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Yamareco

記録ID: 4271397
全員に公開
雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

残雪の火打山 快晴のパノラマビュー😍

2022年05月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:13
距離
15.3km
登り
1,295m
下り
1,287m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
0:30
合計
8:12
距離 15.3km 登り 1,295m 下り 1,296m
4:14
64
5:18
5:21
132
7:33
7:34
16
7:50
83
9:13
9:37
40
10:17
15
10:32
10:33
78
11:51
11:52
33
12:25
1
12:26
ゴール地点
雲のない北アルプスを拝みたくて、まだ暗い早朝に出発。ヘッドランプなしでも問題なし。今回は景色さえ楽しめればいいので、時間はあんまり気にしていません。
撮影と称して、休憩しながらの登山です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
火打山登山口駐車場には、真っ暗な早朝に到着。前日より登っている方が1台。
キャンプ場側の駐車場にはトイレあり。(現在使用できるが、シーズン前なので管理が行き届いていない様子)
下山時にも駐車場の空きがあるので、今の時期は空いています。
コース状況/
危険箇所等
前日来のトレースが残っており、歩きやすい。
早朝は雪面が締まっていたが、太陽が当たる頃にはグズグズになってしまった。

(1)登山口から黒沢橋
黒沢橋までの森林地帯には、ピンクテープがあるが、数が少ない。
天候が悪化する際には、見逃してしまう危険もある。どこを見ても同じような景色が続くので、現在地の確認が必要。
以前、地形図では見えない沢を渡る橋を見逃して、上流部まで進んでしまったこともあり、トレースだけを信じない方が良い。GPSログで場所を確認できれば◎

(2)十二曲がりまで
黒沢橋を通過すると十二曲がりに入る。渡った先左に冬期ルートのピンクテープがあるので、藪をかき分けて登る。自分は夏道を這い上がった後、トレースに戻った
十二曲がりは歩きやすい場所を登るといった感じ。夏道は雪の下で気配もない。
急坂なので、雪で倒れた木を避けながら稜線へと登るルートとなる。
以前、直登ルートをとってしまい、余りの急坂でピッケルなしでは登れなかった。
登っていく途中、右側へ曲がりながら尾根に出ると比較的楽に登れる。
左側に進むと急坂である。

(3)富士見平まで
尾根に出ると一転して雪がない大きな岩をアイゼンのまま、よじ登るルートがしばらく続く。
その後、森林地帯に入ると雪が残っていて、急坂を登り終えると広々とした富士見平の雪原へと至る

(4)高谷池ヒュッテまで
黒沢岳山腹をトラバースする。難しくはないが、滑落しないように注意。
一旦下って、登り返すと高谷池ヒュッテに到着。
小屋の北側やトイレ棟は、半分雪で埋まっている。テント泊を楽しむ方も多い。
高谷池は一面の雪原。どこでも歩けますが、雪面にヒビが入り始めていました。

(5)天狗の庭まで
高谷池を直登し、天狗の庭に下る。広大な天狗の庭をどこでも歩くことができた。
但し、ここも雪面にヒビが入っているところがありました。

(6)火打山山頂まで
夏道には出ないで、山腹をトラバースします。当日は雪面が柔らかいのでピッケルを使用しませんでしたが、条件次第では必要になります。
急斜面なので、滑落注意。
山頂直下も夏道みたいにジグザグせず、直登します。当日は、既に雪面がグズグズ。
何度も休みながら頂上を目指す。頂上広場は雪なし。
まだ暗い登山口を出発
まだ暗い登山口を出発
薄暗い森を進む
どこを見ても同じような景色が続く
薄暗い森を進む
どこを見ても同じような景色が続く
ここは以前渡りそこなった橋
今は雪の下だが、水の流れる音が聞こえるので、踏み抜かないように注意が必要
ここは以前渡りそこなった橋
今は雪の下だが、水の流れる音が聞こえるので、踏み抜かないように注意が必要
黒沢橋に到着
十二曲がりの急登に突入
トレースを探り、歩きやすい場所を登っていく
十二曲がりの急登に突入
トレースを探り、歩きやすい場所を登っていく
今日は雪が緩いので、ピッケルなしでも大丈夫
今日は雪が緩いので、ピッケルなしでも大丈夫
尾根が見えてきた。ここから直登する
左側にもルートがあるが、急坂となる
1
尾根が見えてきた。ここから直登する
左側にもルートがあるが、急坂となる
尾根に出た!
高妻山が朝日を浴びて、おはよう!
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尾根に出た!
高妻山が朝日を浴びて、おはよう!
尾根にはこの標柱あたりに出た。
もう少し下ると夏道の十二曲がり看板がある
尾根にはこの標柱あたりに出た。
もう少し下ると夏道の十二曲がり看板がある
雪のない岩道をアイゼンのままよじ登る
雪のない岩道をアイゼンのままよじ登る
北アルプスの白馬岳方向が良く見える🥰
2
北アルプスの白馬岳方向が良く見える🥰
しばらく森の急登を歩く
しばらく森の急登を歩く
トレースを辿って登る
1
トレースを辿って登る
富士見平の大雪原に到着
正面に黒沢岳
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富士見平の大雪原に到着
正面に黒沢岳
山腹をトラバース
1
山腹をトラバース
火打山、影火打、焼山が連なる
2
火打山、影火打、焼山が連なる
焼山の隣はまだ真っ白な金山
1
焼山の隣はまだ真っ白な金山
高谷池ヒュッテ到着
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高谷池ヒュッテ到着
高谷池を直登し、振り返ると妙高山がチラリ
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高谷池を直登し、振り返ると妙高山がチラリ
この下は「天狗の庭」
夏には火打山を逆さ火打山として映し出してくれる
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この下は「天狗の庭」
夏には火打山を逆さ火打山として映し出してくれる
広い雪原だが、ヒビが入り始めている
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広い雪原だが、ヒビが入り始めている
手前の山腹をトラバースしながら、高度を稼ぐ
1
手前の山腹をトラバースしながら、高度を稼ぐ
急登一直線
中々、進まない
絶景だが、滑落注意
2
絶景だが、滑落注意
最後の試練、イジメのような直登が待ち構える
最後の試練、イジメのような直登が待ち構える
今年も来たぞ!火打山
お隣の焼山、左下に百名山 雨飾山も見える
2
今年も来たぞ!火打山
お隣の焼山、左下に百名山 雨飾山も見える
後立山連峰の名山が鎮座しております
3
後立山連峰の名山が鎮座しております
白馬岳アップ
五龍岳への稜線
遠くの槍穂高連峰
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遠くの槍穂高連峰
高妻山、乙妻山
手前、黒姫山、後ろに飯縄山
4
手前、黒姫山、後ろに飯縄山
お隣の妙高山
素晴らしい眺望でした
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素晴らしい眺望でした
また来ます
最後に超広角でパチリ
2
最後に超広角でパチリ
山座同定
妙高山から右方向へ
1
山座同定
妙高山から右方向へ
高谷池ヒュッテに降りてきました
昨年はあった看板とオブジェがありませんね
また飾ってくれるのでしょうか?
高谷池ヒュッテに降りてきました
昨年はあった看板とオブジェがありませんね
また飾ってくれるのでしょうか?
以前、テント泊した際にここから水が染み出ていて、とてもありがたかった。
以前、テント泊した際にここから水が染み出ていて、とてもありがたかった。
一気に下山しました。
お疲れ山でした👋
一気に下山しました。
お疲れ山でした👋
最後に、朝は真っ暗だった笹ヶ峰が素晴らしい景色となって、ドライブ気分を楽しめました
詳しくはおまけ動画を参照
最後に、朝は真っ暗だった笹ヶ峰が素晴らしい景色となって、ドライブ気分を楽しめました
詳しくはおまけ動画を参照

感想

残雪期の火打山、北アルプスの景色を見たくて、真っ暗な駐車場に到着。暗い早朝から出発です。

熊も出没するエリアなので、周囲をドキドキしながら見回す。以前トレースを辿って途中の橋を渡らずにルートミスしたことがあるので、慎重に現在地を確認しながら登っていく。
黒沢橋の先は十二曲がりの急登。今回は無事に通過。岩場の難所を突破し、森の中を黙々と登ると富士見平の大雪原に到着。今日は富士山見えなかった。
高谷池ヒュッテを通過。高谷池を直進し、天狗の庭を突っ切って急登に取り掛かる。
結局ピッケルは使用せずにお守りになりました。
硬い雪面でアイゼン引っかけるなどで滑落する恐れもあるので、注意が必要。
残雪期ルートは直登オンリー。へばりながらも今年初めての火打山到着。

念願かなって、周囲の山々、特に北アルプスの眺望を楽しみました。
しかし、今年も願叶わず、雷鳥様にはお会いできませんでした。
見かけた方は、白黒半々の状態だったそうで。また来年チャレンジかな?

詳しくは、まとめ動画をご覧ください。




下山後、朝は真っ暗だった笹ヶ峰が、素晴らしい春景色だったので、ドライブ気分でお楽しみください。


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