鳳凰山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,229m
- 下り
- 2,229m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:53
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 10:39
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
唐突に訪れた機会に、三年越しに計画だけは持っていた鳳凰山へ。初めての南アルプスに、そして久しぶりの自分のための登山に高揚しきって訪れました。嬉しさのあまり速足に過ぎ、これが今回の山行で犯した幾つかの失敗の元凶となっていきます。
まずはオーバーペースによるバテが登り3時間経過したあたりより始まります。そして高山病でしょうか、軽い頭痛が起こりました。呼吸を深くしてコントロールします。この疲れが響いたためか、3:30起床のはずが起きたら4:30。大急ぎで支度をしようにも、昨晩は頭痛のためにテント内を整頓する気力に欠けていました。だらしなく散らかしてしまっていたために出発できたのは5:16、予定よりも1時間以上遅れます。薬師岳小屋付近には残雪があり、朝の早い時間ではまだ硬かったためうまく蹴り込めず、アイゼンをテントに置いてきたことを後悔。ここでも時間をロスしました。急ぎに急いで観音ヶ岳到着が7:00、撤退刻限と定めていた時刻にどうにか間に合ったものの、飛ばし過ぎてきたために二日目もバテ。オベリスクまでは難しいかと思いながらも諦めきれず、8時を目途に決めて出発。ところがここでルートをミスし、登り返して10分のロス。結局、赤抜沢の頭の手前で刻限を迎え、撤退を決めました。
こうして書くだに恥ずかしい、すべて自らに起因する失敗ばかりの山行になってしまいました。三年間、行きたいと思い続けていた鳳凰山がせっかくの快晴で迎えてくれたというのに、なんという体たらく。次こそはもっと鳳凰山を楽しむために自らへの戒めを記します。
体力不足。頻繁に山に行けないのだから、もう少しトレーニングをしよう。
オーバーペースを甘く見ない。私はそんなに早く歩けない。無理なものは無理。
寝坊厳禁。当たり前。
岩場でペンキマークを見つけられなかったら動かない。その場で探して、見つけられるまで歩かない。
私が失敗にまみれていても山は最高で、出会った人たちとの短い会話の数々が心から楽しかった。
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