日向山と尾白川渓谷:白砂の山頂の眺め、碧の峡谷と滝。
- GPS
- 05:44
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 964m
- 下り
- 951m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日向山矢立石駐車場:15台ほど可。朝7時前は他に6台程度だったが、10時前に戻ったら大変なことに。(平日でもこうか。)転回も容易ではない状態。待っている人に譲って、尾白川へ。 尾白川渓谷駐車場、大きな駐車場。トイレ前舗装、その下に未舗装の大駐車場あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向山は登り易く整備されている。子供連れでも可(頂上だけは要注意)。 尾白川渓谷の渓谷道は思っていたよりアップダウンがある。 |
写真
感想
日向山は最近、名前を聞くようになった。山頂周辺が花崗岩とその白砂で覆われ、ユニークな景観を形作っているらしい。錦滝を経る周回はがけ崩れのためできないので、尾白川か、矢立石からの往復となるということだ。花崗岩の白い谷と言えば、すぐ傍の尾白川渓谷だろう。尾白川渓谷の渓谷道は水害などで通行禁止になることがあるが、最近の北杜市のホームページには、渓谷道の紹介もあるので、通行可能のようだ。ただし、登りは渓谷道、下りは尾根道が推奨されている。
https://www.hokuto-kanko.jp/hkk_core/wp-content/uploads/2017/05/ojirogawa-valley.pdf
日向山と尾白川渓谷の両方に行ってみることにした。
1日は朝から良い天気、中央高速から南アルプスの眺めが広がっている。人気の山なのだが、平日の朝7時前には、矢立石の駐車場は余裕だった。林道の通行止め終点右から登山道が始まる。道は新緑の林間をジグザクを切って進むので、急登はない。路面も落葉で歩き易い。日向山まで、10/1〜10/9まで標識があって分かりやすい。段差もあまりないし、良いハイキングコースである。ただし、樹林帯で眺望はほぼ無く、時々樹間から甲斐駒ヶ岳方面が見えるくらいである。10/8辺りまで来ると、平坦に近くなり頂上が近く感じる。10/9に人工物あり、自動雨量計だった。三角点→の標識で、右に少し入ると日向山の三角点がある。周りは高い樹に覆われていて展望はない。
三角点から樹林の中の平坦な道を進むと、右が明るくなって、そこを出ると、白砂と花崗岩の山頂の景色が広がる。北には八ヶ岳〜蓼科山、南西には甲斐駒ヶ岳、その南には鳳凰三山の眺望がよい。日向山の白砂と花崗岩を見て、昔登った鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクの周辺を思い出した。同じ地質の系統だから、当然か。白砂の山頂周辺を歩き回って、雁ヶ原の下降点まで行ってみた。雁ヶ原の辺りからの日向山の眺めも良い。花崗岩の砂は、割と荒いので、滑りやすくもなく、歩きにくくもない。登り返して、山頂の標識で一休みして、矢立石まで一気に下る。
そこまでは1人しか出会わなかったのだが、下る途中、20人程の方と出会った。さらに登山口近くで十数人の団体と出会った。10時前に、駐車場まで下ると、車が一杯になっていた。平日でこれでは、土日はどうなるだろう。とにかく、待っている人がいたので、明け渡して、直ぐに下る。
林道を尾白渓谷への分岐まで戻って、尾白川渓谷へ向かう。駐車場は大きく、舗装された県営駐車場(トイレの前)と手前の未舗装の登山者用?駐車場もあって、100台以上は停められそうである。駐車場の奥へ向かい、竹宇駒ヶ岳神社に向かう。参拝の後、本殿左に尾白川渓谷の看板があり、その右のつり橋が、甲斐駒ヶ岳の一つの登山道、そして、尾白川渓谷道の入口となる。吊り橋を渡ったら。右に川岸に下り、千ヶ淵に向かう。正面に滝が見えて、その下に濃いグリーンの淵がきれいである。ここまでは観光地。そこから、数メートル上にある渓谷道に登り、さらに鉄製の階段やら、山道で滝の上に出る。しばらく行くと道は下りになって尾白川に近づく。やや小さいが滝と渓流の傍まで行ける。この繰り返しなのかなと思ったが、その後、川に近づかない。川のゴーゴーという音はするが、かなり上から滝や淵を眺めるということになる。道は大体、右が深い谷になったトラバースである。まあ、注意して歩くべき。尾白川渓谷道と言うと遊歩道の様に思うが、日向山ハイキングコースよりずっと厳しい道である。
途中の旭滝を過ぎると、登りが多くなる。登るときは深い谷からは離れるのだが、岩の多い道もある。百合ヶ淵は、岩の間から碧の淵が眺められる。ここを過ぎると、左の尾根への登りとなる。岩の多い尾根でロープが設置されている箇所もある。登り切ると神蛇滝となる。ここから神蛇滝は、遠くから眺めることになる。大きな三段の滝である。そこから直ぐ上で、右不動滝、左尾根道の標識がある。ここまでで駐車場に戻ることにする。尾根道は、概ね平坦ではあるが、途中、崩落地跡があり、ちょっと道が分かりにくい。立札をちゃんと見ていれば問題ないが。最後にジグザグの急降があって、往路のつり橋の傍に出る。尾白川渓谷道で出会った方は1組3名だった。
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