笈ヶ岳


- GPS
- 10:02
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,052m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
天候 | 晴れ 濃い霞みのため白山などの遠望は効かなかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前4:10頃に着いたが、第一駐車場は満車。前日から車中泊の人が多い |
コース状況/ 危険箇所等 |
野猿広場からジライ谷を渡渉すると1271Mピークまで激登り。トラロープがたくさん張られていますが、かなりくたびれたものもあるのであまり頼らない方が無難です。 登りよりも下りがとにかく大変でした。 木の根や枝をつかんでよじ登るので、滑り止めのある手袋必携。 冬瓜山の稜線手前から雪がつながっていますが、賞味期限間近だと思います。 冬瓜平までは適当にコースを取っても辿り着けますが、そこからシリタカ山分岐まではトレースがないと難しいと感じました。幸い冬瓜平でテント泊の方のトレースがあり助かりました。 多くの方は冬瓜山を通ったようですが、冬瓜山の細尾根の雪道は崩壊寸前とのこと。 シリタカ山分岐から山頂までは特に難しいところはありませんが、雪がかなり緩んでおり踏み抜き注意。 多くの方が前爪のあるアイゼン装着、ピッケル持参でした。 自分はチェーンスパイクを履き、厳しくなったら12本アイゼンに換えるつもりでしたがスパイクで通しました。ピッケルは持参しましたが使わず。 |
写真
感想
残雪期しか登ることができない地元の秘境、笈ヶ岳にようやく登ってきました。
今年は白山スーパー林道無料区間の開通が2日前と遅く、満を持していた方が多いのか、午前4時過ぎに駐車場へ着くとほぼ満車状態。明るくなるまで待つつもりだったが、10人の団体さんが出発したのを見て、4:27自分もヘッデンを点けてスタート。野猿広場で団体さんをかわすと後は山頂手前まで一人旅だった。
ジライ谷を渡るといきなりの激登り。木の根や枝をつかんでとにかく我慢我慢で登る。大岩まで登るとようやく斜度は緩み、あとは普通の山登りとなる。踏跡(というより道)はしっかりしておりヤブもさほど煩くない。枝を切った跡があるので、誰かが整備しているようだ。破線ルートで紹介されても良さそうな道が続く。
冬瓜山からの稜線手前でようやく雪がつながる。ここでチェーンスパイク装着。冬瓜山はパスして冬瓜平に下りる。
正面に笈ヶ岳が大きく見えるが、まだまだ遠い。適当に斜面を横切っていくと黄色いテントが見え、ここが冬瓜平だろう。
デブリ帯を抜けるとシリタカ分岐まで試練の登り。雪は適度な固さで登りやすいが、帰りはグサグサに腐っていた。
県境稜線に上がるとあとは頂上まで快適な稜線漫歩。9:08分笈ヶ岳着。5時間は超えると思ってたが、4時間40分で登ってしまった。
360度の大眺望だが霞が濃く、残念ながら白山はよく見えない。
50分ほど山頂に滞在したが、後続の方が続々と到着してきたので10:00下山開始。
かなり気温が上がってきたようで、雪は緩んでグサグサ。とにかく暑いので雪をシャツの下に何度も入れてクールダウンしつつ下る。
激下りはとにかく転ばないように慎重に下りる。元来下りは苦手だが、ここの下りはとにかく疲れた。ジライ谷に着いた時はホっとして座り込んでしまった。
笈ヶ岳、さすがに良い山でした。地元では毎年登る方も多いようですが、自分は当分イイかな?(苦笑)
コメント
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dokuboさん。こんにちは。
笈ヶ岳登頂おめでとうございます。同じ日に登っていたんですね。
記事の代表の写真が同じ、小笈から写した笈ヶ岳山頂だったので、自分が2つ登録した?っと思ってしまいました。(笑)
今回、時間的にはすれ違いかもしれませんね。
今度は、夏の白山でお会いしたいですね。
nopposunさん、コメントありがとうございます。
写真、構図も同じでびっくりです(笑)
他にも似たような写真がたくさん。改めて記憶が蘇ってきます。
時間的にシリタカ分岐と県境稜線の間で擦れ違ってますね。
白山は年に数回登っているので、お会いしましたらよろしくお願いします。
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