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Yamareco

記録ID: 433844
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

敗退記録 高島トレイル トレイルスルー、ハーフで断念

2014年04月24日(木) ~ 2014年04月26日(土)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:54
距離
38.8km
登り
2,571m
下り
2,703m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

コースタイムはあまりあてになりません
高島トレイル公式マップのタイムを山行にされたほうが賢明かと…
24日
愛発越 5:48
乗鞍岳 7:57
黒河峠 10:25
赤坂山 13:30
寒風 14:52
大谷山 15:56
抜土 16:52

25日
抜土 6:16
大御影山 8:36
大日尾根分岐 10:34
三重嶽 13:03
武奈ヶ嶽北尾根(ワサ谷分岐) 16:00

26日
武奈ヶ嶽北尾根(ワサ谷分岐)6:17
武奈ヶ嶽 6:46
水坂峠 9:25
天候 3日とも晴れ!暑かった〜!
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
前日、桑原橋にマイカーをデポ。バス電車でマキノに移動し前泊

24日宿からタクシーで愛発越(国境スキー場)

下山後、水坂峠から徒歩にて保坂BS
バス・電車・バス・バスと乗り継ぎ桑原橋にマイカー回収
コース状況/
危険箇所等
水場について
愛発越から抜土
この間で水をとれる場所は、黒河峠付近(未確認)・三国山分岐手前・明王の禿手前・抜土
黒河峠付近以外の3か所は生水そのまま飲んで大丈夫でした。個人差はありますので不安な方は浄水器利用が吉
抜土から水坂峠
この間は、三重嶽をすぎP855から下りたあたりの池・水谷別れからワサ谷分岐までの間に池(水たまり程度)で浄水器を使用して水をとりました。水坂トンネル手前から角川方面へ下りるとそこそこ水量のある沢。(トレイル上から見えていた)

ルート不鮮明・不安になる個所
黒河峠手前、鉄塔めがけて関電のプラ階段を下るあたり。テープ類がないので少々不安になりますが、そのまま進んでOKです。
大谷山までは歩く人もそれなりに多いので今の季節なら問題ありませんが、草原地帯は冬道の名残があるので少々困惑するかも。
大谷山〜抜土は、縦走の人ぐらいしか歩かないので踏み跡が細くなりますが、基本テープを追いかけていけば大丈夫。
大御影〜三重嶽。こちらも縦走の人しか歩かなそう。残雪でトレイルが途切れる場面もしばしば。倒木やブッシュのためトレイルを逸れることもあるので要ルーファイ
武奈ヶ嶽〜水坂峠。最後の急坂区間が終わった後、杉の樹林帯なので落ち葉や枝で踏み跡不鮮明。
前日にゴール地点の桑原橋に車をデポし・・・
2014年04月23日 15:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/23 15:46
前日にゴール地点の桑原橋に車をデポし・・・
24日スタート地点にやってきました。
2014年04月24日 05:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 5:36
24日スタート地点にやってきました。
まずはゲレンデ登り
朝市にこれはこたえる・・・
2014年04月24日 05:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 5:48
まずはゲレンデ登り
朝市にこれはこたえる・・・
ゲレンデトップ
すでにガスの上です
2014年04月24日 06:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
5
4/24 6:22
ゲレンデトップ
すでにガスの上です
余裕のあるうちにお花など…
イワウチワ(トクワカソウ)
2014年04月24日 06:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/24 6:52
余裕のあるうちにお花など…
イワウチワ(トクワカソウ)
気持ちのいいブナ林のトレイル
(などと思っているのも今のうち)
2014年04月24日 07:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 7:00
気持ちのいいブナ林のトレイル
(などと思っているのも今のうち)
カタクリですね
2014年04月24日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
12
4/24 7:34
カタクリですね
イワナシ
2014年04月24日 07:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
7
4/24 7:56
イワナシ
乗鞍岳到着
2014年04月24日 07:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 7:57
乗鞍岳到着
から見える電波塔
いいお天気暑くなりそうな予感…
2014年04月24日 08:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/24 8:07
から見える電波塔
いいお天気暑くなりそうな予感…
こんな梯子があったりします
2014年04月24日 08:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 8:11
こんな梯子があったりします
ここらで、山干しバナナ〜
2014年04月24日 08:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
14
4/24 8:29
ここらで、山干しバナナ〜
黒河峠に到着
2014年04月24日 10:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/24 10:25
黒河峠に到着
トレイルの標柱
2014年04月24日 10:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 10:26
トレイルの標柱
しばらく林道を歩いて
三国山登山口
2014年04月24日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 11:06
しばらく林道を歩いて
三国山登山口
いきなりロープ場があったりします
2014年04月24日 11:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 11:14
いきなりロープ場があったりします
プチ湿原
2014年04月24日 11:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
3
4/24 11:44
プチ湿原
水場
暑いのでしばらくここで休憩
2014年04月24日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 11:54
水場
暑いのでしばらくここで休憩
分岐でザックをデポし三国山
2014年04月24日 12:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 12:21
分岐でザックをデポし三国山
ポイント3
2014年04月24日 12:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 12:21
ポイント3
明王の禿を見上げる
2014年04月24日 12:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
3
4/24 12:59
明王の禿を見上げる
到着!
2014年04月24日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
10
4/24 13:05
到着!
ポイント4
2014年04月24日 13:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/24 13:06
ポイント4
赤坂山
人いっぱいだったので写真だけとってスルー
2014年04月24日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 13:30
赤坂山
人いっぱいだったので写真だけとってスルー
赤坂山から見る大御影山
遠いね〜
2014年04月24日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
3
4/24 13:30
赤坂山から見る大御影山
遠いね〜
粟柄越
2014年04月24日 13:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/24 13:42
粟柄越
寒風への草原
2014年04月24日 13:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 13:42
寒風への草原
途中で振り返って赤坂山
2014年04月24日 14:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/24 14:02
途中で振り返って赤坂山
あ〜、伊吹が見えますね〜
2014年04月24日 14:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 14:03
あ〜、伊吹が見えますね〜
ちょっと荒涼としたピーク
2014年04月24日 14:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 14:38
ちょっと荒涼としたピーク
寒風に到着
今日のめどが立ったので、しばらく休憩・・・
2014年04月24日 14:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 14:52
寒風に到着
今日のめどが立ったので、しばらく休憩・・・
寒風から琵琶湖方面
2014年04月24日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 14:53
寒風から琵琶湖方面
これから進む大谷山方面
2014年04月24日 15:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/24 15:29
これから進む大谷山方面
絶景…
2014年04月24日 15:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/24 15:37
絶景…
大谷山に到着
2014年04月24日 15:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
5
4/24 15:56
大谷山に到着
トレイル標柱
2014年04月24日 15:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 15:57
トレイル標柱
ここからの琵琶湖もいい
2014年04月24日 15:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
5
4/24 15:57
ここからの琵琶湖もいい
今日歩いてきた山々
ずいぶん歩いたもんだ
2014年04月24日 15:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/24 15:57
今日歩いてきた山々
ずいぶん歩いたもんだ
石庭下降点
別名白石平
2014年04月24日 16:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 16:11
石庭下降点
別名白石平
しばらくの劇下りののち
林道へ降り立つ
2014年04月24日 16:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/24 16:51
しばらくの劇下りののち
林道へ降り立つ
ここが抜土
2014年04月24日 16:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/24 16:52
ここが抜土
今日のお宿
2014年04月24日 17:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
12
4/24 17:20
今日のお宿
次の日どんな目に逢うか知らず…
余裕ぶっこいてます
2014年04月24日 17:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
18
4/24 17:58
次の日どんな目に逢うか知らず…
余裕ぶっこいてます
さあ、二日目
2014年04月25日 06:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/25 6:16
さあ、二日目
いきなり急坂登りで近江坂
2014年04月25日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/25 7:29
いきなり急坂登りで近江坂
三重嶽遠いですね〜
2014年04月25日 07:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/25 7:34
三重嶽遠いですね〜
さすがに標高が上がってくると残雪が多い
2014年04月25日 07:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/25 7:51
さすがに標高が上がってくると残雪が多い
大御影山到着
ブッシュと残雪にてこずりやや遅れ気味
2014年04月25日 08:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/25 8:36
大御影山到着
ブッシュと残雪にてこずりやや遅れ気味
トレイル標柱
2014年04月25日 08:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/25 8:36
トレイル標柱
大日尾根分岐
ああしんど〜
2014年04月25日 10:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/25 10:34
大日尾根分岐
ああしんど〜
こんなピークを三つか四つ越えて・・・
2014年04月25日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/25 11:43
こんなピークを三つか四つ越えて・・・
やっとのことで三重嶽
この時点で予定からずいぶん遅れてる・・・
2014年04月25日 13:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
3
4/25 13:03
やっとのことで三重嶽
この時点で予定からずいぶん遅れてる・・・
トレイル標柱
2014年04月25日 13:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/25 13:03
トレイル標柱
ワサ谷分岐
水坂峠まで行くことをあきらめ
ここでビバークすることに…
2014年04月25日 16:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/25 16:00
ワサ谷分岐
水坂峠まで行くことをあきらめ
ここでビバークすることに…
ああ〜
こんなところで三日目を迎えるとは…
完歩はあきらめて、せめてハーフスルーを目指そう!
2014年04月26日 06:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/26 6:17
ああ〜
こんなところで三日目を迎えるとは…
完歩はあきらめて、せめてハーフスルーを目指そう!
日本海がよく見える
2014年04月26日 06:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
6
4/26 6:43
日本海がよく見える
武奈ヶ嶽到着
2014年04月26日 06:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/26 6:46
武奈ヶ嶽到着
トレイル標柱
2014年04月26日 06:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/26 6:46
トレイル標柱
角川へエスケープするか?
水坂峠を目指すか?
思案中・・・
結局、ハーフスルーを目指して水坂峠へ…
2014年04月26日 07:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
1
4/26 7:14
角川へエスケープするか?
水坂峠を目指すか?
思案中・・・
結局、ハーフスルーを目指して水坂峠へ…
水坂峠の劇坂下り・・・
本当に劇坂です
2014年04月26日 20:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
5
4/26 20:04
水坂峠の劇坂下り・・・
本当に劇坂です
道路が見えてきた
2014年04月26日 09:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4/26 9:22
道路が見えてきた
水坂峠到着
今回はこのへんにしといたろ
(負け惜しみともいう)
2014年04月26日 09:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/26 9:25
水坂峠到着
今回はこのへんにしといたろ
(負け惜しみともいう)
待ってろ、二の谷山
いつか行くぞ
2014年04月26日 10:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
3
4/26 10:02
待ってろ、二の谷山
いつか行くぞ
保坂BSへテクテクの途中
2014年04月26日 10:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
9
4/26 10:11
保坂BSへテクテクの途中
おっ!
最近watarin君が凝っている
水準点?
2014年04月26日 20:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/26 20:04
おっ!
最近watarin君が凝っている
水準点?
一等ですね〜
No1332だそうです
2014年04月26日 20:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
4
4/26 20:12
一等ですね〜
No1332だそうです
2014年04月26日 10:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
5
4/26 10:14
桑原橋へ帰ってきた〜
ただし、バスと電車を乗り継いでorz
2014年04月26日 13:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 30, Canon
2
4/26 13:26
桑原橋へ帰ってきた〜
ただし、バスと電車を乗り継いでorz
撮影機器:

感想

念願だった高島トレイルスルーハイク。
大見え切って行ってはみたものの…
結果から言うと、途中敗退。今回はハーフで終わってしまいました。
悪い見本の典型のような山行になりましたが、自分への戒めとして記録に残します。

一日目
早朝前泊の宿からタクシーで登山口へ、国境スキー場のゲレンデ登りから始まります。
ゲレンデを登り切って、トレイルに入ると気持ちのいいトレイルが、のはずがここらの山特有の低く倒れた木の枝。
あちこち引っかかり、意外と手ごわい…
まあそれでも比較的順調に、黒河峠に到着。パンをかじって休憩し…
しかし、お天気が良すぎで暑い。なにせ、ブナ林はまだ葉が出ていなく日陰というものがあまりない。水の消費も増えていく…
三国山手前の水場で給水し、しばらくクールダウン。
その後は、ほぼ順調に日差しに焼かれながら寒風まで。ここで今日のめどが立ったことなのでしばらく休憩。
後は大谷山を越え急坂を下ってテン泊予定地抜土に到着。
この抜土。テン泊にいい場所ではあるのだが、テントを張ったのが林道わきの砂利の上。マット越しにも何だか固く寝心地が悪い。また水腹の影響か、あまり食欲がわかず、水分補給もこの夜はあまりできず。電解質異常なのかときおり筋肉がこわばる…
二日目
そんな心地の悪い夜を過ごして翌朝・・・
体のこわばりは無くなったが、依然食欲はあまりない。朝食もそこそこに撤収して出発。
大御影山手前で蜂蜜と干しバナナで栄養補給。コースタイムより少々遅れで大御影へ。
ここから先、ルート不鮮明で地図とテープを頼りに点と点をつなぐ歩きになる。枝や倒木をよけて歩きやすいところを進むといつの間にかトレイルから逸れそうに…
逸れないように気を使うので神経が疲れる。緊張のため口が渇く・・・
そして、途中の休憩などでかなりのタイムロスをしながら大日尾根分岐。
今から思えば、ここらで何かまとまったものを食べておけばよかった…
三重嶽まで、いくつかのピークを越えて行く。行動食で補給するが、水の消費も増えてきた。
残雪でトレイルが埋まって、ルート探しにうろうろすることもあり依然神経が疲れる。
シャリばて気味なのか、歩くペースも悪い。
三重嶽手前で休憩中、三重嶽から人の声が…人の声を聞くのは寒風以来
団体さんのようだ、ホッとする。三重嶽に到着するともう団体さんは行ってしまったようだ。
休憩もそこそこに出発するが、所々に雪原がありトレイルを覆い隠す。
そしてその先で痛恨のルートミス。すぐに気がついて復帰したが、なんと先ほどの団体さんが目の前に現れる。
自分は北西の枝尾根に入りかけたが、彼らは南東の枝尾根に入りかけたらしい…
そして、P855すぎの池で彼らの背中を見送り休憩。水坂峠までたどり着けないと判断しビバーク用の水を500cc確保。水谷別れ先の池でもう500cc確保し適地を探しながら進む。
そして武奈ヶ嶽北尾根(ワサ谷分岐)に到着。ここからは石田川ダムにエスケープもできるのでここにテントを張り、翌朝どうするか考えよう。
今日は行動食しか口にしていないので、とにかく回復のために食べたいが水の残が約1リットル強。下山用の水も残しておかないといけないので、食欲も依然としてあまりないが、昼食べるはずだったパンと行動食を水で流しこみ横になる。
体のこわばりは昨日よりも強く出たが、とにかく横になって少しづつ水を飲みながらいつしか眠りにつく。
樹林帯とはいえさすがに稜線上は風が強く、夜中に何度か目がさめたが昨日よりは幾分眠れた気がする。
三日目
体のこわばりも取れ、幾分回復したようだが、こんなていたらくではままならない。
なので、今日は武奈ヶ嶽から水坂峠へ向かいハーフスルーとして今回の山行を終わることにした。
朝食代わりの行動食を摂り、水を飲み出発。ここで水の残800cc。
朝一は涼しいので水坂峠までまあ持つだろう。
やっぱり一晩寝てると回復はしているもので、武奈ヶ嶽・赤岩山西峰を難なくパス。
劇下り区間もどうにかクリアして水も何とかセーフ。
水坂峠に到着!あ〜無事に下山できてよかった〜
デポしてあったミネラルウォーターを一気飲みし、保坂BSへ
後は、バス・電車・バス・バスと乗り継ぎ車を回収。その足でデポの残りも回収し、てんくうでさっぱりしてから帰宅の途に着きました。

帰り道、己のふがいなさと力量のなさを反省しながら走行中・・・
カーラジオの音楽に反応してか、突然目頭が熱くなり目から汗が・・・

反省点は多々あります。
トレーニング不足での体力不足
適切な水分とミネラル補給(水飲みすぎ)
適切な栄養補給(食事があまりとれなかった)
あせらない・へこたれない精神力(たぶんルートミスする時はあせっているんだと思う)
ルーファイ能力不足
数え上げたらきりがありません。
認めたくないですが…悔しいですが…現実です。

これらをクリアしつつ、いつか完歩を目指したいと思います。
ああ、また眼から汗が…

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コメント

めちゃくちゃ参考になりました!!
sabakanさん。初めまして。おなじく大阪のtomytomyと申します。因みに同じく50歳です。
5/2から5/5までテント3泊4日で国境から駒ヶ岳まで縦走するので、レコ、大変参考になりました。
そうですか。雪がまだそんなに残っていいるのですか。
秋に駒ヶ岳からナベクボ峠まで縦走したのですが、完全に踏み跡だけが頼りですよね。黄色いテープはあったら安心、という程度ですよね。それで残雪で踏み跡が消えていたらかなり困難なルーファイになるのはわかります。
特に大御影〜三重嶽と、水坂峠手前の最後の急坂区間が終わった後は慎重に進むようにします。
あと、暑さを覚悟することとか、倒木を越えることとか、水をセイブすることとか。
私も体力の限界が来たら、勇気をもって撤退するつもりで行ってきます。
2014/4/27 22:31
健闘を祈ります!
tomytomyさん はじめまして
悪い山行の見本のようなレコですが、コメいただきありがとうございます。
今回は、悪循環にハマったせいもありますが、本当に心身ともに疲れました。

残雪でのルーファイですが、
雪の量も、この時期日に日に減ってはいきますので少しはましになるのでは?と思います。
あとお天気が良かった場合、日中かなり暑くなりますので暑さ対策必須です。
私もこれが悪循環の始まりだったので・・・

GWあけに無事完歩のレコがアップされること楽しみにしています。
2014/4/28 0:08
おつかれさまでした!
高島トレイルは私も一番縦走してみたいトレイルなのでとても参考になりました。

このトレイルは本当に皆さんルーファイで一番苦労されてますよね。。。
私にはまだまだその手の技術も精神力もありませんがいつかsabakanさんのレコを参考にチャレンジしたいと思います!

今回はハーフになって残念かとは思いますが無事ケガも無く下山なさられて良かったですね。
感動しました、ありがとうございました。
2014/4/27 23:17
やっぱり夢は実現したいですよね
teteさん はじめまして
悪い山行の見本のようなレコにコメいただきありがとうございます。

teteさんもよくマキノ通いされているようなので、やっぱりいつか行かれるんでしょうね。
このトレイル。本当にルーファイと精神力を試されました。
そして、私の場合は返り討ちにあった訳ですが、今後はセクションとショートスルーで完歩に向かっていきたいと思います。
そしていつの日か、全線スルーリベンジしたいと思います。

teteさんのトレイルスルーハイク、いつの日か実現することを楽しみにしています。
2014/4/28 0:34
お疲れさまでした!
sabakanさん、おはようございます。
レコをお待ちしておりました(笑)
ゴールデンウィーク後半に高島トレイルにチャレンジしようと
思ってましたので、本当に参考になります。
お天気が良すぎて暑いから、初日から大変だろうな~と
下界から見守っておりましたが、やはり・・・
お天気がいいのも良し悪しですね。
昨日の比良でも水の消費量が凄かったので、水は心配です。
他に気をつけるところとか、参考になりますね~。
どこまで行けるか分かりませんが、頑張ってみたいと思います!

tomytomyさんも行かれるんですね。
どこかでお会いする確率が高いと思いますので、
その際にはよろしくお願いします。
2014/4/28 8:29
あえなく撃沈でした
doiceさん こんにちは

暑い中のリトル比良お疲れ様でした。
水を心配するなかのラスボスのヤケオ山登りきついですよね。
私も去年リトルからの全縦の際ひどい目に逢いました。

今回暑さに負けて体調崩して、メロメロのままあえなく撃沈してしまいましたが、
dolceさんはそんなことにならないよう頑張ってくださいね!
2014/4/28 13:08
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