。これは西方面の写真。並んで座っている2人の背後が三角点のある西岳中央峰。その右後ろの尖ったピークが西峰。

5/6 10:39

東峰から見た東方面：東岳のスリリングな登攀ルートがよく見える。

西岳東峰からの360度の山座同定。春霞みがかかったが、遠方では、雲取山、和名倉山、唐松尾山、御座山、ぶどう岳、城峰山などが確認できた。

5/6 10:53

東峰を十分堪能したので西岳山頂(中央峰)はそのままスルーし西峰へ。

5/6 11:13

ちっちゃな花が岩陰にひっそりと。西岳登山道。

5/6 11:29

西峰を越えた所から叶山を望む。大分削られた。

5/6 11:32

県境尾根への取り付きを探す。写真では判りにくいがなんとなく踏み跡がある。遠方に父不見山が見える。ここを下る。

5/6 11:46

急斜面を下ると尾根に達する。

5/6 12:27

三ッ石山到着。ここまでで2,3度、県境尾根を外れてしまった。こまめなナビ確認が大事である。

5/6 12:32

県境尾根を示す杭が現れ始めた。有り難い。

5/6 13:38

矢久峠の観音様。峠にいたおじさんに熊がいると忠告された。

5/6 14:36

長久保頭に到着。幸い、熊に会わなかった。

5/6 14:50

父不見山到着。このベンチに座って二子山~父不見山踏破の感慨にひたる。しかし、目の前に若い檜の植林が迫っていて興冷めである。群馬側はこの写真のように自然林だが、埼玉側は山頂まで植林地にされ、由緒ある山をないがしろにしている。写真の説明板によれば、父不見山の'父'は平将門ということなのである。

5/6 15:15

杉ノ峠。祠と石塔があり、古い歴史を偲ばせる。万場方面へ下る。

5/6 16:28

神流川の清流と万場のこいこい橋。鯉のぼりの祭りは今年もコロナで中止とのこと。

5/6 16:35

万場バス停ゴール

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark III Canon

SH-M19 SHARP

感想

nyamada

深田久弥の”百名山以外の名山50”に、二子山と父不見山が選ばれている。この二座をつないで歩いてみた。
二子山は岩峰を幾つもよじ登る醍醐味と眺望の楽しみがあり、草花もある。名山に違いない。
父不見山は期待外れだった。深田氏は山頂で山岳展望にふけったそうだが(65年前)、現在は見晴らしが利かない。特に埼玉側の植林は度を越していると思う。古い峠道だった山道も大部分が植林地の中で、杉ノ峠以外その面影はない（少なくとも今回のルートに関してはであるが、、、）。