飛龍山・雲取山 山梨百名山完登リーチ
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- GPS
- 12:30
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,184m
- 下り
- 3,170m
コースタイム
- 山行
- 2:06
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:10
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:10
5:00 安曇野穂高発
午前中 雁ヶ腹摺山へ
10:30 大峠発 大月から139号
12:30 小菅道の駅経由 411号へ
13:30 片倉谷ゲート前 三条の湯へ向かう(飛龍山・雲取山)
<復路>24日
16:50 片倉谷ゲート前発 大菩薩ライン 勝沼IC経由 双葉食事
20:30 自宅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(ダート、一部舗装されている) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道迷いはないが、崖が続き要注意箇所あり |
その他周辺情報 | 三条の湯 道の駅たばやま「のめこい湯」 |
写真
感想
2022年(令和4年)5月23日(月)24日(火)
飛龍山、雲取山 山梨百名山完登リーチ
飛龍山は山梨百名山99座目として。
雲取山は前回(2004年8月)カメラを忘れ記録がないのでもう一度と。
三条の湯へ宿泊して二座を登る計画を立てた。
98座目の雁ヶ腹摺山へ午前中に登り、大月から丹波山村へ入り後山林道の片倉谷ゲート前へ。
清流の渓谷を時々覗きながらゲートから嫌というほど長い林道を歩く。
ほぼ垂直の岩壁、今にも崖崩れそうで上も時々窺いながら。
三条の湯へは、林道6km以上さらに登山道1.5kmほどを2時間以上。
ようやく薪を炊く煙、香りが漂う情緒ある三条の湯に到着。
雲取と名付けられた8畳の一部屋を貸し切りで泊まらせてもらう。
早速お風呂へ、湯は5℃ぐらいの湧水を薪で炊いている。
アルカリが強く、ツルツルのお湯に今日の疲れはすっかり取れた。
食事はイワナの天ぷら ウドの風味が独特で美味しかった。
翌朝、飛龍山方面に向かったのは私だけか。
いきなりの急登に息が上がる。ゆっくりゆっくり。
ブナの大木、心地よい風に小鳥がさえずり最高のハイキング日和。
ただ危険箇所も出て来る。
崖崩れが起きた後、整備された道。
しっかりと山側の斜面が直角に削られ、靴の幅ほどの道を慎重に進む。
三条の湯へ下山、最後の急斜面、道が斜めになっていて山側に身体を倒し滑らないように下ったのに比べれば安心感はあった。
稜線に出ると目の前に飛龍山だろうと思われる山並みが見られた。
青空は出ているが雲も多くなり湧きだつ。
北天のタル、飛龍山と雲取山を結ぶ稜線に出た。
遠くの山には雲がかかり視界が悪くなってきた。
ここで初めて他の登山者と出会った。
今回飛龍山から雲取山までの道のりで会ったのはこの一人だけだった。
ただ雲取山山頂では他のルートからだろう10名ほどの方が居られた。
北天のタルから飛龍山への稜線にはシャクナゲが多く見られ、まだ蕾のものが多かったが淡いピンクの花を咲かしているものもあった。
ただシャクナゲ通りは狭くなり歩き難くい。
ことに飛龍山山頂から飛龍権現神社への下りは見事なシャクナゲの群生地だが道を覆い被さるように生育していた。
シャクナゲの花の見頃は5月末、これからのようだ。
そして登山道に掛る橋の多いこと。
この整備され設置された橋が意外と恐怖だった。
鉄骨で支えられているようだがかなりの崖に浮くようにあるのだ。
この橋がないとかなりの時間もかかり通過するような場所も一気に進め、安全でありがたい橋には違いない。
近道の急登をわずかばかり登ると目指す飛龍山山頂へと出た。
樹林帯に囲まれ展望のない平凡な山頂風景だ。
しかし飛龍山の登頂で山梨百名山99座目となった。
下山は少し時間がかかるが飛龍権現神社へ回ることにした。
小さな祠だけの神社だが山行の安全等祈った。
お参りもし、ここまで脚を伸ばしたことに気持ち的に余裕が持てた。
北天のタルへ戻り、雲取山へと向かう。
ほとんど高速道路並みの歩きやすい道で起伏も少なくテンポ良く進めた。
周りの笹に驚く!
全面枯れている。
帰りに話を聞くとここ数年笹の花が咲き枯れ始めたとのこと。
小さな笹の緑の芽が見られるものの薄茶色の世界を歩いた。
三条の湯からの登山道が真下に見えるようになると三条ダルミが近い。
目の前に雲取山が見られあと一歩で山頂への三条ダルミに着く。
一休みし最後の急登へと進む。
岩場が見られ避難小屋前へと出る。
周りが開け明るくなるが、残念ながら遠くの展望がない。
期待した富士山は雲の中。
かつて利用した避難小屋の前を山頂へ。
さまざなま標示「日本百名山」「東京都最高峰」などが設置されている。
「山名盤」を見て、今日登った飛龍山もしっかりと確認できた。
かなり遠くに三角形の山容を眺めながら長かった道のりを振り返った。
楽しみにしていた三条の湯のお弁当をいただいた。
酢飯が美味しくて力がもりもりと湧き下山にエネルギーが蓄えられた。
ということで長い下山だったが無事三条の湯まで戻った。
ただここからの林道歩きを考えると気が重くもなる。
薪の燃える匂いの中下山を急いだ。
後何km?などと思いながら黙々と林道を下る。
三条の湯から7,8kmある片倉谷ゲート前までだが、後4kmほどのところでluckyなことに三条の湯の青色ジムニーが下ってきて横に止まった。
そして乗せて行ってくれるとのこと。
足腰に不安もあるのでありがたく乗車させていただくことにした。
どうも三条の湯主人の奥様のようで軽快に下山を走らせてくれた。
その中で小屋のこと、笹のことシャクナゲのこと、そして林道・登山道維持の大変さのことなど話をしてくださった。
ということで最後、楽をさせていただき無事片倉谷ゲート前へと下山できた。
前日雁ヶ腹摺山、そして今日飛龍山を登ることができ山梨百名山99座目となり完登まで後一座となった。
あと一座は小太郎山。
秋に登ろうと計画している。
ふるちゃん
コメント
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