青空、残雪、浅間山!
- GPS
- 07:54
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:45
8:00 一の鳥居
8:15 不動の滝
8:20 二の鳥居
9:15 火山館
9:25 湯の平口分岐
11:20 浅間山(前掛山)山頂 11:45
13:20 火山館 14:00
14:30 二の鳥居
14:45 一の鳥居
15:00 天狗温泉浅間山荘
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天狗温泉浅間山荘500円 天狗温泉浅間山荘まではダートの道ですが、良く均されている道です。スポーツセダンの車で問題なし。とはいえ、所々窪みがあるので気を付けてください。雨天の翌日でしたが、凍結などは全くありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・天狗温泉浅間山荘〜火山館 カモシカ平付近で残雪が残っていますが、軽アイゼン不要。 一ヵ所間違いやすいところ有り。ロープが張ってありますが、ロープが雪面に落ちてるところの向こうに赤リボンがあり、そちらに向かうと間違い。ロープの向きに沿って右手の高いところに登るのが正解です。気を付けてください。 ・火山館〜湯の平分岐〜賽の河原分岐 雪で覆われています。湯の平分岐の先は樹林に入りますが、ここがわかりにくい。踏み跡と赤リボンを見つけて迷わないように。 ・賽の河原分岐〜立ち入り禁止告示板 山道が雪で覆われていますが、端を歩けば問題なし。 立ち入り禁止告示板の手前は下りの時に怖いかも。いちおう軽アイゼンつけましたが不要だと思います。 ・立ち入り禁止告示板〜前掛山山頂 シェルター付近は雪に覆われているが、なだらかで雪も柔らかなのでアイゼン不要で登れます。 そこを越えるとあとは普通の山道になっています。 【トイレ】 ・天狗温泉浅間山荘まえ 水洗、きれいなトイレ ・火山館 火山館で説明聞く必要あり、火山館でバケツにお水を貰って流す 【水】 500ml 【下山後の温泉】 天狗温泉浅間山荘 800円 http://www.tenguspa.com/ |
写真
感想
4月のこの時期、高めの山はまだまだ雪に覆われていて登山は難しいです。そんな中で2,500mを超えるのに残雪の影響が少ない貴重な山なのが浅間山。前々から残雪期に行きたいと3月末くらいから狙っていた山でした。しかし、行こうと思いつつ不安な点がひとつ。それは、うちの2WDスポーツセダンしかもスタッドレスタイヤなしで登山口の浅間山荘まで行けるのかということ。ヤマレコで日々情報をチェックして、どうやら大丈夫そうということで、作戦決行日を4/19に決めました。
ところが前日の関東地方は小雨。山道は凍結したのではと少し不安に思いつつ、気温はそんなに低くないから大丈夫とも思い、作戦決行。行ってみると凍結など微塵も感じさせない状態で拍子抜けでした。
さて山登り。この日は朝からとても天気が良く、絶好の山登り日和。山頂からの景色も期待が持てます。
天狗温泉浅間山荘からの山道はまだ春の訪れが感じられません。でも空気に冷たさはありません。気持ちがいいです。
一の鳥居を過ぎると沢沿いの山道に日が差し、苔の緑色が鮮やかに思えました。不動の滝から斜面を登ると二の鳥居。ここからは日差しが明るくクマザサの緑が目につき、緑色に春を感じるようになりました。
樹林を抜けると左手に岩山が目立ち残雪の残る場所に出てきました。木と木の間にロープが張ってあるのですが、一か所ロープが落ちていてその向こうに赤リボンがありました。なにか変だなと思いつつリボンのほうに向かいました。でもその先が良くわからない…。さらに登ってもよくわからない。ここでスマホを取り出し「地図ロイド」にあらかじめダウンロードしておいた地形図を見ると、どうやら登山道は右手にある模様…!雪を登って強引に登山道に復帰しました。あの赤リボンは何なのでしょう?とにかく変だなという感覚を持つことは大事だと思いました。
硫黄臭のするところを横に登山道を登ると火山館。青空に似合う山小屋です。あまり疲れはないので休憩はとらず、傍にあるお社に安全を祈願し、先に向かいました。
火山館の上は雪原でした。ここがとてもステキ!白い雪と青い空のコントラスト。左手に見える黒斑山も雪を被っていてきれいです。
その先は樹林に入っていきます。この樹林、夏道はどこなの?というくらい木々の間を歩きます。踏み跡と赤リボンを注意して見つけないと迷いそうでした。ここも要注意です。
その樹林を越えると左手目の前に浅間山が聳え立って現れます。堂々として見事です。それにしても高い!まだまだ登るその高さに眩暈がしそうです。
ここからは雪も少なく火山石の山道です。ここから正念場。覚悟して一歩一歩登ります。ホントにここが一番大変だった。。。
登りきると浅間山山頂が目の前、避難シェルターもあって火山であることを感じます。そのシェルターも雪に埋もれるほどの雪原。風が急に強くなりとても寒い。思わず帰ろうかと思いましたが、天気はイイし、ここまで来て引き返せないよね。フリースを着込んで最後のひと登り。白い雪の筋が山頂と空に向かうその脇を歩いて、ついに山頂到着です!
山頂からはすぐそばに黒斑山、向こうに四阿山、ちょっと離れて草津白根山。八ヶ岳は霞んでいました。四方を一望のいい眺め。青空と白い山がいい感じでした。山頂に居合わせた方に恒例の夫婦記念写真を撮ってもらいました。一眼レフを持っていた方なので構図も良く、青空がとてもきれいで、夫婦記念写真の中も最高レベルの一枚でした。
ちょっと残念だったのは、すこし寒くて山頂のコーヒーを諦めたこと。この素敵な山頂でコーヒーを楽しめたら最高だったことでしょう。次の機会に期待です。
もうちょっと季節が早いと来ることも登ることも難しいでしょうし、遅くなると白い雪がなくなるし、今がまさに最高の残雪の浅間山。青い空にも恵まれて最高の浅間山でした!
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