熊野古道小辺路 高野山〜熊野本宮大社（2泊3日）

2022年05月05日(木) ~ 2022年05月07日(土)

• GPS: 24:29
• 距離: 70.2km
• 登り: 3,890m
• 下り: 4,600m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:01

距離 17.4km 登り 767m 下り 914m

11:40 スタート地点
11:51 大滝口女人堂跡
12:21 12:22 薄峠
13:08 13:16 大滝集落東屋
14:13 14:14 水ヶ峰分岐
14:59 15:01 東屋
16:02 東屋
16:41 宿泊地

2日目

• 山行: 11:12
• 休憩: 1:10
• 合計: 12:22

距離 35.2km 登り 1,945m 下り 2,483m

5:02 宿泊地
5:23 大股登山口
6:09 6:10 萱小屋
6:50 6:51 桧峠
7:31 7:43 伯母子峠
8:30 8:31 上西旅籠跡
10:46 11:13 三田谷バス停
11:26 三浦口バス停
13:01 13:11 三浦峠
15:14 西中バス停
15:18 15:35 西中の公衆電話
15:52 15:53 河合神社
17:04 十津川温泉 昴の郷
17:24 宿泊地

3日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:30

距離 17.6km 登り 1,182m 下り 1,247m

7:08 宿泊地
7:32 7:33 十津川温泉 昴の郷
7:55 果無登山口
8:20 果無集落
9:24 9:31 観音堂
9:55 果無峠
11:22 七色分岐
12:22 12:23 八木尾バス停
13:34 13:35 三軒茶屋跡
14:19 14:33 熊野本宮大社
14:38 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行きの東京から高野山へは、東京発始発の新幹線（6時発）にて向かう。
帰りの熊野本宮からは、バスで紀伊田辺駅行に向かう（2時間）。

コース状況／危険箇所等

崩落個所も数カ所あり。ひどい場所は通行止めで迂回路があり。
基本的に案内が多いため、道迷いの心配はありません。

その他周辺情報

宿泊で歩く人は、三浦口での宿泊先を予約ができた上で計画を立てるのが良いと思います。農家民宿が２軒しかありません。

写真

5/5 10:29

極楽橋からケーブルカーにて高野山へ

5/5 11:01

高野山は山全体がお寺で雰囲気があります。

5/5 11:38

ここを右に曲がります

5/5 11:38

5/5 11:42

林道を登る

5/5 11:49

ろくろ峠

5/5 11:49

5/5 11:53

5/5 11:57

杉林が続きます。

5/5 12:01

5/5 12:04

5/5 12:04

5/5 12:10

5/5 12:12

5/5 12:13

山が深いです

5/5 12:16

小辺路は、全体を通してこのような小石が多く足がとられます。

5/5 12:22

5/5 12:22

5/5 12:24

5/5 12:29

5/5 12:39

5/5 12:49

集落の横を通ります。

5/5 12:50

5/5 12:53

5/5 12:54

5/5 12:54

5/5 13:00

5/5 13:07

熊野古道は全体的に、集落に差し掛かると民家の庭や軒先を通る道が多く、最初は戸惑いました。

5/5 13:15

このような東屋があるため、テント泊で行く人はこういった東屋でテントを張ると良さそうです。

5/5 13:15

5/5 13:42

アスファルトの林道

5/5 14:03

5/5 14:03

5/5 14:15

目的地の大股はまだ先です。

5/5 14:15

5/5 14:22

5/5 14:33

5/5 14:41

5/5 14:51

5/5 15:22

5/5 15:22

5/5 15:29

5/5 15:34

5/5 15:34

5/5 15:45

5/5 16:15

ようやくアスファルトの道に出て、初日の宿泊先の「かわらび荘」はもうすぐです。

5/5 16:15

5/5 17:54

アマゴが美味しく、鍋も〆のご飯も美味しくいただきました。
この日は、4組の宿泊者と食事をしました。
女将さんの昔話も楽しく聞きながらの食事でした。

5/5 19:10

グレートラバースの田中陽希さんも2回泊まったみたいです。

5/6 5:01

お世話になりました。
ここはお風呂が無いので、近くの日帰り温泉まで車で送り迎えしてもらえます。
また、洗濯機も自由に使えるので早速洗濯をしました。

5/6 5:20

さあ、二日目出発です。
伯母子峠と、三浦峠を越えていきます。

5/6 5:20

5/6 5:25

5/6 5:56

5/6 6:07

自由に使える小屋も点在していて、泊まっている

5/6 6:07

小屋の横には休憩スペースもあります。

5/6 6:09

5/6 6:46

5/6 6:51

5/6 7:13

5/6 7:30

5/6 7:30

5/6 7:30

5/6 7:30

5/6 7:47

5/6 7:50

5/6 8:07

5/6 8:27

昔集落だった跡が、点在しています。
昭和初期ぐらいまでは人がいた集落跡が多いです。
歩いていて少しだけ平地がある場所はだいたい、茶屋や旅籠があった場所みたいです。

5/6 8:27

5/6 8:27

5/6 8:28

旅籠　上西家跡

5/6 8:44

5/6 8:49

5/6 9:09

5/6 9:15

5/6 9:15

5/6 9:38

5/6 9:38

5/6 9:57

5/6 10:03

まだまた続きます。

5/6 10:03

5/6 10:12

5/6 10:42

伯母子峠も終了！

5/6 10:42

5/6 10:43

5/6 10:44

5/6 11:13

民家の庭にトイレが他の箇所もありました。

5/6 11:13

5/6 11:17

腰抜田？

5/6 11:19

5/6 11:19

5/6 11:20

5/6 11:22

5/6 11:26

5/6 11:26

5/6 11:27

この橋が一番怖かったです。揺れは少しですが、足元が格子になっているので、下が丸見えで足元は見ないようにして渡りました。

5/6 11:27

5/6 11:34

集落の横を通るルートで、雰囲気があります。

5/6 11:35

のどかな景色ですが、全て空き家です。

5/6 11:35

5/6 11:37

自分の想像する古道らしい、石畳になりました。

5/6 11:39

5/6 11:41

5/6 11:46

5/6 11:50

5/6 11:51

樹齢500年の杉の木。防風林みたいです。

5/6 12:21

5/6 12:38

5/6 12:38

5/6 12:38

三浦峠はゆるやかに登るルートです。

5/6 12:42

5/6 12:43

5/6 12:46

5/6 12:59

5/6 12:59

5/6 12:59

ようやく三浦峠に到着。ここにも東屋とトイレがあります。

5/6 13:09

5/6 13:30

5/6 13:50

5/6 14:08

5/6 14:08

5/6 14:08

5/6 14:11

5/6 14:18

5/6 14:39

5/6 14:51

5/6 14:54

5/6 14:54

5/6 15:11

このルートは崩落で立ち入りが禁止されている場所でした。
危ない場所だな〜と思いながら、下が崖なので本当に危ない思いをしました。抜けた先に改めて立ち入り禁止の看板が…。
見落として入ってしまっていました。
道理で、タケノコが多く、みんな取らないのかなと疑問に思いましたが理由がわかりました。

5/6 15:13

ここで山道が終了です。
アスファルトの道を7KM進みます。

5/6 15:14

5/6 15:14

5/6 15:15

5/6 15:15

5/6 15:45

5/6 15:45

5/6 15:49

5/6 15:49

5/6 15:51

5/6 15:52

5/6 15:52

5/6 15:52

5/6 15:53

5/6 15:54

5/6 16:15

5/6 16:15

5/6 17:13

5/6 18:14

5/6 18:26

宇宙エネルギー？？　ただの床屋さんでした。

5/6 18:26

本日泊まる、「民宿やまとや」です。
ここは受付と食事をする場所です。
宿泊は少し先になります。

5/6 18:28

アマゴと釜めしでした。今日も美味しくいただきました。

5/6 18:54

十津川は、川の色が少し青みがかっているのが特徴みたいですね。

5/6 18:58

泊まった部屋からも川が見えます。

5/7 5:21

早朝の十津川。

5/7 6:53

今日で最終日。熊野本宮に向けて、朝食を食べて早速出発です。

5/7 6:54

食事をする場所からの眺めが良かった。

5/7 6:55

5/7 7:08

今日も青い色できれいです。

5/7 7:08

5/7 7:15

今まで、集落跡をさんざん見てきたので、都会に来たようににぎやかに感じてしまいます。

5/7 7:15

おばあさんに「頑張って！」と声をかけられました。

5/7 7:15

5/7 7:17

5/7 7:18

5/7 7:30

果無峠に向けて、昴の郷に戻りますが、なんとつり橋が修繕中で、2022年6月中までは通行できないようです…。
その事を知らずに向かっています。

5/7 7:30

広々とした場所です。

5/7 7:33

5/7 7:33

トンネルを潜り抜けると。

5/7 7:34

5/7 7:37

つり橋があります。

5/7 7:38

なんと！通行禁止。
もと来た道を戻ります。

5/7 7:48

5/7 7:53

5/7 7:53

ようやく果無峠の入り口に着きました。
40分ぐらい時間をロスしました。

5/7 7:58

石畳で古道らしい雰囲気です。

5/7 8:02

5/7 8:10

木の合間から、十津川がキレイです。

5/7 8:10

5/7 8:16

今回、楽しみだった「果無集落」（はてなし）に到着。
名前がなんとも素敵です。
ここは「にほんの里100選」に選ばれています。

5/7 8:18

山に水田があります。

5/7 8:18

この三日間で、すでに廃れた集落や、活気が失われた集落を見てきたので、桃源郷に迷いこんだようです。

5/7 8:18

5/7 8:18

5/7 8:18

非常に手入れがされています。

5/7 8:18

5/7 8:19

5/7 8:19

5/7 8:19

5/7 8:20

5/7 8:21

とても有名なアングルです。

5/7 8:21

5/7 8:21

5/7 8:24

果無集落を抜けて、峠を目指します。
とても気持ちの良い集落でした。

5/7 8:29

5/7 8:31

5/7 8:31

5/7 8:33

5/7 8:33

5/7 8:34

5/7 8:34

道すがら、「西国三十三観音」があります。

5/7 8:35

5/7 8:54

5/7 8:55

ここに、雨水だけで作る田んぼがあったみたいです。
雨の多い地域ならではです。

5/7 8:55

水田があった場所だけあって、開けています。

5/7 8:55

5/7 8:55

5/7 8:57

5/7 9:02

山口茶屋跡

5/7 9:02

5/7 10:28

5/7 10:58

5/7 12:53

サーバーの容量がオーバーで一気に写真が飛びました。
果無峠を抜けて、アスファルト道を進んだ先の「道の駅」にて
カレーを食べました。生き返ります。

5/7 14:41

熊野本宮に到着！

5/7 14:42

5/7 14:43

慌ただしく、バス亭に向かい帰路に。

撮影機器：

GR II RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XR Apple

感想

kshgyy

●前から歩いてみたかった熊野古道の小辺路。
いろいろと調べると、通常は3泊4日が一般的です。二日目の三浦口での宿泊施設が農家民宿の2軒しかなく、既に予約でいっぱいでした。
テント泊しながらとも考えたのですが、どうしても身軽に歩きたいので民宿に泊まることを考えました。
下記のように、大股から十津川温泉まで一気に歩くことにしました。
・高野山〜大股（16.8km)　⇒1日目
・大股〜三浦口（15.9km）⇒2日目
・三浦口〜十津川温泉（19.2km）⇒2日目
・十津川温泉〜熊野本宮大社（15.0km）⇒3日目

個人的には、一日に40kmぐらいは歩いたことが無く不安だったので、
近くの川の土手沿いを練習として40km歩きましたが問題ありませんでした。
数字としての距離の不安はなくなりましたが、本番は山道なのでゆっくり歩けば大丈夫だと判断しました。

●初日の大股を抜けるあたりの山道で石につまずき転倒して捻挫をしてしまいました。あまりの痛さに足を引きずりながら宿に。
翌日はリタイヤして自宅に戻ろうかと思いましたが、翌朝にテーピングでがっちり固めれば歩けそうだったので、予定通り行く事にしました。
次回は、ハイカットの登山靴と、アスファルトを歩くための靴と二足持って行く事にします…。

●参考資料
・十津川村公式サイト
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/aruku/

・小辺路ルートマップ（十津川村作成）
　⇒ほぼこのマップだけで歩きました。
　　水場、自販機の箇所なども記載がありとても便利でした。
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/aruku_kakenukeru/pdf/pdf05.pdf


●3日間を通して、特に1日目と2日目はほとんど人に会う事がありませんでした。
案内も充実していて、とても歩きやすく整備されているので勿体ないと思いました。
昔の人と同じ道を歩いて行けたので、江戸時代の道を歩いているように思え非常に楽しい3日間でした。
次回は更にハードですが、大峯奥駈道にチャレンジしたいです。

コメント

munerin@kobe

こんにちは。
長谷川の釜めし、素朴な味でおいしいですよね！個人的にはお漬け物が特に
絶品でした。

kshgyy

munerinrinさん

コメントありがとうございます。
釜めしは素朴な味で、漬物も美味しかったです！
自分はきゃらぶきがとても好みでした。
ここの座敷から見える景色は気持ちが良いですね。