定めの松から三瓶山

2022年05月14日(土) ~ 2022年05月15日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,144m
• 下り: 1,144m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:10
• 合計: 1:40

14:20 西の原登山口
14:50 男三瓶・扇谷分岐
15:30 15:40 扇沢分岐
16:00 三瓶山
16:00 三瓶山頂小屋

2日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 2:30
• 合計: 7:30

5:10 三瓶山頂小屋
5:50 6:00 女三瓶山
6:20 大平山
6:40 6:50 室内池
7:40 7:50 子三瓶山
8:30 男三瓶・扇谷分岐
9:20 11:20 三瓶自然館サヒメル
12:30 西の原登山口
12:40 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

岡山駅　　9:05発　やくも5号
出雲市駅　12:08着
　　　　　12:08発　山陰本線普通
大田市駅　12:59着
　　　　　13:42発　石見交通バス三瓶線
定めの松　14:19着

JR西日本　https://www.jr-odekake.net/　
石見交通　http://iwamigroup.jp/

気候変動問題や交通事業者の経営難、買い物難民問題等が深刻です。出来る限り公共交通の利用をお願いいたします。

コース状況／危険箇所等

よく整備されていて、迷う所や危ない所はほぼありませんでしたが、男三瓶山の上り下りは急で、ロープをつかむ岩場があります。男三瓶山と女三瓶山の間に少し崩れているところがありますが、ゆっくり歩けば大丈夫です。

その他周辺情報

三瓶山は観光地としてかなり開発されていて、西の原にも北の原にも飲食店があります。北の原には三瓶自然館サヒメルがあり、三瓶だけでなく島根県の自然について展示が充実しています。特に埋没林の展示は大迫力で、二ホンアシカのリャンコ大王の剥製も貴重なものです。併設のそば店では三瓶地域在来種のソバ粉を使った美味しいそばが食べられます。

写真

5/14 12:58

大田市駅

5/14 13:04

駅前の喫茶店クインズカフェで腹ごしらえ

5/14 13:16

美味しくてボリュームも充分。

5/14 13:41

バスに乗ります

5/14 14:22

定めの松。一里塚の松とのこと。

5/14 14:22

男三瓶（左）と子三瓶（右）

5/14 14:22

5/14 14:32

日本遺産に指定されているそうです。

5/14 14:45

タニウツギ？

5/14 14:48

草原を登る。

5/14 14:52

中国自然歩道と男三瓶山へ直登する道を分けます。

5/14 14:58

扇沢への道。

5/14 15:03

火山で水はけが良いのか谷にも水がありません。

5/14 15:19

カラマツは西日本には自然分布しないはずなので植林かそこからの逸出でしょうね。

5/14 15:26

オオカメノキ（ムシカリ）

5/14 15:27

扇沢。

5/14 15:38

男三瓶山への急登。

5/14 15:52

木が低くなると子三瓶と中国山地が見えます。

5/14 15:52

右寄りの目立つ山が大江高山。近くに石見銀山があります。

5/14 15:52

室の内が見えています。

5/14 15:54

ウマノアシガタ

5/14 16:00

頂上台地の笹原。

5/14 16:01

西の原と大江高山、石見銀山方面。

5/14 16:03

高山っぽい雰囲気。

5/14 16:07

男三瓶山頂

5/14 16:07

東方面。

5/14 16:07

三角点と標柱

5/14 16:08

大田市街と日本海。

5/14 16:10

松江方面。霞が強く大山は見えず。

5/14 16:10

日御碕、出雲大社方面。長い砂浜が薗の長浜です。『出雲国風土記』のくにびき神話では薗の長浜が土地を引くのに用いた綱、固定するための杭が三瓶山とされています。古代の人の雄大な想像力にワクワクします。

5/14 16:13

三瓶山頂小屋に泊まります。

5/14 16:16

内部は綺麗です。23時ぐらいに二人組が来て少し驚きましたが、サヒメルで星空観察会に参加してそのまま登ってきたそうです。

5/14 16:20

ギボウシの葉が出ていますが花はまだ。

5/15 5:13

朝。雲海が出ています。室の内にもふんわりとガスが。女三瓶に向かいます。

5/15 5:16

崩壊面から火山らしい地層が見えています。

5/15 5:28

5/15 5:29

ユートピアって大山にもありますね。

5/15 5:32

稜線上でよく見られました。何でしょうか。ヤナギの仲間？

5/15 5:44

チゴユリ

5/15 5:45

兜山

5/15 5:48

気持ちいい道です。

5/15 5:54

女三瓶山はアンテナが林立。

5/15 5:54

どっしりとした男三瓶山

5/15 6:05

右から男、子、孫の家族。

5/15 6:08

室の内池がいかにも秘境といった趣。

5/15 6:18

太平山との鞍部

5/15 6:19

リフト乗り場

5/15 6:20

冬はスキー場になるそうです。

5/15 6:23

太平山。

5/15 6:25

兜山と太平山は家族に入ってない「居候」ですかね。

5/15 6:29

室の内の入り口に古い展望台。

5/15 6:41

カルデラ底の森。

5/15 6:45

ズミ？

5/15 6:45

室の内池

5/15 6:46

オタマジャクシが沢山います。

5/15 6:57

東山魁夷の絵みたいです

5/15 7:03

こういう解説版がいくつもあります。

5/15 7:03

扇沢と風越の分岐。鳥地獄、風越方面へ。

5/15 7:06

荒涼とした鳥地獄

5/15 7:08

5/15 7:09

5/15 7:10

レンゲツツジ

5/15 7:17

5/15 7:19

カシワの新緑。

5/15 7:20

風越

5/15 7:30

アカモノ

5/15 7:33

子三瓶への登りから振り返る。

5/15 7:40

子三瓶山頂

5/15 7:41

5/15 7:41

5/15 8:02

扇沢に戻ってきました。

5/15 8:30

中国自然歩道へ。姫逃池とサヒメルを見に行きます。

5/15 9:14

姫逃池から男三瓶

5/15 9:14

カキツバタがきれいでした。

5/15 9:16

5/15 9:17

5/15 9:18

5/15 9:20

レンゲツツジ。

5/15 9:21

三瓶自然観サヒメル。思いの外規模が大きく展示が充実していました。

5/15 11:11

三瓶そばは本当に美味しかったです。

5/15 12:46

定めの松からバスで帰ります。三瓶自然館からのバスはなぜか土休日の本数が少なくなっています。

5/15 13:37

この後出雲大社と日御碕に行きました。

撮影機器：

SCV48 samsung

感想

山石

国引き神話で有名な三瓶山に登ってきました。山頂は360度の絶景で、薗の長浜や出雲平野が見渡せ、神話の国の広がりが手に取るように分かりました。茫洋たる中国山地と日本海が無限に続くように思われ、石見銀山あたりの山も意外に近く見えました。カルデラを鐘状火山が取り囲む地形も面白く、家族になぞらえた山名も何やらほほえましく思います。明るい広葉樹林が多く、室の内に秘められた池も朝の空気の中ですがすがしい所でした。下山後にも出雲大社、稲佐の浜、日御碕、県立古代出雲歴史博物館と神話ゆかりの地や景勝地をめぐり、初めて訪れた出雲でしたが大満足の旅となりました。