快晴無風の乾徳山・黒金山ハイキング（徳和から周回）

2014年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,511m
• 下り: 1,498m

コースタイム

通算所要時間　6時間30分（休憩を含む）

5:20徳和 ー 5:42登山口 ― 6:02銀晶水 ― 6:35錦晶水 ―6:41 国師ケ原 ― 7:03扇平 ― 7:38乾徳山7:47 ― 8:32笠盛山 ― 9:01大ダオ分岐 ― 9:06黒金山9:21 ― 9:53大ダオ ― 11:50徳和

【主な所要時間】
徳和―乾徳山　　2:18
乾徳山―黒金山　1:19
黒金山―徳和 2:29

天候

文句なしの快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

徳和駐車場利用（協力金500円）

コース状況／危険箇所等

◆徳和〜乾徳山
歩きやすいルートです。勾配、雰囲気、文句なしの好コース。
扇平からが少し岩場で慎重さが必要かな・・

◆乾徳山〜黒金山
まだ残雪多く難儀しました。ヤブコギ状態で「まだ時期尚早」
道標はほとんどなく、リボンとナンバーの板だけが頼りです。

◆黒金山〜大ダオ〜徳和
この季節は荒れており、もうマイナーコースの「極み」
道迷いの恐怖に耐えられる人のみが歩くべし

写真

4/12 5:20

5:20徳和をスタート
駐車場は協力金500円

4/12 5:42

約20分集落の中＆林道を歩いて、登山道

4/12 6:02

そこそこの勾配の登山道をそこそこ歩いて、銀晶水
水がチョロチョロ

4/12 6:34

4/12 6:35

4/12 6:36

樹相も嫌いじゃない

4/12 6:40

乾徳山の頂上じゃないけど、その方面

4/12 6:41

国師ケ原は、登山ルートの合流地点
小屋は撤去されていた。

4/12 6:53

扇平の直前は急勾配
振り返ると、富士山が見えるようになる

4/12 6:53

富士山、本日最初のアップ写真

4/12 6:54

南アルプスも良く見えた

4/12 6:54

仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳

4/12 6:54

奥のちょこっとは、塩見かな？

4/12 6:59

南アルプス全景

4/12 7:00

高見岩
今日は、岩の上には登りません

4/12 7:00

いいでしょう？

4/12 7:01

乾徳山まであと少し

4/12 7:03

扇平から奥秩父方面を撮影

4/12 7:03

大菩薩方面

4/12 7:04

扇平からの富士山

4/12 7:05

高見岩方面の好展望も見納めです。

4/12 7:06

さて、最後の急坂に喘ぐこととするか・・

4/12 7:18

ここから先は残雪が登山道を覆う

4/12 7:23

髭剃岩

4/12 7:23

高度を上げるごとに、富士山が浮かび上がってくる・・

4/12 7:23

結構な勾配なんだよな

4/12 7:24

こういう構図もできる山

4/12 7:25

4/12 7:25

4/12 7:25

4/12 7:26

乾徳山は岩の山

4/12 7:33

青空が青い

4/12 7:35

最後の鎖場
ストックをしまうのが面倒くさいので迂回路で登る。

4/12 7:38

乾徳山到着

4/12 8:17

乾徳山からの南アルプスです。

4/12 8:22

黒金山の中間点にある笠盛山

4/12 8:22

雪が多くて、結構、大変

4/12 8:24

今年は雪が多かったようで、樹林の中は荒れていた。

4/12 8:24

残雪で「底上げ」枝が顔を突き刺す

4/12 8:44

振り返って、乾徳山

4/12 9:07

ようやく黒金山

4/12 9:07

黒金山から奥秩父

4/12 9:07

黒金山正面の奥千丈岳？かな？
国師ケ岳？

4/12 9:07

富士山もかろうじて見える

4/12 9:07

黒金山からの富士山アップ

4/12 9:08

南アルプスの白根三山
右から北岳、間ノ岳、農鳥岳・・だと思う

4/12 9:08

右が甲斐駒ケ岳、左が仙丈ケ岳

4/12 9:08

南アルプスの南側
山名は、自信なし・・

4/12 9:17

バ○○の会とは縁もゆかりもありませんが、お世話になったので、一枚撮りました。

4/12 9:19

こんなのも一枚

4/12 9:19

ケルンもある

4/12 9:19

パノラマ写真

4/12 9:21

金峰山のあたまも見える

4/12 9:22

さて、徳和に下るか

4/12 9:30

残雪で道がわからず、さまよいながら下っていく

4/12 9:31

この残雪量、わかりますか？

4/12 9:43

大ダオ方面の途中から振り返って一枚

4/12 9:43

右のポコが乾徳山

4/12 9:48

もう、道がわからないのなんのって・・

4/12 9:52

大ダオにきた

4/12 9:53

雪がまぶしい

4/12 9:53

大ダオからの富士山

4/12 9:53

富士山アップ

4/12 9:53

広い空ともさよならです

4/12 9:53

徳和の看板は青いです

4/12 9:53

大ダオの雰囲気が好きです
遠いけど・・・

4/12 9:54

さて、長いくだりを歩き出すかな・・

4/12 9:54

乾徳山と黒金山に至る尾根

4/12 9:54

真正面が下山道

4/12 9:55

残雪が汁椀をひっくり返したような形状で、滑落した、2mくらい・・

4/12 9:56

笹の道が気持ちいい

4/12 10:02

でも、道がわからない
獣道も交差しているし・・

4/12 10:08

少し過ぎると、水が出て、沢沿いの道開始

4/12 10:10

全編、こんな林の中を歩く

4/12 10:11

死体発見
鹿の下半身は食べられている・・
自然の摂理・・ですね

4/12 10:20

やはり、寒いということで、ツララがすごい

4/12 10:29

道が広い場所もあるけど、ほとんどは、リボン頼りの登山路です。

4/12 10:58

うんていが見えると、登山道はおしまい
あとは、林道あるき

4/12 11:00

林道歩きが意外と長い・・

4/12 11:45

もうすぐ、5月
こいのぼりがあがっていました

4/12 11:50

徳和の「帰雲亭」

4/12 11:50

入り口には、閉店の張り紙が・・・
毎年、ふきのとう、たらのめなど、山菜天ぷらそばを戴くのを楽しみにしていました。

4/12 11:51

最後に振り返って一枚

4/12 12:04

まだ、桜が満開

4/12 12:07

桃畑も、満開とまではいかないが、きれいです。

4/12 12:09

桃の花アップ

4/12 12:11

桃の花と富士山のあたま

4/12 12:13

乾徳山を撮影

4/12 12:28

塩高通りにある、窪田精肉店。ここの「馬刺し」は絶品。その場でスライスしてくれる、良心的な店。日曜日は休み。

4/12 12:38

春満喫のハイキングでした。

撮影機器：

EX-ZR200 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

MUSICA001

大パノラマと桃源郷
この要件を満たすのは、この時期の乾徳山です。

最初1時間くらいは樹林帯の中を歩きますが、勾配もほどよく苦になりません。
国師ヶ原から先は、尾根歩きの様相を呈し、急坂を登って、
振り返れば富士山や南アルプスが良くみえます。
塩山の「盆地」が好展望をもたらしてくれます。

高見岩や扇平あたりは、牧歌的な雰囲気を見せてくれます。
奥秩父の山々も見えるようになり、気持ちの良い場所です。

扇平から先、乾徳山までが、岩場の樹林帯と鎖場と、この時期は残雪と・・
「頂上の大パノラマ」という楽しみの前の苦労というところでしょうか？
それも、そんなに長くは続かず、思ったよりもあっという間に終わってしまいます。

乾徳山頂上は、360度の大パノラマ
天気が良ければ、富士山、南アルプス、金峰山、奥秩父の山々がぐるっと
見えます。

この日は、早く頂上到着したし、快晴無風の好条件。
残雪が気になりましたが、黒金山を目指すことにしました。

黒金山は、昨年歩いて、その魅力に取りつかれてしまいました。
人気の乾徳山の北にある、隠れた「名山」。
奥千丈岳方面の展望がいいんだな。

ヒトの手があまり入っていないというのも、気に入っている理由です。
プチ「サバイバル登山家」の雰囲気を少しだけ味わえる場所です。

今日は、残雪が多く、地面が上がっていて、ヤブ漕ぎが大変なことになっていました。
目印の木についてリボンが足元にある状態・・・

幸い、残雪が多く地面全体を覆い、木の根っこと格闘する必要がありません。
加えて、その雪がほどよく締まっていて、歩きやすいったらありゃしない。
アイゼンを装着しなくても、急坂を登ることができました。

黒金山は、なんてことのない山ですが、私は好きです。

黒金山からの下山ルートは、大ダオ経由で沢沿い徳和に向かいます。
大ダオまでが、これまた、分からない・・・
とにかく「感」が頼りのハイキングです。

大ダオからの下りも、これまた、分かりにくいコース
途中、鹿の死骸がありました。
食べられるために死んだのか、死んだから食べられたのか・・・
下半身は、骨になっていまいした・・・。

春のハイキングを満喫しました。

下山後、桃の花を車の中から眺め、馬刺しを買って帰りました。

悲しむべきは、徳和の蕎麦屋「帰雲亭」さんが、閉店していたことです。
やさしいおばあさんが、おいしいそばを作っていたのに・・
もう、食べられないと思うと、残念でなりません。
団塊の世代が若いころは、夜行電車で来る沢山登山者がいて、
蕎麦屋も繁盛したそうです。
おばあさん、長い間、お疲れ様でした。

コメント

yo-fu

花より団子
桜も綺麗、桃のピンクも可愛いですね。
青空と富士山と桃の花、最高です。
でも、写真を見ていたら、天ぷら蕎麦と馬刺しと桃が食べたくなりました(笑)

MUSICA001

Re: 花より団子
yo-fuさん、コメントありがとうございます

乾徳山は、百名山ではないけれど、頂上の眺めは
最高です。
馬刺しも、良い店のものは、美味しいです。
機会があれば、ご案内します。
でも、有名なのは、やはり甲武信ケ岳ですか？
それとも深田久弥終焉の地、茅ヶ岳なのかなあ。

またよろしくお願いいたします