快晴の安達太良山
- GPS
- 05:35
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 772m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 快晴、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。今日は雪が緩んでいたので、アイゼンが必要と感じた箇所は今日はなかった。雪の状態により、まだ持っていた方が良いとは思います。 |
写真
感想
やっと休日と天気が合いそうな週末、各地の山の雪の状態と天候をにらめっこ。栗駒はいこいの村の解体工事で駐車がどうかなとか、今年は雪が多かったので船形も旗坂まで入れるかなとか、直前まで迷っていた。で、決めたのが安達太良山。さて、その結果は?
あだたら高原スキー場は閉鎖、ゲレンデの雪は一部残っている。登山道は駐車場から真っ直ぐ方向、奥のゲレンデ右を100m少し上り、林の中の遊歩道に入るが、ここから雪の上を歩くことになる。途中、五葉松平方面への道を分け、暫くで、烏川橋、橋の上には残雪、その上を歩いていく。この辺は夏は樹林に覆われて水の流れもあり、涼しくて良い休憩場所だ。樹林の雪の上を登って行くと、旧道と馬車道の分岐になるが、この季節は旧道にしかトレースはない。旧道を登っていくが、初めは急ではないが、そのうち尾根を登るような急坂となり、それを越えると極く緩い登りとなり、辺りは開けて安達太良山、篭山、矢筈森、鉄山の上の方が雪原の上に見えてくる。北北東には遠く蔵王連山。天候は、たまに小さい雲が太陽を遮ることもあるが、風も弱く、絶好の天気である。くろがね小屋分岐まで傾斜は緩いが結構長い。勢至平を直接峰の辻に登ることにして進む。峰の辻まで標高差250m、急ではないが、雪上の登りが一本調子で続く。左に大きく見える篭山の高度で、篭山を後ろに見る所まで行かないと着かない。右からは、くろがね小屋から登ってくる人がトラバース道に見える。
峰の辻は周りの山が全て間近に見える展望の良い所である。ここからは、安達太良山の肩に直接出るルートを辿る。最初30mほど下り、その後直線的に安達太良山の肩まで斜上する。途中、一部雪のない這松と岩礫地帯を横断し、薬師岳方面のルートと合する。ここから山頂までは雪が無い。一投足で、乳首下に到着した。山頂までは、雪の上(夏は砂礫)を少し登り、右から直ぐである。山頂は凍りついていると思ったのだが、残雪期の雰囲気は無く、夏と同じだった。周りの景色は、雪の磐梯山、その右遠くは飯豊かな?
帰路は薬師岳を経て、スキー場に下ることにする。こちらも山頂近くの分岐から少し下ると、ずっと雪の上を下ることになる。雪原と潅木の中をどんどん下って行くとロープウェイ駅の少し前で左に向かい、薬師岳標識がある。ここからも雪の上だが、最初やや緩く下って五葉松平、次いで樹林帯の雪の急な下りとなり、リフトの上駅近くに出る。ここからは本来の夏道は左の樹林の中らしいが、ゲレンデの雪が下まで続いているので、ゲレンデを下り、朝も通った分岐に出て、スキー場に到着した。
今日は久々に良い天気の山に行くことができた。歩いた距離の98%は雪の上なのだが、山頂って、雪が消えるのが早いものですね。
絶好の天気で皆さんいろんなところに登られていたようで、羨ましい限りです。私は俗世に忙殺され、檻の中でお留守番でした。悔しいので今週はレコを見るだけにしようと思っていたのですが、kyenさんの文章にフラフラと吸い寄せられてしまいました(ヽ゜ω゜)ノ
安達太良でしたか。昨夏の逆回りでしょうか、安全を意識されているのがkyenさんらしいですね。でも、淡々と的確な描写は格調高い紀行文のようで、相変わらず読み入ってしまいました。私の知らない場所ですが、kyenさんの息遣いと、風景が浮かび上がるように思えます。硫黄の臭いは控え目で、あんまり疲れなかったですかね?
山巓の雪が融けやすいのは私も不思議に思います。何か理由があるのでしょうか? でも、他のレコを見ていても、雪山が急速に終わりを告げようとしているようにも思えます。それなりの標高の山でないと歩きにくそうで、4月はもう少し我慢して、GWにでも何処かに繰り出そうかと思います(ヽ゜ω゜)ノ
derakkumaさん、こんばんわ。
今年初めて休みと天気が一致しました。安達太良は雪のあるときに来たかったので、昨年夏の方が下見ですかね。そう言えば、硫黄の臭いがしたのは勢至平で少しだけでした。冬の間は体力的に余裕をもった所しか行かないので、この程度でも途中では結構疲れていました。無雪期になると、昨年と体力的に同じ様に行けるかと心配になる歳です。
とは言うものの、まだ雪で遊びたいので、GW前半に天気が良さそうなら、何処か行くと思います。考えるのも楽しいんですけどね。
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