蕃山:花々やカモシカとの出逢い
- GPS
- 06:53
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 591m
- 下り
- 577m
コースタイム
10:30西風蕃山
11:25萱ヶ崎山
12:15鉄塔52番(昼食)
13:40松倉林道
14:40蕃山開山堂
15:15無線中継所下
15:50梅木駐車スペース
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5~6台はゆったり駐車可能です |
コース状況/ 危険箇所等 |
萱ヶ崎山へのショートカットは微かな踏み跡ですが、距離が短いので、問題なしです。 電力巡視路から皆伐地横断は、登山路が消失しています。 鉄塔52番からの尾根下りは、途中まで踏み跡がありますが、以降、若干の藪漕ぎ降下で、かなり以前に付けられたと思われるテープ(の残骸?)も幾つか見られましたが、誘導意図不明で頼れませんでした。 この2経路以外はしっかりしたコースで問題ありません。 特に、松倉から開山堂に直登するルートは、昨秋から利用者が増えているようで、踏み跡がかなりはっきりしてきています。 |
写真
感想
しばらく蕃山を離れておりましたが、カタクリが満開なのでは?と思い、久し振りに蕃山から萱ヶ崎山に行ってきました。
自分なりに、カタクリの群生地のおススメポイントと勢力拡大中の注目ポイントを辿るルートを設定して歩いてみました。
予想以上に咲き誇る花々に、足止めされ、ためつすがめつカメラを向けていると、あっという間に時間が過ぎてしまい、ただでさえ鈍足なのに、驚くべきコースタイムを実現してしまいました。
なので、コースタイムはまったく参考になりません、悪しからずお許しください。
また、その副産物としての写真が膨大になりまして、ずいぶん削ったのですが、それでも大量の写真をアップさせて頂くハメになりました。
思い入れが過ぎて、冗長の謗りを免れ得ないことを承知しておりますが、こちらもご辛抱頂きたくお願い致します。
ひとつの予想外のトピックと致しまして、百年森を出て、萱ヶ崎山に向かう途中から分岐して少し入った先の谷の入り口付近のカタクリを確認に行きましたところ、思いがけず、カモシカに遭遇しました。
2年前の同じ芽吹きの頃、蕃山東コースの脇で遭遇して以来でした。
その時は貫禄充分のドッシリとした個体で、牛科の生き物である実感のわくヤツでしたが、
今回のは、ほっそりとして、スラリとした若い個体で、シカの仲間と云っても違和感のない体つきでした。
雌雄の判別は難しいものの、何となく雌ではないかと感じたほどでした。
カモシカは物怖じせず、かえってこちらを探るように横長の眼を向けてきたりしますが、それは視力が弱いせいらしいとは、帰宅後に知ったことでして、その時は別れ難い感じがしましたよ(苦笑)。
萱ヶ崎山から、電力巡視路沿いに進んだところにも、かつてのカタクリの一大群生地がありましたので、皆伐後、どうなったか見に行きました。
確かに無残な有り様でしたが、伐採木の間に沢山咲いており、健気に生き続いていました。
それから、前回、途中で引き返した52番鉄塔から伸びる尾根ルートを下ってみることにしました。
はじめのうちは、しっかりした踏み跡がありましたが、途中で藪の急な下りになりました。
かなり以前に付けられたと思われるテープ(の残骸?)も散見されましたが、誘導意図が不明で、頼れるものではありませんでした。
松倉集落への方角だけを押さえて林を下りますと、やがて廃道らしき所に出、更に小さな沢を渡渉して少し進むと、ようやく幅広の林道に出ました。
ここをしばらく歩くと、無事、松倉の林道に合流できました。
ここからは、何回か通った開山堂への直登ルートです。
このコースは、昨秋以来、次第に通る人が増えてきているようで、ずいぶん踏み跡もしっかりしてきました。
この分では、開山堂の口にある仙台市の「この先行き止まり」案内板が不要になる日も近いのでは…と感じました。
開山堂から西風蕃山に至るメインコースの途中には、イワウチワの群生も見られ、七つ森の豊穣には数歩譲るものの、我が番山・萱ヶ崎山も健闘!してるなぁと感じた次第です。
カタクリ全山満開!もあと少しかと思われます。
早めのお出かけを!
コメント
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素晴らしいレコですね
スレンダーな羚羊さんにもあえてラッキーでしたね。
このコースもいつか真似してみようとプリンアウトしました
ありがとうございます!
レイヨーとは、懐かしい響きですねぇ。
文々さん(失礼)のゆかしい言葉の使い方は、いつも勉強になってますよ!
私は初めて蕃山を訪れた際、これに気づかず突っ込んでしまいました。赤テープもところどころにあるので、疑問に思わず進んでいましたが、「いつになったら西風蕃山に着くのやら? あれ〜、林道だ」となって道迷いを悟った次第です。そのときは88番の写真の左にある300mくらいのピークを経由して開山堂に戻りましたが、大梅寺方面から来ると、開山堂の後に道があるとは気づくにくいのではないかと・・・。ええ、何も考えていないワタクシが阿呆なだけですが(ヽ゜ω゜)ノ
カタクリ・バンザイには、ayashi8139さんの蕃山への愛が溢れていますね。オーラを醸し出すシシ神様にも会ってみたいです。
おはようございます!
まいどっ!お出で頂いてありがとうございます!
現役バリバリのデラックマさんは、お仕事etc.で遅くお帰りになってから、ヤマレコにアクセスしてくださって、丁寧なカキコまでなさるエネルギッシュなお方で、頭が下がります。
開山堂の後ろに突っ込んで、林道まで進まれて、手近のピーク経由で涼しい顔をして戻られる荒業(?)なんて、デラックマさんにとっちゃあ、道迷いでも何でもないでしょうけど…楽しいっすよね♪
シシ神って!?もののけの?
デラックマさんのカバーリング範囲の広さには、ビックリ!!ですよ。
Fantastic!
そのうち、鳥のハナシとか、いろいろ薀蓄、教えてください。
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