【源流域ロング周回24;重川】塩山から、バリルートで残雪多い大菩薩嶺周回、桃源郷散策も;扇山~柳沢ノ頭〜大菩薩嶺〜源次郎岳〜恩若峯


- GPS
- 12:01
- 距離
- 42.0km
- 登り
- 2,868m
- 下り
- 2,874m
コースタイム
- 山行
- 11:03
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 12:02
3:20 〜 3:30 塩山ふれあいの森総合公園P 休憩 0:10 予定 3:20 〜 3:30 (休憩 0:10
↓ (所要時間 1:08 ) ↓ (予定 1:10 )
4:38 扇山 予定 4:40 〜 4:45 (休憩 0:05
↓ (所要時間 1:21 ) ↓ (予定 1:20 )
5:59 〜 6:10 滑沢山 休憩 0:11 予定 6:05 〜 6:10 (休憩 0:05
↓ (所要時間 0:16 ) ↓ (予定 0:25 )
6:26 坂脇峠 予定 6:35
↓ (所要時間 1:02 ) ↓ (予定 1:05 )
7:28 〜 7:31 鈴庫山 休憩 0:03 予定 7:40
↓ (所要時間 0:19 ) ↓ (予定 0:25 )
7:50 ハンゼノ頭
↓ (所要時間 0:07 )
7:57 〜 8:06 柳沢ノ頭 休憩 0:09 予定 8:05 〜 8:10 (休憩 0:05
↓ (所要時間 0:10 ) ↓ (予定 0:20 )
8:16 柳沢峠 予定 8:30
↓ (所要時間 0:33 ) ↓ (予定 0:50 )
8:49 〜 8:52 六本木峠 休憩 0:03 予定 9:20 〜 9:30 (休憩 0:10
↓ (所要時間 0:35 ) ↓ (予定 0:45 )
9:27 寺尾峠 予定 10:15
↓ (所要時間 0:17 ) ↓ (予定 0:20 )
9:44 丸川荘 予定 10:35
↓ (所要時間 1:02 ) ↓ (予定 1:05 )
10:46 大菩薩嶺 予定 11:40
↓ (所要時間 0:02 ) ↓ (予定 0:05 )
10:48 〜 10:58 雷岩 休憩 0:10 予定 11:45 〜 12:00 (休憩 0:15
↓ (所要時間 0:18 ) ↓ (予定 0:25 )
11:16 福ちゃん荘 予定 12:25
↓ (所要時間 0:12 ) ↓ (予定 0:10 )
11:28 上日川峠 予定 12:35
↓ (所要時間 0:08 ) ↓ (予定 0:15 )
11:36 砥山 予定 12:50
↓ (所要時間 1:01 ) ↓ (予定 0:50 )
12:37 〜 12:40 林道終点 休憩 0:03 予定 13:40 下日川峠
↓ (所要時間 0:23 ) ↓ (予定 0:20 )
13:03 〜 13:11 源次郎岳 休憩 0:08 予定 14:00 〜 14:15 (休憩 0:15
↓ (所要時間 0:26 ) ↓ (予定 0:25 )
13:37 オツタテ 予定 14:40
↓ (所要時間 0:33 ) ↓ (予定 0:35 )
14:10 〜 14:17 恩若峯 休憩 0:07 予定 15:15 〜 15:20 (休憩 0:05
↓ (所要時間 0:21 ) ↓ (予定 0:30 )
14:38 塩山中荻原(向久保日向薬師) 予定 15:50 塩山中荻原(慈雲寺)
↓ (所要時間 0:52 ) ↓ (予定 1:00 )
15:30 塩山ふれあいの森総合公園P 予定 16:50
行動合計 12:00 (歩行 11:06 休憩 0:54 ) 予定行動合計 13:20 (歩行 12:20 1:00 )
天候 | 扇山〜大菩薩嶺;霧 上日川峠;曇 源次郎岳;晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※バリエーションルートを含みます。また、コースの状況は季節や天気、個人の力量や体調ので変わりますので、ここに記載の内容を参考にしていただくのは大いに結構ですが、鵜呑みにせず、自己判断でお願いします。 ★総合公園〜鈴庫山(バリルート) ・標高700m付近まで林道ですが、途中分岐も多く言葉では説明できません。GPSトラック参照。 ・林道の終点から真直ぐ尾根沿いに登ると踏み跡が続いています。 ・820mのピークはまだ暗く霧が濃かったので、北へ下る踏み跡を見落として、間違えて東へ少し降りてしまいました。 明るくて晴れていれば、しっかり踏み跡をたどれば問題なさそうです。 ・1002mピークからは、足元が崩れるかなりの急降下です。 ・その下りきったところから、送電線j巡視路が合流し、枯葉に埋まったいつもの黒いプラスチック階段があります。 この道は1250mピークの2つ先もピークまで続き、その間はテープ類も豊富ですが、この間以外はテープ類は ほとんどありません。 ・その後もアプダウンが続きます。 ・坂脇峠は2回林道を横切ります。その間は林道を行った方が楽です。 ・坂脇峠からは林道を北へ行き石垣が切れたところからわずかな踏み跡(鹿道?)で尾根に登ります。 ・尾根にでると岩交じりのとても急な登りが待っています。木の根岩角につかまって登ります。 ・この尾根には急なところでめロープ等の補助具は1本もありませんでした。 ・鈴庫山の直下も岩を北へ回り込んで針葉樹林の中のとても急な斜面をトラバースします。 登り切ると柳沢峠からの登山道に合流し、右へ登ると鈴庫山頂です。 ・ここまで雪はありませんでした。 ★鈴庫山から上日川峠(一般道) ・整備されたハイキング道です。 ・ハンゼノ頭・柳沢ノ頭の分岐のまでは濡れたササが覆いかぶさって歩きにくかった。 ・この辺りから残雪が出始めました ・柳沢ノ頭への北斜面は残雪が腐っていて踏みぬきで靴に雪が入りました。 ・南側に雪がほとんどありませんでした。 ・柳沢峠から大菩薩嶺までの北側斜面はほとんど雪道でした。踏み跡をたどっても時々踏みぬきました。 ・トラバース部分は、踏みぬかない程度に雪が固まっている部分もあり、そういう所は滑落注意でした。 雪上歩きに生れていない方はアイゼンを着けた方が安心です。私は軽アイゼンをもっていましたが 一度も使いませんでした ・ときどき踏みぬくので、スパッツはした方がよかったかもしれません。ゴアのズボンをはいていたので 使いませんでした。 ・六本木峠を過ぎてからようやく人に会いました。 ・大菩薩嶺の登りの巻道部分は、雪で夏道が分かりませんが、雪の上のトレースがしっかりしているので 迷うことはありませんが、トレースの歩幅が合わず、歩きにくかったです。 ・大菩薩嶺直下でジグザグに2回折り返しますが、最初の折り返し部分で真直ぐに進む間違えた トレースがあり、私の前をひとりがそっちへ行ってしまいました。 私もつられて真直ぐにいってしましましたが、下りになったのでおかしいと思い、GPSを見て間違いに 気付き、戻ってみると大菩薩峠方面を示す小さい道標がありましたました。 前を行ってしまった方が気が付いて戻ったかどか、気になります。 ・雪道は雷岩の手前の森の中まで続きました。 ・雷岩から上日川峠までは、ところどころしか残雪ありませんでした。この間は道路がこの日から開通したので 大勢の方が登ってきました。上日川峠の駐車場はほぼ満車でした。 ★上日川峠から下日川峠先の源次郎岳分岐まで(バリルート) ・踏み跡はあります。 ・北側斜面にはときどき残雪があります。 ・何回か道路を歩きます。 ・砥山等、ほとんどのピークをトレースは巻いていきます。 ・中日川峠、下日川峠は標識等がありません ・下日川峠手前で巨大な電波塔にです。ここからは稜線上にトレースが見当たらず、林道を終点まで歩きました。 ・下日川峠付近はr林道で一度東へ下ると、別の林道が南へ分岐しており、その分岐に【源次郎岳へ】の 標識がありました。林道にテープ印があり、植林に枝が邪魔する斜面を鹿道に従って登ると稜線上に踏み跡に 合流しました。 ★源次郎岳分岐から恩若峰 ・源次郎岳分岐まで来ると、立派な標識があり、ここからは一般道になって歩きやすくなります。 ・源次郎岳からはとんでもなく急な下りです。テープ印とロープに従って下りますが、枯葉で覆われていて これらがないと道とは分かりません。危険個所にはロープがありますが、トラバース部分もあり滑落注意です。 ・下りきると次第に緩やかになり、仕事道の分岐左、右と分けます。 ・その後はしっかりした踏み跡に従って下りますが、一般道としては少し分かりにくい道です(道標もほとんどない)、 テープも少ない) ・アップダウンが多いですが、恩若峰に近づくと巻道もあり、テープ印があります。 ★恩若峰から塩山中荻原(向久保日向薬師)バリルート ・少し戻って、恩若のすぐ北のピークから北へ、明瞭な踏み跡を下ります。 ・ところどころ踏み跡が弱くあなります。 ・次第に西へ向きを変えますが、北側へ下る枝尾根に入らないように注意します。 ・最後は踏み跡がはっきりしない植林の中を適当に下って、向久保日向薬師のすぐ上の、 高さ1m程度の農道の側壁の上に出ました。これを飛び降りて下山完了です。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池ライト用&gps用、カメラ用) 1式
1/25,000地形図 1式
コンパス 2
笛 1
筆記具 1式
保険証 1
飲料 1.5L 途中水場で補給
ティッシュ 適
バンドエイド 適
バンダナ 2
携帯電話 1
計画書 1
折りたたみ傘 1
レインスーツ(ヤッケをかねる) 1式
ストック 1本
GPS(ルート登録済) 1
時計(コンパス、高度計) 1
|
---|---|
共同装備 |
カメラ1
車
|
感想
出発時刻/高度: 03:30 / 490m
到着時刻/高度: 15:30 / 490m
合計時間: 12時間0分
合計距離: 42.01km
最高点の標高: 2038m
最低点の標高: 451m
累積標高(上り): 2768m
累積標高(下り): 2775m
源流域ロング周回シリーズ24回目は、第11回の多摩川源流
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-200168.html
と大菩薩嶺で隣接する、甲府側の川である重川(富士川の支流)の源流域へと探索に
行きました。
今回は半分以上がバリルートの40kmを越える大周回で、登り始めのバリルートでは濃い霧で見通し悪く、山頂付近の北斜面は予想以上の残雪歩きとなり、予想以上に苦戦しましたが、それでも今月に入ってとても調子よく、予定時刻を1時間以上も短縮して下山することができました。
扇山から柳沢ノ頭への尾根は、全体にはトレースもはっきりしていて緩やかな部分も
ありますが、アップダウンは激しく、急な所もあって、丹沢のようにお助けロープ等は一切なく、何箇所か悪場がありました。
出だしは予想外の濃霧で、まだ暗い内に歩きだしたので、ヘッドライトが霧に反射して地面が良く見えない状態でした。
その後も天気予報では昼間は晴れるとのことでしたが、大菩薩の山頂まで視界は開けませんでした。
大菩薩の登りは予想外の深い雪で、上越の春山のような感じを楽しむことができました。
大菩薩嶺までの所要時間は7時間超、結構達成感ありました。
雷岩で昼食にしましたが、霧で風が冷たく、そそくさと下山開始しました。
下り始めるとすぐに霧が晴れ、大菩薩湖等が見えて、その後、山の中腹は晴れていて、暖かくなりました。
上日川峠からは再び静かなバリルートへ入り、気持ちの良い尾根をあるいたり、
林道へ出たりしながら、快調に進みました。
源次郎岳のすぐ手前は再びしっかりした登山道になり、その先ずっと快適かと期待しましたが、源次郎岳からの下りが一般道とは言い難い悪路で、その先も時々倒木や枝が邪魔をする細い道を急ぎました。
上日川峠以降は、源次郎岳で女性二人連れと単独男性にお会いしただけでした。
源次郎岳から先に下った単独男性にすぐに追いつくと思ったのですが、恩若峰で休憩中のところようやく追いつきました。
恩若からは塩山桃源郷の桃の花を見たかったので、バリルートで北の向久保日向薬師
へと下りました。これは正解で、向久保日向薬師から駐車場のある塩山ふれあいの森総合公園まで、ちょうど満開の桃花を堪能できました。
途中の民家のお店では美味しい草もちをゲット、おいしいお茶もごちそうになりました。
塩山ふれあいの森総合公園駐車場では、ここへ駐車して新府桃源郷まで走るという
kurosukeさんに会えるかも、と楽しみにしましたが、私の方が早かったようでお会いできませんでした。
今回は単独山行では久しぶりに天気がいまいちで富士山も見られませんでした。
尾根周回の醍醐味である、自分が歩く(歩いた)反対側の尾根も見ることができず、残念でした。
さて、次はどこの川の源流域にしよう・・・。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
shigetoshiさん、こんにちは。
きれいな周回コースですね。
しかし、難易度が高すぎますが。。。
このコースで曇りだと、気持ち的に負けそう
ですが、あっさりと周回、さすがです
源次郎岳から恩若峰の間のルート、昨年歩いた
時はそれほど歩きにくい感じはなかったのですが
(一般路より破線路の雰囲気でしたが)
大雪で荒れたのでしょうか。
源流域ロング周回シリーズも回を重ねていますね。
25回目も期待しています
youtaroさんこんばんは。
そうですね、先々週の鶴川源流域(権現、三頭山周回)に比べると全体に
道が悪くて急で、雪も多く、はるかに難易度が高い感じでした。そのため、
平均速度も落ちています。先週の丹沢と比べても、丹沢ではバリルートでも
難所にはロープ等がある(沢は別ですが)のに対し、今回は難所にもロープ
等が無く、より歩きにくい感じでした
源次郎の下りは難所にはロープがあって、一応一般道っぽい感じでしたが、
踏み跡がわずかしかなく赤テープやロープがなかったら気が付かないような
細くて心もとないものでした。急斜面をジグザグにトラバースするのですが
尾根上を歩いた方が良かったような感じがしました
ご指摘の通り、大雪で路肩が崩れたり、土砂や枯葉で埋まったりしたのかも
しれません
とても意外でした。
次の周回は丹沢周辺、秩父周辺等、いろいろな候補があり、まだまだ当分
シリーズ継続には困りません
shigetoshiさん、こんばんわ
今回もなかなかマネのできないすごい記録です
でも少し源次郎岳からの下りが気になりました。。。
山梨100に上げられているので割と近い大菩薩と棚横手を含めた周回を考えたことがあり、源次郎岳の記録を何本か読みましたが、私もこんなに危険な個所だという印象は受けていませんでした。
これは今後歩く時に要注意ですね。
今の時点では、棚横手-源次郎の周回にするつもりだったので、shogetoshiさんの情報を読んでいて良かったです。
桃イイ感じですね。
毎年、塩山麓の販売所で桃を購入しており、桃の花に興味がありました。
ブドウ園は大雪の被害を受けたと聞いておりましたが、桃は大丈夫そうですね。
少し安心しました。
次回の源流周回はどこでしょうかね???
楽しみにしておきます
aottyさん、こんばんは。
源次郎岳の下り、ちょっとオーバーに書きすぎたかもしれません。
登りであれば問題ないかもしれませんし、山慣れた方なら、ちょっと
慎重に歩けば問題ないレベルだったと思います
ただ、下日川峠の分岐から源次郎岳までの快適な道に比べると、
全く違っていて細くて分かりにくく、急斜面のジグザグだったので、
面喰いました
テープ印があったのと、少し前に下っていた、多分この道を良く知っている
と思われる単独の方の踏み跡(枯葉が乱れている)があったので、
ほんとにここが登山道?・・と思いながら少し慎重に下りました。
すぐにロープも現れて、間違いなくそこが登山道だと分かりました。
塩山のブドウ棚やサクランボの木はあまり傷んでいる様子はありませんでしたので、
被害が少なかったのかもしれません。
ただ、桃の木で大きく枝が切られているものもありましたので、
大雪で折れたのかもしれません
次はどこか・・まだ未定です。GWは妻と一緒に出かけるのでのんびりです
古い記事へのコメントで失礼します。
恩若峰から日向薬師への記録を探してこちらにたどり着きました。記事を読んでみたら、なんと同じ日に私も源次郎岳−恩若峰を歩いており、さらによくよく見たら、源次郎岳から先行した「単独男性」は私のことでした(笑)。びっくりしたのでコメントさせていただきました。
桃の花も間もなく見頃になりそうで、このあたりを再訪しようかと考えています。
tarosuke2さん、こんばんは
懐かしいレコにコメントありがとうございます。
そんなことがありましたか
もう7年も前のことなんですね。
4年半の関西住まいが終わり、4月から八王子に戻りますので、
またこのあたりの山々へ行けるようになるのが楽しみです。
どこかの山でまたお会いしましょう
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