甲武信ヶ岳(毛木平〜なめ滝〜三宝山〜十文字峠)テント泊
- GPS
- 15:38
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:41
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:20
小休憩時のログ停止忘れ等あり。アンドロイドとiPhoneのヤマレコアプリを往復でそれぞれ繋いで、復路は地名付GPXファイルで繋いだので復路は別途に地名が入ってしまっている。
天候 | 曇り〜雨〜山頂付近みぞれ、翌日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水源地標〜甲武信小屋は残雪あり、 甲武信小屋〜尻岩手前まで残雪あり |
その他周辺情報 | バスは始発終着バス停以外は手を上げないと停まりません。梓山バス停に山崎ストア(7時から19時まで営業)あり。 梓山バス停〜毛木平までは徒歩1時間ちょっと。舗装路8割。行きは登りになるのでタクシー推奨。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
雨具
ザックカバー
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
ストック
ナイフ
テント
シェラフ
携帯トイレ
|
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感想
日帰りは無理なので計画ばかりで進まなかった甲武信ヶ岳。当初は西沢渓谷から行く予定が平日はバスがなく、登りもきついようで断念。槍ヶ岳以来のテント装備縦走なので慎重を期した。楽な道選んだだけだけど。早く出発したかったので小淵沢で前泊。
てんきとくらすなどの予報はあまり当てにならず雨予報でもその翌日は晴れ、訓練にもなると決行。当日は麓はもちろん山頂付近までは雨はなかっんだけど。でも麓からみると上は完全にガスってたから当たり前だけど。
信濃川上駅は改札ではスイカなど使えないので注意。駅は大人の休日倶楽部の撮影に使われて風情があります。バスは登山客なし。小学生3人しか乗ってなかった。このへんの小学校はヘルメット着用のようだった。
梓山バス停到着。近くにヤマザキストアあり、あんパンを調達。おにぎり欲しかったけど。毛木平までちょっと登ってそれから畑を僅かな登り勾配を進む。たいしたことないとは言っても行きは登りなんでタクシー推奨ですね。でもバス停途中からは迎車は無理かもで、駅から予約してだと7000円近くかかるから悩んじゃうかも。畑沿いの道はとにかく軽トラ、トラクターなどの車両がよく通ってた。
毛木平で軽食。宿でも朝食食べなかったから。いよいよ出発。出発すぐに登山者とすれ違う。これ以降は誰にも会わなかった。
ひたすら沢沿いを、離れたり近づいたりもした。初心者コースなので登りはきつくなり。沢沿いだからたまにあぶないところもある。それでもテント装備はきつい。のんびりなめ滝へ到着。小休止後にちょっと小粒な雨が当たるようになったので上下河童を着て出発。ここから水源地標までがとにかく長かった。途中残雪で固まってる所もあったのでチェーンを装着。残雪を加味してもログは相当標準をオーバーしていた。
水源地標を通過後急登なのだが、シャリバテしてきたようで途中軽食をとる。テルモスのお湯が少ない為、沸かす。これが結構手間食った。テルモスには常にお湯いっぱいあるべきなのでモンベルで小容量のがあったからカップ麺専用に買うつもり。
そしてどんどん登っていく。さすがにテント装備ではこの登りはきつかった。一度登り切ってまた登っては繰り返し。展望もみえなかえればテンションも高まりません。岩場を抜けて登ってようやく到着。むろん景色は望めません。それでも満足感はありました。これで秩父多摩甲斐国立公園の百名山は制覇しましたってことで。
さてすぐ甲武信小屋へ向かいます。下ってすぐ到着しましたがけっこうつづら折りの下りがきつかった。明日朝雲が晴れれば再登頂しようと思いましたがあれをまた登るのが嫌になって縦走の体力を残そうとだらけた理屈で断念しました。また楽な道選んでるけど。
小屋に到着。泊り客、テント客ともになしで自分だけでした。GW後、雨予報だから余り前ですが。
いやさすがに寒かった。ソフトシェルは1枚少し湿ってしまい。吊っておいたがすぐ乾くはずもない。カッパは上は濡れまくってて袋にいれてしまったまま。この2着がないのはきつかった。バーナーに網でたまに暖をとりましたが、眠れないし小屋にでウイスキーを買ってきた。消灯後でもお金は箱に入れれば商品とっていっていいと言われたので。また、結露がひどかった。テント内部でも濡れには注意だし、予備の防寒着も必要ですね。シュラフカバー持参しているが初めてその重要性に気付いた。後に1枚はそこそこ乾いたので着てしのいだけど。
もぞもぞして一度起きて軽食をとったが2時間程しか熟睡できませんでした。しかし翌朝は気持ちのいい晴れ。塩ラーメンにあらびきウインナーの朝食後、撤収にかかります。1リットル100円の水を補給後、出発しました。
出発からすぐ残雪。おっとととチェーンを装着。ここから三宝山の登りが一番きついとおもってたのですが、三宝山〜武信白岩山〜大山とそれぞれ登りが普通にありましたね。披露した足にはそれぞれ難儀しました。なにせ槍以来のテント装備縦走ですからそのせいもあるかも。
途中膝痛がひどくなり、持参したマグダビッドサポータを装着。一度は本気で十文字小屋に泊まって休もうかと思ったくらいです。なるほどご老体がよく疲労で動けなくなって救助されたってニュースみるけど、こういうことかもと納得して笑ったくらい。
まあそれにしてもバス便は遅くまであるし、のんびりいけばいいと一念発起して進んだら膝痛もひどくはならなかった。途中展望が楽しめてテンション上がったのもいい影響だったかも。バス便とかなくなったらヤバいから時間気にしなくていいのは一番いいですね。まあ非常時は駐車場でもどこでもビバークすればいいけど。口で言うのは簡単だけどしたくはないから。
三宝山は展望が樹木にさえぎられて望めず、唯一岩の上で富士山望めました綺麗でした。武信白岩山は頂上は登頂禁止で岩を巻いただけ、展望は少しあった。ここで4人組パーティとすれ違う。以降駐車場手前まで誰とも会ってません。車はけっこう駐車してたけど、会わなかったのはみな沢沿いコースを選んだんでしょうね。
大山は今回もっとも展望のよかった場所だった。テント装備ではクサリの下りに難儀した。危ないので慎重に下った。っていうかテント装備での縦走は終始きつくて難儀した感が。登りは登りできついし下りは下りで膝痛にはきつかった。帰りのバス停で気づいたが親指にストック豆ができていた。ログも小休止や残雪、膝痛の遅れを加味しても、自身のヤマレコ史上1,2位の遅さとなってしまった。
当初は14:40のバスに乗る予定がこのままではギリギリか間に合わず、やむなく次の16:09に変更しました。これならだいぶ余裕ありますから。そのため十文字小屋で軽食など休みたかったですがあいにくのお休み。事前に甲武信小屋主人から聞いてましたがこういう時に限ってと思っちゃたんだけど。シャクナゲはまだ咲いてません。かもしか展望台には疲労の為、いきませんでした。
そして毛木平まで最後のカウントダウンです。すぐ緩やかな登りで、緩やかとはいえなんで登るんだよと声に出して怒ってしまったんだけど。すぐ下りが始まり、沢までつづら折りの下りがえんえんと続いたような。下山時にはこれ、登りならかなりきついねといつも思ったりします。沢沿いをいってまた下ってと疲労した足には難儀しましたが慎重に進みました。
橋を渡って沢沿いコースの分岐へ出て駐車場へ。ここで登山者と遭遇。十文字への道を聞かれたがこの先に標示があると言いました。しばらくして気付いたが小屋は休みなんだけど泊まろうとしてるのかな?花をみにいったのかな?でももう14時ですから日帰りはないんじゃないかと思ったりして心配しましたが。
毛木平駐車場東屋で軽食後、バス停へ。復路は下りな為かなり楽でしたが暑かったです。バス停でヤマザキストアでおやつを買い物。バスをのんびり待ち。バスは終点の駅まで客じぶんひとりでした。まあ田舎ではありがちですが、小淵沢駅でも立ち食いうどん食べました。時間に余裕があると食べたりしてしまいますが。
そういえば帰りのあずさで指定席1号車10番を10号車1番と間違えて10号車に乗ってしまい。ザック担いで1号車まで突っ切りました。なにやってんだかね〜。
無事下山しましたが、反省・改善点も多くまたお利口になったのかも。これで秩父多摩甲斐国立公園の百名山は制覇しました。だから何だというのかははははは。
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この経路で行きたいなと考えていたところMt_hagakureさんのレコを発見!こんなにも道、雪状況がイメージできるレコに感謝です。普段は大量に写真掲載のレコをあまり見ませんが、全てしっかり見ました(^^;
近々行ってきます!
西沢渓谷からよりは楽なコースと聞いて、それでちょっと舐めてたんで予想より難儀しました。お気をつけて
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