奥多摩駅は晴れのゴールデンウィーク初日とあって大変な人出でしたが、それを待ち構えていたようなバスの増便・誘導はスムーズでした。警視庁・山岳救助隊の方に、家で書いてきた登山計画書を渡しました。
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4/27 8:26
奥多摩駅は晴れのゴールデンウィーク初日とあって大変な人出でしたが、それを待ち構えていたようなバスの増便・誘導はスムーズでした。警視庁・山岳救助隊の方に、家で書いてきた登山計画書を渡しました。
鴨沢バス停。小さいながらもトイレがあります。遭難にすぐ対応するためか、違法駐車対策か、早くもパトカーが二台待機していました。
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4/27 9:20
鴨沢バス停。小さいながらもトイレがあります。遭難にすぐ対応するためか、違法駐車対策か、早くもパトカーが二台待機していました。
久しぶりのテント泊装備なので、まずはゆっくりと舗装道路を登っていきます。気温も高く、夜の防寒用のニット帽しか持ってこなかったことを後悔。
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4/27 9:23
久しぶりのテント泊装備なので、まずはゆっくりと舗装道路を登っていきます。気温も高く、夜の防寒用のニット帽しか持ってこなかったことを後悔。
鴨沢バス停から25分ほどで、雲取山登山口に到着。日差しが強く、日焼け止めとサングラスも持ってくればよかったとちょっと後悔。
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4/27 9:54
鴨沢バス停から25分ほどで、雲取山登山口に到着。日差しが強く、日焼け止めとサングラスも持ってくればよかったとちょっと後悔。
しばらくは気持ちのいい細い道を進みます。なだらかに見えますが、着実に高度は上がっています。すれ違いの際に山側で立ち止まってくれない人がいて、ちょっと困惑。
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4/27 10:01
しばらくは気持ちのいい細い道を進みます。なだらかに見えますが、着実に高度は上がっています。すれ違いの際に山側で立ち止まってくれない人がいて、ちょっと困惑。
この日の東京は確か気温25度近くまで上がったはず。久しぶりに額から汗がダラダラと流れ落ちて、夏用の体にチェンジしていくのがわかります。
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4/27 11:12
この日の東京は確か気温25度近くまで上がったはず。久しぶりに額から汗がダラダラと流れ落ちて、夏用の体にチェンジしていくのがわかります。
単調な道端に、鮮やかなピンクのツツジが咲いていて目を奪われます。
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4/27 11:13
単調な道端に、鮮やかなピンクのツツジが咲いていて目を奪われます。
行程の最初の3分の1は、このような山肌の道が長く長く続き、傾斜が少しずつ上がっていきます。ここで急ぎすぎると、あとでスタミナ切れになります。
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4/27 11:19
行程の最初の3分の1は、このような山肌の道が長く長く続き、傾斜が少しずつ上がっていきます。ここで急ぎすぎると、あとでスタミナ切れになります。
登山口から一時間半ほどで堂所に到着。このあたりで道はいったん平坦になります。
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4/27 11:27
登山口から一時間半ほどで堂所に到着。このあたりで道はいったん平坦になります。
堂所近くの小広場で小休止。かかとの靴擦れが気になってきたのと、この先の道がきつかったので、休んで正解でした。ここからストックを使いましたが、長丁場なので最初から使ってもよかったかも。
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4/27 11:30
堂所近くの小広場で小休止。かかとの靴擦れが気になってきたのと、この先の道がきつかったので、休んで正解でした。ここからストックを使いましたが、長丁場なので最初から使ってもよかったかも。
堂所から先の道は岩が多くなり、傾斜もやや急になります。そろそろザックの重さがこたえてきました。
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4/27 11:44
堂所から先の道は岩が多くなり、傾斜もやや急になります。そろそろザックの重さがこたえてきました。
登山道には雪は残っていませんが、ふと横を見ると滝でしょうか、まだ雪が残っています。
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4/27 11:46
登山道には雪は残っていませんが、ふと横を見ると滝でしょうか、まだ雪が残っています。
堂所を過ぎてから、傾斜はますますきつくなり、休み休み登っていきます。このあたりから、後から来た人に道を譲ることが増えました。
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4/27 11:50
堂所を過ぎてから、傾斜はますますきつくなり、休み休み登っていきます。このあたりから、後から来た人に道を譲ることが増えました。
ブナ坂へのまき道が通行止めだったので、七ツ石小屋を経由せざるを得ず、これまたけっこうな傾斜の道をうんざりしながら登っていきます。
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4/27 11:52
ブナ坂へのまき道が通行止めだったので、七ツ石小屋を経由せざるを得ず、これまたけっこうな傾斜の道をうんざりしながら登っていきます。
ようやく七ツ石小屋が頭上に見えてきました。
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4/27 12:36
ようやく七ツ石小屋が頭上に見えてきました。
七ツ石小屋の休憩場所。にぎわっています。沢から引いている冷たい水(無料)をいただき、少し元気が出ました。
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4/27 12:40
七ツ石小屋の休憩場所。にぎわっています。沢から引いている冷たい水(無料)をいただき、少し元気が出ました。
七ツ石小屋から雲取山へ向かいます。途中の水場で、ブナ坂に向かうまき道と七ツ石山への分岐があるので、まき道を進みます。
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4/27 12:55
七ツ石小屋から雲取山へ向かいます。途中の水場で、ブナ坂に向かうまき道と七ツ石山への分岐があるので、まき道を進みます。
ようやく人心地がつける平坦なまき道。
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4/27 13:13
ようやく人心地がつける平坦なまき道。
まき道の途中で、通行止めになっている本来のまき道と合流。この道は東京都水道局が管理しているんですね。
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4/27 13:14
まき道の途中で、通行止めになっている本来のまき道と合流。この道は東京都水道局が管理しているんですね。
ブナ坂へ到着。
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4/27 13:25
ブナ坂へ到着。
ブナ坂から見晴らしのいい石尾根を歩きます。記憶ではへリポートまで平坦な道だと思っていましたが、途中で小さなアップダウンが3、4回ありました。
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4/27 13:31
ブナ坂から見晴らしのいい石尾根を歩きます。記憶ではへリポートまで平坦な道だと思っていましたが、途中で小さなアップダウンが3、4回ありました。
この頃になると空も曇ってきて、富士山は見えませんでした。ダンシングツリーもなんだか不気味です。
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4/27 13:34
この頃になると空も曇ってきて、富士山は見えませんでした。ダンシングツリーもなんだか不気味です。
ヘリポートより手前のテントが先に見えて、ようやく奥多摩小屋まで近づいたことがわかりました。ところで、こんな場所に張っていいんでしたっけ。
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4/27 13:47
ヘリポートより手前のテントが先に見えて、ようやく奥多摩小屋まで近づいたことがわかりました。ところで、こんな場所に張っていいんでしたっけ。
13時48分現在で多くのテントが張ってありますが、まだ余裕がありそうなので、ほっとします。
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4/27 13:48
13時48分現在で多くのテントが張ってありますが、まだ余裕がありそうなので、ほっとします。
テントが張りやすそうな平坦な場所に近づいたらこんな看板が。別の場所に移動しましたが、看板の真横で堂々と張っているテントもあり。境界線はどのあたりなのでしょうか。
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4/27 13:49
テントが張りやすそうな平坦な場所に近づいたらこんな看板が。別の場所に移動しましたが、看板の真横で堂々と張っているテントもあり。境界線はどのあたりなのでしょうか。
地面がちょっと斜めになっている所ですが、わずかなスペースを見つけてテント(ニーモ タニ 1P)を設営できました。付属のペグが刺さりやすい適度な固さの地面が気に入りました。
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4/27 14:25
地面がちょっと斜めになっている所ですが、わずかなスペースを見つけてテント(ニーモ タニ 1P)を設営できました。付属のペグが刺さりやすい適度な固さの地面が気に入りました。
奥多摩小屋の小屋番さんに、幕営料(1人500円)を支払います。近くにあるトイレはぽっちゃん式です。ティッシュはないので持参しましょう。
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4/27 14:48
奥多摩小屋の小屋番さんに、幕営料(1人500円)を支払います。近くにあるトイレはぽっちゃん式です。ティッシュはないので持参しましょう。
奥多摩小屋からヘリポートまでのあいだに広がるテント。結局この日は50張り近くあったでしょうか。
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4/27 14:52
奥多摩小屋からヘリポートまでのあいだに広がるテント。結局この日は50張り近くあったでしょうか。
日が出ているうちに水場へ水を汲みにいきます。テント場から3〜4分離れた不便な所にあるため、一度に汲めるだけ汲んだ方がいいです。
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4/27 14:57
日が出ているうちに水場へ水を汲みにいきます。テント場から3〜4分離れた不便な所にあるため、一度に汲めるだけ汲んだ方がいいです。
急な階段を下りたところにある水場。細いながらも冷たい水がほとばしっています。
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4/27 15:01
急な階段を下りたところにある水場。細いながらも冷たい水がほとばしっています。
水場からの帰りに階段を見上げたところ。この急傾斜の上、足場の悪いところもあるので、サンダルでの往復はおすすめできません。
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4/27 15:02
水場からの帰りに階段を見上げたところ。この急傾斜の上、足場の悪いところもあるので、サンダルでの往復はおすすめできません。
テントの中も整えました。シュラフは今回初めて使うナンガのオーロラ450DX(十分な暖かさ)。中の枕はイスカのコージーピローです(これは必要なかったかも)。
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4/27 15:22
テントの中も整えました。シュラフは今回初めて使うナンガのオーロラ450DX(十分な暖かさ)。中の枕はイスカのコージーピローです(これは必要なかったかも)。
本日の夕食。レトルトの味玉とやきとり缶(たれ)を入れてみたら、多少味付けが濃くなって食べやすくなりましたが、やはりアルファ米は苦手ということが判明。
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4/27 17:16
本日の夕食。レトルトの味玉とやきとり缶(たれ)を入れてみたら、多少味付けが濃くなって食べやすくなりましたが、やはりアルファ米は苦手ということが判明。
外で本を読んでいても、風がないせいか日光で暖められてそれほど寒くはありませんでした。まもなくその太陽も沈みます。
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4/27 17:35
外で本を読んでいても、風がないせいか日光で暖められてそれほど寒くはありませんでした。まもなくその太陽も沈みます。
テント場を夕焼けが照らします。続々と人が出てきて夕陽を見つめたり写真を撮影したりしています。
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4/27 18:04
テント場を夕焼けが照らします。続々と人が出てきて夕陽を見つめたり写真を撮影したりしています。
皆が黙って太陽が沈むのを見守っています。厳かな雰囲気。
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4/27 18:04
皆が黙って太陽が沈むのを見守っています。厳かな雰囲気。
夕陽をこれだけじっくりと長い時間見たのは久しぶりな気がします。
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4/27 18:06
夕陽をこれだけじっくりと長い時間見たのは久しぶりな気がします。
翌朝5時頃のテント場の風景。気候のせいか夜は思ったほど寒くはなく、逆にシュラフが暑くて何度か目が覚めました。
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4/28 5:00
翌朝5時頃のテント場の風景。気候のせいか夜は思ったほど寒くはなく、逆にシュラフが暑くて何度か目が覚めました。
朝食を軽くすませて雲取山に向かいます。距離は短いのですが、その分傾斜があります。
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4/28 6:05
朝食を軽くすませて雲取山に向かいます。距離は短いのですが、その分傾斜があります。
アタックザックだけなので身軽なはずですが、急勾配で足どりは重いです。
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4/28 6:23
アタックザックだけなので身軽なはずですが、急勾配で足どりは重いです。
3回くらいピークを越えますが、最後のこのピークがたぶん小雲取山のはずです。
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4/28 6:29
3回くらいピークを越えますが、最後のこのピークがたぶん小雲取山のはずです。
小雲取山を登り切って振り返ると、昨日は見えなかった富士山の姿が!
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4/28 6:35
小雲取山を登り切って振り返ると、昨日は見えなかった富士山の姿が!
小雲取山を越えて、平坦な道を進むと前方に雲取山が見えてきました。
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4/28 6:50
小雲取山を越えて、平坦な道を進むと前方に雲取山が見えてきました。
雲取山避難小屋が見えます。空もだんだんと晴れてきました。ここまで来るとあと少しです。
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4/28 6:53
雲取山避難小屋が見えます。空もだんだんと晴れてきました。ここまで来るとあと少しです。
避難小屋の中をのぞいて見ると無人で、きれいに掃き清められていました。
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4/28 7:01
避難小屋の中をのぞいて見ると無人で、きれいに掃き清められていました。
避難小屋の北側にある雲取山山頂と富士山のツーショット。こちらは埼玉県の標識。
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4/27 7:09
避難小屋の北側にある雲取山山頂と富士山のツーショット。こちらは埼玉県の標識。
こちらはすぐ近くにある東京都の標識。朽ちかけているけど、ここが東京都の最高峰(2017.09m)。日本百名山のひとつ。
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4/28 7:04
こちらはすぐ近くにある東京都の標識。朽ちかけているけど、ここが東京都の最高峰(2017.09m)。日本百名山のひとつ。
雲取山山頂から、登ってきた道を振り返ります。まさに東京都のいちばん高い地面に立って見下ろしていることになります。
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4/28 7:14
雲取山山頂から、登ってきた道を振り返ります。まさに東京都のいちばん高い地面に立って見下ろしていることになります。
雲取山からの帰路。ずっと富士山を視界に入れながら歩けるなんて、贅沢な道。
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4/28 7:29
雲取山からの帰路。ずっと富士山を視界に入れながら歩けるなんて、贅沢な道。
手前は大菩薩嶺でしょうか。今日は富士山がよく見えて気分がいいです。
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4/28 7:38
手前は大菩薩嶺でしょうか。今日は富士山がよく見えて気分がいいです。
後片付けに時間がかかり、テント場を後にする頃には、他のテントはあらかた撤収済みでした。
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4/28 9:31
後片付けに時間がかかり、テント場を後にする頃には、他のテントはあらかた撤収済みでした。
最後にもう一度ヘリポート越しの富士山。天気に恵まれた中、今年初のテント泊をすることができました。
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4/28 9:31
最後にもう一度ヘリポート越しの富士山。天気に恵まれた中、今年初のテント泊をすることができました。
天気のせいか気分のせいか、ダンシングツリーも昨日と違って、おどけた様子に見えます。
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4/28 9:46
天気のせいか気分のせいか、ダンシングツリーも昨日と違って、おどけた様子に見えます。
七ツ石山へまっすぐ伸びる石尾根の道。暑くも寒くもなく適度な気温とカラッとした風が気持ちよく、ここを一人で歩くのは最高に気持ちがよかったです。
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4/28 9:48
七ツ石山へまっすぐ伸びる石尾根の道。暑くも寒くもなく適度な気温とカラッとした風が気持ちよく、ここを一人で歩くのは最高に気持ちがよかったです。
ブナ坂を通過して、七ツ石山への急登。かかとの靴擦れの痛みもあって、今回のコースで最もつらい所でした。
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4/28 10:13
ブナ坂を通過して、七ツ石山への急登。かかとの靴擦れの痛みもあって、今回のコースで最もつらい所でした。
七ツ石山の山頂に到着。眺望も良く、休憩できるスペースもあります。
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4/28 10:25
七ツ石山の山頂に到着。眺望も良く、休憩できるスペースもあります。
七ツ石山から七ツ石小屋へ下りる急坂の途中で出くわした残雪をふりかえったところ。足を置く場所は固く凍っていましたが、気温が高くなると危ないですね。
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4/28 10:39
七ツ石山から七ツ石小屋へ下りる急坂の途中で出くわした残雪をふりかえったところ。足を置く場所は固く凍っていましたが、気温が高くなると危ないですね。
七ツ石山から20分ほど下って、七ツ石小屋に到着。昨日と同じく、たくさんの人が休憩していました。
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4/28 10:51
七ツ石山から20分ほど下って、七ツ石小屋に到着。昨日と同じく、たくさんの人が休憩していました。
七ツ石小屋のバイオトイレ(1回100円)。できたばかりのようで大変きれいでした。ありがたいことです。小用×1、洋式個室×1、和式個室×1。
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4/28 10:57
七ツ石小屋のバイオトイレ(1回100円)。できたばかりのようで大変きれいでした。ありがたいことです。小用×1、洋式個室×1、和式個室×1。
七ツ石小屋から下りると、たくさんの人とすれ違いました(中にはマウンテンバイクを押して登る人も)。やはり行程上このあたりが疲れのピークになるようで、皆さん疲れがだいぶ顔に出ていました。
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4/28 11:21
七ツ石小屋から下りると、たくさんの人とすれ違いました(中にはマウンテンバイクを押して登る人も)。やはり行程上このあたりが疲れのピークになるようで、皆さん疲れがだいぶ顔に出ていました。
堂所を過ぎると、たんたんと平坦な道と下り坂が嫌になるほど続きます。下りなので、かかとの靴擦れも気にならなくなりました。
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4/28 12:11
堂所を過ぎると、たんたんと平坦な道と下り坂が嫌になるほど続きます。下りなので、かかとの靴擦れも気にならなくなりました。
長い単調な下り坂を経て、ようやく登山口がある車道に到着です。
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4/28 13:17
長い単調な下り坂を経て、ようやく登山口がある車道に到着です。
奥多摩湖が見えてきました。バスは1時間後に二台来ましたが思ったほど客は乗って来ず、奥多摩駅まで10人弱でした。
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4/28 13:38
奥多摩湖が見えてきました。バスは1時間後に二台来ましたが思ったほど客は乗って来ず、奥多摩駅まで10人弱でした。
奥多摩駅に到着(Suica/PASMOは使えますが、オートチャージには未対応)。ちょうどホームに停まっていたホリデー快速に座って帰ることができました。
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4/28 15:09
奥多摩駅に到着(Suica/PASMOは使えますが、オートチャージには未対応)。ちょうどホームに停まっていたホリデー快速に座って帰ることができました。
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