無実山(房総アルプス):今なお"ほぼ"立入禁止で大荒れです、半袖隊長、分県千葉"ほぼ"完登
- GPS
- 05:52
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 552m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:51
累積標高(上り): 552m / 累積標高(下り): 628m
[SRTM標高値]合計距離: 15.32km / 最高点の標高: 269m / 最低点の標高: 5m
累積標高(上り): 333m / 累積標高(下り): 422m
★EK度数(地理院標高値):23.98=20.27+(552÷100)+(628÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献/記録】
分県登山ガイド11千葉県の山(山と渓谷社/2018年4月5日初版)
32房州アルプス(ぼうしゅうあるぷす)267m2等三角点ピーク
眺望を楽しみスイセン畑を訪ねる縦走コース
(注)2019年台風15号被害のため、今や全く役に立ちません!!!
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注)鋸南町コミュニティバス(青バス)…予約不要/300円/現金後払い https://www.town.kyonan.chiba.jp/life/1/19/92/ 【復路】上総湊駅1611君津駅西船橋駅大手町駅代々木上原駅地元駅 (注)東京メトロ24時間券…600円/券売機で購入 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 全行程は約15km(ルートミスで歩いた余計な300mを除く)だが、 ●入山するまでの約1.5kmと下山後の約8km(合計約9.5km)は舗装路歩き ●純然たる登山道はその間の約5.5km(横根集落⇒内台十字路⇒無実山⇒鹿原林道)のみ ●距離は短いが、大規模倒木・崖崩れが修復されずに放置され、登山道が途切れ・塞がれた区間が数ヶ所ありとても危険 ●もしどうしてもピークハントしたいならば、鹿原林道(北)側から迂回路で入山しピストンするのが無難 ●ヘビがいます ●250嫩度バイクを乗り回すアホバカ不良中高年がいます⇒危険 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:降雨後は泥濘ではなくとも滑る箇所が多い、木の根っこも危ない ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :それなりにあります ☆半袖 タイム:最初から最後まで全行程 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:全くのゼロ…出会いなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:保田駅、上総湊駅、上総湊駅近くのスーパー・コンビニ ★携帯:低山だが集落も含めて意外に圏外区間が広い、かえって尾根に上がると圏内 ★食料調達処:NewDays西船橋駅(朝) ★酒類調達処:ファミリーマート富津湊店⇒上総湊駅からから3分 ★お土産処:買わず ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【記録登録日:2022年5月31日(火)】
「千葉県の山(分県登山ガイド)」を巡ろう企画の最終編です。
前回(5/18)に「経塚山」を歩いてリーチ…残るは「無実山(みなしやま/房州アルプス最高地点267mP)」となった。
房州アルプスは北側(鹿原)入口付近で大規模崖崩れのため林道が流され歩行困難と読んだことがあったので、最後の最後まで残していた。
でも、もう夏日だ・真夏日だ…と天気予報で喧伝される季節だし、今年も梅雨や台風の豪雨で、新たな登山道被害が生じる可能性もあるので、早めに低山歩きを終えてしまいたい。
そこで最近の記録を見ると、大規模崩壊地の手前の支尾根(⇒地理院地図にも載っている)が迂回路として紹介されており、だったらで大丈夫だろう…と出陣した。
行ってみると、心配していた箇所ではなく、途中のコブ(小ピーク)前後の倒木・斜面崩壊により道が流され塞がれた地点を通過するのが大変で…もう嫌になっちゃうよ by 泳げたいやき君でした。
房総アルプス登山口は南北二ヶ所にありますが、そのいずれにも富津市役所による警告板が立てられていました。
その表現は「立入禁止」ではなく「危険」。文中は「大変危険なので」「立ち入らないようにお願いします」との婉曲表現だが、"ほぼ"立入禁止みたいなもの。
「おい、おい、ここまで来てダメって言われてもなぁ…」
「誰かのレコに書いてあったのかもしれないが…見てないなぁ」
とのいつもの思考回路で立ち入ったが、ここでヤマレコに山行記録をアップするユーザー諸氏に強く求めたいことがある。
自分が歩いたコース・ルートに「立入禁止」「入山禁止」等の何らかの規制措置が施されてる場合は、それを正直に記録に「分かりやすいように」「明記」することだ。
「登った山リスト」の弊害だと思うが、それらの規制措置が立札や看板で明示されているのに、全く触れずに登録されている山行記録がなんと多いことか。
それらの入山規制を無視することが心苦しいからか…隠しているわけです。
それは「情報共有」を主旨とするヤマレコ理念に反しています。
その規制を知ったうえで行く・行かないはその人の判断です。
「来てみたら入山規制があった」⇒「でもここまで来ちゃったから…行こう」⇒「…で事故った」と言うのが最悪パターン。
せめて、そういう方が生じないように自らも心がけたいと思います。
これで分県千葉ガイドに登録された山を全て終えました。
(注)嶺岡愛宕山は自衛隊による三角点見学会がコロナ規制のため中止されているので、正門まで歩いて行ったことで暫定登頂にしているが、見学会が再開され次第、予約・参加する。
https://www.mod.go.jp/asdf/mineokayama/index.html
全て電車バス利用の「脱・炭素」山行だけだったので、なんと道路歩きが長かったこと。
でも千葉県には低山しかなく、また山麓あるいは山頂直下まで林道が巡らされているため、ヤマレコ内では「出す・炭素」山行(山頂直下までクルマを乗り付けあちこちハシゴする)がとても多いのが特徴ですが、その場合、完投するに一ヶ月も要らないでしょうね。
また千葉県には「房総低名山」もあり、残りが9座となっていますが、これまた脱・炭素で行こうとすると苦行難行の連続。
季節は暑い夏を迎えることもあり、しばらく、千葉県からは遠ざかることにします。
【以下…個人備忘録】
(歸脹悄Φ南町コミュニティ・バスの運転手さんが、経塚山登山で利用した南房総市家バスと同じ方で、先方からわざわざ話しかけてくれた。鋸南町も南房総市も所属する日東バスに運行委託しているから…だそうです。前回は結局何処に下ってどうやって帰ったのか…?とか、短時間ながら、話は盛り上がりました。
途中でスマホを落としたことに気付き、探しに戻ったら、たまたま小型バイクで若い人が通り掛かった。その旨を告げ、下を見てウロウロしていたら、「電話をかけてみましょう」…と⇒圏外で通じなかった。またスマホがなくてもここから帰れるのか?等々、たいそうご心配頂いた。帰宅後、お礼の電話を入れたら「鋸山でも遭難事項はある」し…心配していたと。お騒がせしました、有難うございました<m(__)m>
【今回登った主な山】
★無実山(みなしやま…房総アルプス最高地点)267m:初…分県千葉ガイド34/34⇒完登
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用過去レコリンク:房州アルプスの近くの山】
2016年01月24日(日):嵯峨山・三浦三良
痩せ尾根と大海原越しの絶景、半袖隊長、スイセンだけではないぞ房総は!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-802539.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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無実山は、やはり荒れ荒れですか。
千葉の山の特徴ですから致し方ないですね。
この無実山と自衛隊愛宕山の2座(たぶん)が未踏なのですが……。
ところで
ヒルは大丈夫なんでしょうか
お早うございます<m(__)m>
既に房総低名山は完登されているのに、分県千葉ガイドは未だなのは存じておりました。
千葉の山の樹木は、岩の上に薄く堆積している土砂に根を張っているので風水害に弱く、あちこちで倒木・崖崩れ・斜面崩壊のため登山道・林道が寸断・流出しており、惨憺たる状況ですね。
ボランティアの皆様のご尽力で徐々に復旧してはいるものの、大規模被害地あるいは入山者が少ない一帯ではそのまま放置されているのが現状です。
滅多に使われない山道・林道修復より、もっと優先される事項(例えばコロナ対策とか…)があるので、このままの状況が続くのではないでしょうか?
今まで巡ってきた印象からは、分県千葉ガイドが改訂される折には、今回の無実山(房総アルプス)や三浦三良山(鎌倉古道)、八良塚などは選外になるでしょうね。
県や市町村が立入せぬよう求めている地域を、そのまま掲載し続けるとなれば、山と渓谷社の良識が問われますから。
さてヒルですが、たまたまなのでしょうか…大丈夫でした。
多くが乾いた地質の足許だったからでしょうか?
コロナ禍における見学会中止のため、拙者も自衛隊愛宕山三角点を踏んでおりません。
火山活動のため、浅間山や桜島の三角点に登れないのと何ら事情は変わりませんから、拙者は自衛隊正門まで行ったことで「みなし登頂」扱いにしています。
satfourさんも嶺岡馬ノ背などを歩かれた際に三角点近くの林道を通られているので、まぁ登ったも同然ですよね。
隊長
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