根石岳山荘は最高 渋の湯→黒百合ヒュッテ→天狗岳→根石岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口
- GPS
- 28:17
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,663m
コースタイム
0833 渋の湯
0932 分岐
0955 唐沢分岐
1045~1110 黒百合ヒュッテ
1217~1243 天狗岳
1326 根石岳
1340 根石岳山荘
2日目(3月23日)
0646 根石岳山荘
0720~0726 夏沢峠
0834~0852 硫黄岳
0908 赤石の頭
1006~1032 赤岳鉱泉
1133 美濃戸
1242 美濃戸口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
いつもより雪が多かったです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
2014年3月22日(土)23日(日)で天狗岳と硫黄岳に行ってきました。
目的は根石岳山荘に泊まること。
昨年(2013年2月22日・23日)に夏沢鉱泉に行ったとき、
働いているSさんと親しくなり、1か月後に再訪するとの
約束をするも、実行せず。
4月28日・29日に本沢温泉から天狗岳・唐沢鉱泉に下ったときに
茅野駅で夏沢鉱泉の主人にばったり。
Sさんが根石岳にいると聞いていました。
予約するときにSさんのことを聞くと、根石岳山荘にいるとのこと。
天気がいい日を待って、実行しました。
0日目(3月21日)
朝一番のあずさで行ってもいいのですが、茅野始発のバスに乗るため
茅野に前泊。
1日目(3月22日)
始発バスに乗り、渋の湯に向かいます。
今年は雪が多いですね。
この時期なのに、バスは片方だけですがチェーンを巻きました。
渋の湯で登山届を提出します。
空は真っ青。
この連休は予報でも登山日和です。
黒百合ヒュッテはすごい人。
天狗岳から下山してきた人が多かった。
雪の状態を尋ねて天狗岳に向かいます。
いつもより雪が多い。
こんなルートだった?と思うようなところもありました。
山頂では約30分まったり。
西天狗に行ってもいいのですが、根石岳山荘でまったりしたいので
先を急ぎます。
天狗岳から根石岳への下りは、ちょっと気を使います。
昨年2月に根石岳に来たときは、強風と低温で5分もおれなかったのですが、
今日はゆっくりと景色を眺めることができました。
根石岳山荘はもうそこに見えます。
「歯ブラシ通り」が私を迎えてくれました。
山荘の入口に差しかったとき、なんとなく見た感じの人が・・・。
「Sさん。Tです。1年ぶりですが約束を果たしにきました!!」
Sさんは、私のことを覚えてくれてました。
1か月後に来なかったことは責めもせず。
Sさんは、ネパールに行ったそうです。
小屋で働く人は、本当に山好きですね。
宿泊の手続きをするのは、左側の食事棟。
だいぶん古いです。
泊まるところが心配になります・・・。
宿泊棟は、いったん外に出てから入ります。
とてもきれいで暑いくらいに暖房が効いています。
食事棟と宿泊棟の落差にびっくり。
1階ではTVの衛星放送で高校野球が放送されていて、
不思議な感じ。
時たま、「ボコッ」と屋根から雪が落ちます。
私の寝るところはロフト。
上なので、温かい。
冬の山小屋で、靴下を脱いで寝たのは初めてでした。
ここで悲劇が発覚。
ザックを開けると、なんか濡れている。
プラティバスから漏れているみたい。
かれこれ3年ほど使っていますから寿命か。
ザックを広げておくだけで乾きましたわ。
(さすがロフト)
小屋に泊まっても、基本は自炊なんですが、
今回は2食付に。(Sさんもいるしね)
食事棟の土間は、壁側が座れるようになっているので、
自炊は可能です。
早朝に自炊した方は、「小屋の人が食堂に寝ていた」と言って
ましたが・・・。
ここで不思議光景が。
々事現場にあるような火炎放射器みたいな暖房機
近くに寄り過ぎると、アウター等に穴が開くので要注意です。
▲咫璽襪魏垢瓩討い
凍っているとのこと。こんなの初めて見ました。
食事をしていると「夕日」だと。
ギリギリ間に合ったのですが、ピンボケで・・・。
ちょっとの差でこれしか残りませんでした。
2日目(3月23日)
朝日を見るべく外にでます。
誰も出てきません。
一人岩陰で風を避けながら日の出を待ちます。
5分もしないうちに朝日が。
(だれも見にこないんですね。もったいない。)
硫黄岳に出発する前にSさんと記念撮影。
(今回は再会の約束はせず・・・)
ツアーの方の後を追って硫黄岳を目指します。
冬の硫黄岳は昨年2月に続き2回目。
(昨年は−10度、風速20mぐらいで山頂に10分)
ルートもある程度分かっているので、心に余裕を持って登ります。
硫黄岳はいいです。
赤岳、阿弥陀岳は近くて大きく見えます。
天狗岳で見るよりいいですね。
硫黄岳山頂は、風は強かったが、そんなに寒くはなく、
20分もいてしまいました。
そろそろ赤石の頭に向かいます。
ここの風が強かった。
ほんと、飛ばされるかと思いました。
赤石の頭からの下りは、かつて雪崩が発生したところです。
よく見てみると、亀裂が入っています。
慎重に下って行きます。
(ここ、急でした。逆コースはつらいでしょうね)
割と長い樹林帯を抜けると赤岳鉱泉。
昼食のために持ってきた「おでん」を食べる時間を惜しんで
行動食のパンを食べて出発。
アイゼンを外して下ります。
川を何度か渡るのですが、橋の上に雪があって、
その雪が細くなっていて私には怖い。
両手を広げてバランスを取りながら進みます。
林道を歩き美濃戸へ。
その先は車道となります。
凍っていたりするので、歩きにくいです。
思ったより早く美濃戸口に到着。
八ヶ岳山荘でお風呂に入れるということで入浴。
風呂上りのビールをバスの中で呑みながら茅野駅に。
あずさでは、いつものように日本酒を嗜みながら帰途に着きました。
1年越しに実現した再会。
根石岳山荘が、あんなにきれいな小屋だとは思ってもみませんでした。
夏にはお風呂もあるそうです。
小さな小屋ですが、とてもいいですよ。
一度泊まってみては如何でしょうか。
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