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Yamareco

記録ID: 431423
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

【南岳経由で余市岳】

2014年04月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:35
距離
21.0km
登り
1,467m
下り
1,469m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口(天狗小屋付近)6:55〜8:36南岳8:45〜10:27余市岳10:40→13:27登山口
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天狗小屋付近の道道1号線路肩。(天狗小屋への橋はもう車で渡れます。)
コース状況/
危険箇所等
南岳から先の細尾根は雪庇や埋まった小木の踏み抜きに注意。
雲一つない晴天。その分冷え込んできりっとした空気の中を7時ごろ出発。今日のルートは南岳を経由して余市岳。下山は毒矢峰を経由して周回の予定。なので車は天狗小屋橋付近の道道路肩に停めました。
2014年04月20日 07:02撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 7:02
雲一つない晴天。その分冷え込んできりっとした空気の中を7時ごろ出発。今日のルートは南岳を経由して余市岳。下山は毒矢峰を経由して周回の予定。なので車は天狗小屋橋付近の道道路肩に停めました。
舗装路をとぼとぼ歩いて山鳥橋で対岸へ渡り、いよいよ雪道歩き。雪面は固くツボ足で進みます。
2014年04月20日 07:19撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 7:19
舗装路をとぼとぼ歩いて山鳥橋で対岸へ渡り、いよいよ雪道歩き。雪面は固くツボ足で進みます。
しばらく林道歩きの後、標高600m付近で尾根に取り付いていきます。
2014年04月20日 07:36撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 7:36
しばらく林道歩きの後、標高600m付近で尾根に取り付いていきます。
急坂で高度をどんどん稼いでいくと、定天が右側に望まれるように。
2014年04月20日 07:49撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 7:49
急坂で高度をどんどん稼いでいくと、定天が右側に望まれるように。
傾斜はやや緩んできました。
2014年04月20日 07:50撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 7:50
傾斜はやや緩んできました。
やがて明瞭な尾根道となる。
2014年04月20日 08:02撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:02
やがて明瞭な尾根道となる。
木々の間からは純白の余市岳。まだまだ距離があります。
2014年04月20日 08:06撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:06
木々の間からは純白の余市岳。まだまだ距離があります。
山鳥峰の直下のオープン斜面。スキーなら気持ちよさそう。
2014年04月20日 08:07撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:07
山鳥峰の直下のオープン斜面。スキーなら気持ちよさそう。
三角点(879.6m)の山鳥峰。
2014年04月20日 08:11撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:11
三角点(879.6m)の山鳥峰。
南岳までは疎林の緩斜面。
2014年04月20日 08:18撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:18
南岳までは疎林の緩斜面。
5年ぶりの南岳(983m)。ここから先は未知の領域ですが、地形図では急なアップダウンが多く細尾根の通過もあるためEP装備に。
2014年04月20日 08:54撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 8:54
5年ぶりの南岳(983m)。ここから先は未知の領域ですが、地形図では急なアップダウンが多く細尾根の通過もあるためEP装備に。
地形図では大きな崖(土)表示になっている箇所。標高差約150Mほどの絶壁は迫力があります。
2014年04月20日 09:01撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:01
地形図では大きな崖(土)表示になっている箇所。標高差約150Mほどの絶壁は迫力があります。
崖上は細尾根で今にも雪庇が崩れそうな感じ。
2014年04月20日 12:01撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 12:01
崖上は細尾根で今にも雪庇が崩れそうな感じ。
左側の斜面をトラバース。谷へ滑落しないよう固い雪面にピッケルを十分打ち込みながら通過。
2014年04月20日 09:11撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:11
左側の斜面をトラバース。谷へ滑落しないよう固い雪面にピッケルを十分打ち込みながら通過。
余市岳までいくつかアップダウンするルートの全容。
2014年04月20日 09:18撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:18
余市岳までいくつかアップダウンするルートの全容。
1134ピークまでのルート。
2014年04月20日 09:27撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:27
1134ピークまでのルート。
油断するとトラップにはまるので下りでもあまりスピードは出せません。
2014年04月20日 11:10撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 11:10
油断するとトラップにはまるので下りでもあまりスピードは出せません。
1261Pへの登り。
2014年04月20日 09:44撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:44
1261Pへの登り。
1261Pからの羊蹄山。
2014年04月20日 09:52撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:52
1261Pからの羊蹄山。
再び標高を下げて1380Pへの登り。
2014年04月20日 09:56撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 9:56
再び標高を下げて1380Pへの登り。
1380P直下は結構な急斜面。クラストは緩いですがここもピッケルを十分利かせて慎重に。
2014年04月20日 10:11撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:11
1380P直下は結構な急斜面。クラストは緩いですがここもピッケルを十分利かせて慎重に。
1380Pを通過するといよいよ余市岳の大きな山塊が目の前に。
2014年04月20日 10:17撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:17
1380Pを通過するといよいよ余市岳の大きな山塊が目の前に。
南斜面ではハイマツが一部露出し始めています。
2014年04月20日 10:26撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:26
南斜面ではハイマツが一部露出し始めています。
賑わってるかと思いきや意外に誰もいない余市岳(1488M)山頂。雪山では初めての登頂です。風もなく本当に最高の春山日和。
2014年04月20日 10:38撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:38
賑わってるかと思いきや意外に誰もいない余市岳(1488M)山頂。雪山では初めての登頂です。風もなく本当に最高の春山日和。
羊蹄山。
2014年04月20日 10:38撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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羊蹄山。
ニセコ連山。
2014年04月20日 10:38撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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ニセコ連山。
積丹連山。
2014年04月20日 10:37撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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積丹連山。
朝里岳の向こうに署寒連山。
2014年04月20日 10:37撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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朝里岳の向こうに署寒連山。
無意根山。

この先、毒矢峰経由で下山の予定でしたが、ザックにデポしたポール1本を途中で落としたことに気づき、やむなくピストンする羽目に。
2014年04月20日 10:39撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:39
無意根山。

この先、毒矢峰経由で下山の予定でしたが、ザックにデポしたポール1本を途中で落としたことに気づき、やむなくピストンする羽目に。
帰路も登り返しが結構あります。(1380Pへの登り返し。)
2014年04月20日 10:56撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 10:56
帰路も登り返しが結構あります。(1380Pへの登り返し。)
最後の大きな登り返しをクリアーしたあたりで余市岳を眺めながらランチタイム。
2014年04月20日 11:52撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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4/20 11:52
最後の大きな登り返しをクリアーしたあたりで余市岳を眺めながらランチタイム。
崖尾根付近で無事ポールを回収しました。
2014年04月20日 12:01撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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崖尾根付近で無事ポールを回収しました。
撮影機器:

感想

今週末も最高の春山日和。先週は少し足を延ばしたので、今週は近場で未踏ルートに挑戦。
色々迷いましたが、予てより温めていた南岳経由の余市岳ルート、帰路は毒矢峰経由の周回路とし
天狗小屋付近の道路路肩に駐車しました。

南岳までは一度歩いたコースで特に危険箇所もなく、朝晩の低温で雪面も締まっており、ツボ足で軽快に歩みを進めることが出来ました。南岳から先は、1134P,1261P,1380P等いくつかのピークを越えていく急な斜面や細尾根の通過もあるため、アイゼン、ピッケル装備とし、地形図を確認しながら慎重に歩みを進めました。

南岳から間もなく現れる崖尾根への急な登りはクラストしていればかなり危険でしょうが、雪は腐れ気味で、むしろ細尾根を避けた尾根左側の斜面のトラバースに気を使いました。その後のルートも特に危険箇所はありませんが、陽当たりが良く融雪が進んでいる箇所は踏み抜きがあり、下に隠れている木の枝に足をぶつけて打撲しました。下りなどで勢いよく歩いている時に踏み抜くのは注意が必要です。

山頂は風も弱く羊蹄、ニセコ、積丹、暑寒や隣の朝里、白井岳など360度の大展望を十分堪能出来ました。
この先、毒矢峰経由で下山の予定でしたが、途中でザックにデポしたポールを1本落としたことに気づき、やむなくピストンを余儀なくされました。帰路も登り返しが多く雪も腐りが進み、足取りはやや重くなりましたが、未踏のルートで初の雪山の余市岳を山頂を踏めたことに大満足の山行でした。

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