北穂高岳 横尾テン泊と北穂高小屋泊で

2022年05月09日(月) ~ 2022年05月11日(水)

• GPS: 20:27
• 距離: 35.3km
• 登り: 1,828m
• 下り: 1,843m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:35
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:35

距離 10.4km 登り 163m 下り 48m

15:03 上高地バスターミナル
15:06 無料トイレ
15:12 小梨平
15:43 明神館
15:47 徳本口
16:29 徳沢公衆トイレ
16:33 徳澤園
17:38 横尾

2日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:53

距離 7.6km 登り 1,556m 下り 78m

3:20 横尾
3:36 3:37 横尾岩小屋跡
4:16 本谷橋
5:13 大崩落地
5:38 5:40 Sガレ
6:28 7:06 涸沢ヒュッテ
7:11 7:12 涸沢
7:18 7:24 涸沢小屋
11:09 北穂高岳・天場
14:05 14:13 北穂高岳北峰
14:13 北穂高小屋

3日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:14
• 合計: 6:45

距離 17.4km 登り 148m 下り 1,731m

6:22 北穂高小屋
6:23 6:28 北穂高岳北峰
7:39 7:49 涸沢小屋
7:51 7:52 涸沢
8:04 Sガレ
8:11 大崩落地
8:38 本谷橋
9:07 横尾岩小屋跡
9:22 9:54 横尾
10:45 徳澤園
11:44 徳本口
11:54 明神館
12:35 13:01 河童橋
13:03 無料トイレ
13:07 ゴール地点

天候

5/9　雨　横尾到着時にはほぼ止みました。横尾から上は雪やみぞれ
5/10　晴れ
5/11　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

アカンダナ駐車場　1800円　600円/1日　
アカンダナ駐車場〜上高地BT　往復2090円

コース状況／危険箇所等

※5/11現在
◼️上高地〜横尾　
　徳沢から横尾間は迂回路を通ります。
◼️横尾〜涸沢
　本谷橋まで雪はわずかでアイゼンは不要。
　本谷橋からは雪道で所々土が出ています。
　涸沢までならチェーンスパイク、軽アイゼンでも可。
◼️涸沢〜北穂高岳　
　前爪付きアイゼン、ピッケル、ヘルメットは必須。
　冬期ルート、中間地点から北穂沢を進み松濤岩のコルへ。
　上部は急斜面、絶対に転倒してはいけないゾーン。
　雪が締まった午前中に通過するのが無難。
　当日は前日の降雪に加え強い日差しで雪はグズグズで滑りやすく　
　緊張を強いられました。晴れの日の午後は落石、落雪に要注意！

12本爪アイゼン、ピッケル、トレッキングポール持参。
本谷橋〜北穂高岳間はアイゼン装着。
涸沢〜北穂高岳間はピッケル。それ以外はポールで。

その他周辺情報

ひらゆの森　600円

写真

5/9 15:05

大型連休明け
平日午後3時
雨の上高地は…

5/9 16:30

鴛鴦(雄)　
徳沢のテント場を悠然と歩いていました。

5/9 18:08

横尾に到着しテント設営　
年明けに購入し使う機会を伺っていたライペン ライズ1　まさかの雨天デビュー。ほとんど止んでいますが。

5/9 18:17

ライズ1最大の利点　ここで煮炊きもできます。この後夕食の準備を…クッカー忘れた〜( ゜Д゜)　仕方がないので持参したツマミと行動食、自販機で「液体のパン」を購入し栄養補給。初日に飲む予定はなかったのに(-_-;)

5/10 3:09

翌日未明　
涸沢でモルゲンロートを見る予定でしたが、間に合わないので星空撮影に変更。

5/10 3:11

トイレ前のライトが明る過ぎるので撮影場所は考えた方が良いかも。

5/10 3:12

山荘の上には天の川

5/10 4:16

本谷橋から北穂高岳
拡大すると北穂高小屋も見えます。

5/10 4:18

蝶槍の上に金星と火星　
もっと早い時間なら火星、木星、海王星、火星、少し離れて土星が並んで見えます。

5/10 4:45

北穂高岳と南岳

5/10 4:48

南岳はうっすらモルゲンロート

5/10 5:02

前穂高岳北尾根も

5/10 5:08

5年前は5月末でしたが雪が残っており沢伝いで涸沢に入りました。今年は無理

5/10 5:31

奥穂高岳登場！
涸沢ヒュッテも見えてきました。見えてから長いのは言わずもがな(笑)

5/10 6:12

屏風の耳辺りから🌄が

5/10 6:15

サングラス装着　
こちらは昨日の踏み跡　
まだ誰ともすれ違っていません。

5/10 6:33

涸沢ヒュッテのテラスで小休止　
涸沢岳と北穂高岳

5/10 6:37

奥穂高岳　
昨日の雪でトレースは消えていますがザイテングラートの左に登山者。この方がファーストペンギンのようです。

5/10 7:10

奥穂、涸沢岳に向かう方は多いけど

5/10 7:10

北穂へ向かうのは

5/10 7:10

4名だけ　
全員日帰り(ピストン)でした。

5/10 7:10

本日の最終目的地
北穂高岳北峰、宿泊地の北穂高小屋

5/10 7:16

涸沢小屋
翌日下山時に中間地点の緩斜面でナルゲンボトルを拾ってこちらに届けました。心当たりのある方はお問い合わせを。

5/10 7:29

テント場　
ヒュッテ到着時には20〜25張ほどでした。

5/10 8:22

先行者のトレースを外れて別ルートへ。これが間違いの元、素直にトレースを追えば体力を温存できたのに(-_-;)

5/10 9:46

ハロ　
環水平アークは出現しませんでした。

5/10 10:02

先行者は急斜面に取り付きました。私はこの手前から急ブレーキ。数歩歩いて休憩の繰り返し。完全にシャリバテです(´Д` )

5/10 11:13

小屋泊でなければ間違いなく途中で引き返していました。

5/10 11:46

この斜度で転倒したらかなりヤバいです。

5/10 11:53

後半は気合で

5/10 13:54

松濤岩　
もうヘロヘロ(>_<)　ピッケルを強く握った手、太モモ、ふくらはぎ、足の裏　あらゆる筋肉が攣りそうになっているのを感じます。

5/10 13:54

松濤岩のコルから白山

5/10 14:05

山頂到着　本日初の槍ヶ岳　
5年前は涸沢小屋から2時間40分、今回は6時間30分も掛かってしまいました。

5/10 14:05

常念岳

5/10 14:05

蝶ヶ岳〜前穂高岳

5/10 14:05

前穂高岳〜北穂高岳南峰

5/10 14:06

笠ヶ岳

5/10 14:06

抜戸岳〜槍ヶ岳

5/10 14:06

槍ヶ岳〜南岳

5/10 14:07

前穂高岳山頂

5/10 14:07

奥穂高岳山頂

5/10 14:07

ジャンダルム

5/10 14:14

いちばん高いところにある山小屋

5/10 14:14

テラスは未完成

5/10 14:24

北穂高岳と槍ヶ岳に乾杯！
ここで浴びるほど飲む予定でしたが身体がしんど過ぎてこの1本で撃沈(´д｀|||)

5/10 14:31

小屋前から富士山

5/10 14:34

再び山頂から　
前回登った燕岳と燕山荘　
背後には焼山と火打山

5/10 14:35

ここからでは槍と剱のコラボは見えませんが八ツ峰のギザギザは見えます。

5/10 16:33

笠ヶ岳〜抜戸岳

5/10 16:33

笠ヶ岳

5/10 16:33

黒部五郎岳

5/10 16:33

双六岳

5/10 16:33

薬師岳

5/10 16:34

白馬岳

5/10 16:35

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳　
爺ヶ岳の東尾根は来年のお楽しみ

5/10 18:30

食後にアーベントロートを見に山頂へ　
染まる気配はなし

5/10 18:30

白馬岳方面はうっすら

5/10 18:31

この帯状の雲が邪魔をしています。

5/10 18:32

でもこれはこれで面白い。サンピラーっぽく見えますね

5/10 18:35

雲を突き抜けました。

5/10 18:39

滝谷の岩峰もあまり染まらず

5/10 18:41

こちらは幻想的な白山連峰

5/10 18:51

雲を抜けたらすぐに日没へ

5/10 18:53

上の帯状の雲が良いアクセントになりました。

5/11 4:35

翌朝　
予報では曇りなので日の出は諦めていましたが…

5/11 4:35

ちょっと期待が持てそうです。

5/11 4:37

中岳と南岳の間を流れる雲が良い感じ

5/11 4:42

出ました！

5/11 4:42

常念岳の少し左側から

5/11 4:43

笠ヶ岳とビーナスベルト

5/11 4:44

槍ヶ岳〜南岳はうっすらピンク

5/11 4:46

いちばん高いところにある山小屋は伊達じゃない！

5/11 4:47

ここに泊まって本当に良かった(*´▽｀*)

5/11 4:48

大キレットも

5/11 4:49

奥穂〜北穂高岳南峰はしっかり染まってくれました。

5/11 4:49

笠ヶ岳にも光が届きました。

5/11 6:23

朝食を済ませ下山開始

5/11 6:27

昨日とは違い雪が締まってアイゼンが良く効きます。

5/11 6:27

涸沢ヒュッテとテント場　
撤収中の方もチラホラ

5/11 7:04

急斜面を無事通過。緩斜面でジャケット、パーカーを脱ぎました。先行者はもちろん小屋泊の方。昨日は私とこの方だけでした。

5/11 7:09

昨日は雪で隠れていましたが日差しでデブリが復活

5/11 7:49

涸沢小屋に落とし物のナルゲンボトルを届けつつ小休止

5/11 7:52

ヒュッテには寄らず横尾へ直行

5/11 8:37

アイゼンを外して本谷橋へ

5/11 8:43

屏風岩

5/11 9:22

無事テン場に到着　
不要な物はすべてテントにデポ。生食材を持ってこなかったのは不幸中の幸い(笑)

5/11 10:44

徳澤園　
ソフトクリームやコーヒーソフトに心惹かれますが今回はスルー

5/11 10:50

徳沢ロッヂ前のニリンソウ
上高地〜徳沢は見頃を迎え始めています。思った以上に花が多くなかなか先には進めません。

5/11 10:53

前穂高岳、明神岳山頂付近はガスガス

5/11 11:05

今年初のサンカヨウ　
ちょっと気が早いですね。

5/11 11:11

ニリンソウ　
ピンクの縁取りも可愛いですね。今回はミドリニリンソウには会えませんでしたが今後のレコでどんどんアップされると思います。

5/11 11:25

ハシリドコロ　　
これ以外にもフッキソウ、エンレイソウ、ミヤマカタバミ、タチツボスミレ、オオバキスミレ、エンゴサク、ネコノメソウ等々が咲いていました。

5/11 11:31

猿の群れに遭遇　
こちらはグルーミング中

5/11 11:33

子猿　
キョトン顔がかわいい
(*´∀｀*)

5/11 11:45

シロバナエンレイソウ　
花弁を閉じているものが多く開いているものは少ない。

5/11 12:35

河童橋と焼岳

5/11 12:37

今回のメインイベント会場ですが…

5/11 12:43

なんとお目当てのプレミアムスイーツは午前中で完売！GW中は営業開始から2時間以内で完売したそうです。

5/11 12:51

こちらは季節限定の
甘夏とはちみつのタルト　
セットのドリンクは飛騨紅茶
アフタヌーンティーで(笑)

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

超繁忙期GWが終わり職場は7月の中旬まで閑散期に。
私にとって山行黄金月間の始まりです　＼(^_^)／

2年ぶり、残雪期は5年ぶりの北穂高岳、今回の目的は3つ　
・年明けに購入したライペン ライズ1を使用して横尾でテント泊
　この界隈でテン泊未経験の場所は横尾だけだったので。
・北穂高岳での小屋泊
　6年前は当日の降雪で断念し涸沢ヒュッテ泊に変更
・五千尺ホテル LOUNGEのプレミアムスイーツ
　定番のレアチーズケーキを1度食べただけなので。

テン泊なのにクッカーを忘れる大失態(´Д` )
加えてシャリバテで北穂高岳への登り時間が通常の
2倍以上になるなど反省点はありますが無事に登頂。
念願の北穂高小屋で日の出と日の入りを眺めることができ
幸先の良い黄金月間にf(^_^)

北穂高岳への登りは険しかったですがそれ以上に
五千尺ホテル プレミアムスイーツの道のりも険しいです(笑)

コメント

634rider

こんばんは
北穂からの雪つきアーベンとモルゲンが
素晴らしすぎて「行きたいなぁ」と
激しく思いました。
が、しかし
あの斜度を登る緊張感を想像したら
すぐ諦めることが出来ました😭
素晴らしい📷をありがとうございました。

よりみち

634riderさん
こんばんは
諦めるなんてもったいないですよー
時期や天候、時間帯を選べば
しっかりとしたステップができていて
意外とすんなり登頂できますよ
5年前がまさにそれでした。