平湯キャンプ場から乗鞍岳(剣ヶ峰)テントの山旅 〜エアライズ2号 山デビュー
- GPS
- 17:53
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,318m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:51
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 12:48
天候 | 28日曇天・強風 29日快晴・風止む |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場状況は自分の車以外駐車車両なし、トイレなし、自販機なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・・・食事処あんき屋南側 ルート不明瞭箇所・・・金山尾根、乗鞍権現社手前は残雪時不明瞭、テープ少なし 水場・・・残雪時、埋まっているため、沢まで掘り当てるしかない |
その他周辺情報 | ひらゆの森温泉 |
写真
感想
ヤマレコの記録で、この時期のこのコースの記録が見当たらないため、なるべく詳細に記載する。
初めての平湯〜乗鞍岳
朝3:00起床自宅3:30出発、大滝公園駐車場まで下道休憩ありで5時間のドライブ。駐車場は無料、他に駐車車両は無し。午前8:30で気温は11℃。登山届を提出し出発。ゲレンデ直登。噂の電気柵等はなく未だ放牧が始まっていないためか。いずれにせよ、柵などないので直登。登山客ゼロ。とにかくド急登。ゆっくり登る。ひたすら。汗をかかないようゆっくり。笠ヶ岳が美しい。
登山口からのルートは整備され登り易し。しかし、1800m辺りから残雪現る。水場よりいよいよ残雪踏み抜きに悩まされる。ここでピッケル登場。ブラックダイヤモンド持ってきて本当に良かった。
水場は夏場は涸れるとあり、季節的に心配はしていなかった。しかし、沢は雪に埋もれ、水を得るに掘り起こさねばならず、ここでもピッケル登場。なんとか、2Lゲット、少し焦りました。
2300m付近、いよいよ残雪多し。雪も腐っており踏み抜き踏み抜き苦戦する。軽アイゼンを装着するも、あまり用をなさず役に立たない。やはりキックステップで登るのが確実。下山が心配である。乗鞍権現社は見晴らし最高。テント場としては申し分ない。風はほぼ防がれているが最初の設営は風に持っていかれないよう注意が必要。ピストンが終わるまで張りっぱなしでいる。15時テント内は日差しが良いため20℃。日が沈むとテント内は6℃まで下がったが、厳冬期用ダウンのシュラフであれば汗ばむくらいで寒さは感じなかった。消灯19:00、翌起床2:30
翌日は強風もある程度おさまり、昼には微風に。剣が峰には小屋泊りか?ただ一人先行く剣が峰口から剣が峰に登る男性を発見。剣が峰は社を背にすれば、風をやり過ごせ極めて快適なり。展望は360度の大パノラマ。現下山時には始発バスの登山客がワラワラと現れ一気に、いつもの乗鞍観光地に。しかたなし。
下山時に痛恨のミス。
金山尾根、権現社からの下りに水場までの尾根道をロスト。確信的に沢を降りて取り返しがつかなくなる直前まで下る。お陰で、意を決し壁のような尾根のとりつきを2回、残雪のトラバースを1回し、ルート上と思われる尾根を登り返し、ルートに復帰。原因は早く帰りたいため、わざわざルートファインディングしたのにルートを見つけず、見切り発進で沢を下ったこと。自分でしたことに腹が立つ。肝に銘じます。
できれば、金山尾根は残雪時に迷いやすいポイントとしてマークやリボンを増やしてもらいたいと感じました。しかし、読図して冷静に自分の位置が常に把握できたので、これ以上はヤバイと思ったときに、ルート復帰までの道筋がはっきりわかっていたのが大きかった。(後からなんで何とでも言えますが。)
最後に、日差しに照らされながらのスキーゲレンデの急坂下りは膝がやられること間違いなし。スマホでクイーンを聞きながら自らを鼓舞していたので耐えられましたが・・・
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