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Yamareco

記録ID: 4364681
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

坂本→蓬莱山→八丁峠→両神山

2022年06月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:55
距離
17.8km
登り
2,281m
下り
2,140m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
2:07
合計
8:55
距離 17.8km 登り 2,281m 下り 2,149m
8:19
84
9:43
9:58
76
11:14
11:15
32
11:47
13:05
15
13:20
32
13:52
13:53
3
13:56
14:04
7
14:11
14:22
31
14:53
15
15:08
14
15:22
15:28
14
15:42
20
16:02
16:03
3
16:06
16:07
4
16:11
11
16:22
16:23
27
16:50
16:54
14
17:08
6
17:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:小鹿野町町営駐車場→原町バス停7:42発、坂本バス停8:15着
帰り:日向大谷口バス停17:20発→薬師の湯で乗り継ぎ→原町18:26着→小鹿野町町営駐車場
コース状況/
危険箇所等
・坂本コースは荒れていて道迷いしやすい。
・蓬莱山からP1まではバリエーションルートっぽい。特に、P1直下の超急登の部分は道迷いしやすく、滑落の危険性が非常に大きい。一般向けのルートではない。
・八丁尾根は鎖場天国(地獄?)。進路に対して両側が超急斜面なので、滑落に注意。
・今回私が採ったルートは、特に蓬莱山からP1に向かう部分が最難関。また八丁尾根では東岳直下の長い急登が難関。初めて行く人には、時間と体力と気力に余裕がないと危険度が高いと思われる。
その他周辺情報 国道299号線沿いにある「ようかみ」にて、名物わらじかつ丼が1,100円。御新香、サラダ、味噌汁付き。
https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11046064/
両神山の坂本登山口。登山ポストあり。登る人が少ないのか、序盤を除いてかなり荒れている。
2022年06月04日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 8:30
両神山の坂本登山口。登山ポストあり。登る人が少ないのか、序盤を除いてかなり荒れている。
この分岐は右が正解。左のピンクテープに惑わされないように。
2022年06月04日 08:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 8:46
この分岐は右が正解。左のピンクテープに惑わされないように。
まともに歩けるのはこの祠まで。あとはバリエーションルートのように歩きにくくなる。
2022年06月04日 08:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 8:53
まともに歩けるのはこの祠まで。あとはバリエーションルートのように歩きにくくなる。
大岩に到着。ここで、金山志賀坂林道が最接近する。今回は坂本コースから、林道へ軌道変更。
2022年06月04日 09:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 9:46
大岩に到着。ここで、金山志賀坂林道が最接近する。今回は坂本コースから、林道へ軌道変更。
林道は、台風による損傷箇所が多いため、現在は通行止めだが、今回の区間に関しては歩く分には問題ない。
2022年06月04日 10:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 10:01
林道は、台風による損傷箇所が多いため、現在は通行止めだが、今回の区間に関しては歩く分には問題ない。
これから進む八丁尾根を見上げる。
2022年06月04日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 10:11
これから進む八丁尾根を見上げる。
ここから蓬莱山へ向かう。
2022年06月04日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 10:43
ここから蓬莱山へ向かう。
ヤマツツジがまだ満開。
2022年06月04日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 11:06
ヤマツツジがまだ満開。
蓬莱山を通過。
2022年06月04日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 11:12
蓬莱山を通過。
蓬莱山からP1に向かうルートはバリエーションルートに近く、特にP1直下の超急登の部分で道に迷ってしまい、かなり時間をロスした。ここはかなり危険度が高いので注意。木の枝に着けられた目立たない黄色いテープを見つけ、なんとかP1へのルートが分かった。また。あとで気付いたが、この時にスマホを落としてしまった💦。
2022年06月04日 12:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 12:01
蓬莱山からP1に向かうルートはバリエーションルートに近く、特にP1直下の超急登の部分で道に迷ってしまい、かなり時間をロスした。ここはかなり危険度が高いので注意。木の枝に着けられた目立たない黄色いテープを見つけ、なんとかP1へのルートが分かった。また。あとで気付いたが、この時にスマホを落としてしまった💦。
やっとの思いでP1に到着。木の標識には「P1」と書かれている。しばらく道に迷って緊張が続き、やっと尾根に出られた解放感から、八丁尾根に向かって急いだ。が、10分あまり進んだところで、ザックに付けていたスマホをケースごと紛失していることに気付き、慌てて引き返す羽目に。見つかるまで生きた心地がしなかった💦。
2022年06月04日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 12:21
やっとの思いでP1に到着。木の標識には「P1」と書かれている。しばらく道に迷って緊張が続き、やっと尾根に出られた解放感から、八丁尾根に向かって急いだ。が、10分あまり進んだところで、ザックに付けていたスマホをケースごと紛失していることに気付き、慌てて引き返す羽目に。見つかるまで生きた心地がしなかった💦。
やっとの思いで登り切ったP1直下の超急登を再び下り、心当たりのある場所を探したところ、無事に見つかった。ああ、この時の安堵感といったら! 道迷いも含めて1時間ぐらいロスした。これが命取りとなって、日向大谷口でバスに乗り遅れそうになった。
2022年06月04日 12:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 12:53
やっとの思いで登り切ったP1直下の超急登を再び下り、心当たりのある場所を探したところ、無事に見つかった。ああ、この時の安堵感といったら! 道迷いも含めて1時間ぐらいロスした。これが命取りとなって、日向大谷口でバスに乗り遅れそうになった。
スマホを紛失したことに気付いたのはこのあたり。P1へのルートを見つけるまではこまめにスマホをチェックしていたのに、ルートが分かった安心感からか、しばらくスマホをチェックしていなかった。
2022年06月04日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 13:11
スマホを紛失したことに気付いたのはこのあたり。P1へのルートを見つけるまではこまめにスマホをチェックしていたのに、ルートが分かった安心感からか、しばらくスマホをチェックしていなかった。
祠がある。
2022年06月04日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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祠がある。
祠を過ぎるとすぐに分岐がある。これは左へ進むのが正解。
2022年06月04日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 13:16
祠を過ぎるとすぐに分岐がある。これは左へ進むのが正解。
スマホを紛失したことによってテンションが激下がりになってしまい、八丁峠から坂本へ下山しようかとも思ったが、気を取り直して八丁尾根の鎖場に進む。バスの時間が気になって少々急ぎ気味。
2022年06月04日 13:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 13:34
スマホを紛失したことによってテンションが激下がりになってしまい、八丁峠から坂本へ下山しようかとも思ったが、気を取り直して八丁尾根の鎖場に進む。バスの時間が気になって少々急ぎ気味。
八丁尾根名物のナイフリッジ。ここを過ぎると一旦高度を下げ、東岳に向かって高低差100mの超急登を一気に登る。登り切った先には断崖絶壁の上を歩く箇所があるので滑落に注意。
2022年06月04日 14:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 14:18
八丁尾根名物のナイフリッジ。ここを過ぎると一旦高度を下げ、東岳に向かって高低差100mの超急登を一気に登る。登り切った先には断崖絶壁の上を歩く箇所があるので滑落に注意。
東岳に到着。両神山山頂は狭くて登山日和の休日は人が多くて休憩しにくいが、尾根を縦走するなら東岳の方が広々としていて展望が良いので、こちらで休憩するのがお勧め。しかし、今回は時間のロスが大きくて休憩せずに通過。
2022年06月04日 14:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 14:54
東岳に到着。両神山山頂は狭くて登山日和の休日は人が多くて休憩しにくいが、尾根を縦走するなら東岳の方が広々としていて展望が良いので、こちらで休憩するのがお勧め。しかし、今回は時間のロスが大きくて休憩せずに通過。
東岳からの展望。
2022年06月04日 14:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 14:54
東岳からの展望。
倒木の裏をよく見ると、これって焼けてない? ここで火事があったのか?
2022年06月04日 15:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 15:07
倒木の裏をよく見ると、これって焼けてない? ここで火事があったのか?
両神山山頂に到着。趣向を変えて標識の裏側から撮影。本日は富士山は見えず。
2022年06月04日 15:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 15:22
両神山山頂に到着。趣向を変えて標識の裏側から撮影。本日は富士山は見えず。
表側からも撮影。しかし、バスの時間が気になって長居は無用。すぐに下山開始。また、下山時の画像を撮影する余裕はほとんど無し。
2022年06月04日 15:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 15:25
表側からも撮影。しかし、バスの時間が気になって長居は無用。すぐに下山開始。また、下山時の画像を撮影する余裕はほとんど無し。
下山途中でスマホのバッテリーが減ったので、モバイルバッテリーを接続した。そのようなわけでスマホをチェックする余裕はなく、腕時計とにらめっこしながら急ぎ足でなんとか両神山荘に到着。ここにたどり着くまで気が気でなかった。
2022年06月04日 17:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 17:12
下山途中でスマホのバッテリーが減ったので、モバイルバッテリーを接続した。そのようなわけでスマホをチェックする余裕はなく、腕時計とにらめっこしながら急ぎ足でなんとか両神山荘に到着。ここにたどり着くまで気が気でなかった。
おお、バスの時間に間に合った。出発時間(17:20)のわずか6分前に到着。これを逃すと次は18:30。
2022年06月04日 17:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/4 17:14
おお、バスの時間に間に合った。出発時間(17:20)のわずか6分前に到着。これを逃すと次は18:30。
今回の一番のお目当ての植物はアズマシャクナゲ。
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今回の一番のお目当ての植物はアズマシャクナゲ。
時期外れなのか開花は少なかったが、今回の目的は達成。しかし、初めてのルートで道迷いしたりスマホを落としたりで、花を楽しむ余裕があまりなかった。
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時期外れなのか開花は少なかったが、今回の目的は達成。しかし、初めてのルートで道迷いしたりスマホを落としたりで、花を楽しむ余裕があまりなかった。
今回のもう一つのお目当てがタカネヒメイワカガミ。ほとんど開花が終わっていたが、日陰の気温の低いところではまだ開花が見られた。
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今回のもう一つのお目当てがタカネヒメイワカガミ。ほとんど開花が終わっていたが、日陰の気温の低いところではまだ開花が見られた。
オオバアサガラがちょうど最盛期。シカがこの木を嫌って食べないため。秩父の川沿いや沢筋に多い。
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オオバアサガラがちょうど最盛期。シカがこの木を嫌って食べないため。秩父の川沿いや沢筋に多い。
「ようかみ」にて、小鹿野町名物のわらじかつ丼を賞味。1,100円。
2022年06月04日 19:01撮影 by  SO-05K, Sony
6
6/4 19:01
「ようかみ」にて、小鹿野町名物のわらじかつ丼を賞味。1,100円。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ ヘルメット 熊よけ鈴
備考 P1手前の超急登で道に迷っていた時に、スマホを落とした💦。後で気付いて取りに帰る羽目になり、道迷いも含めてかなりの時間をロスしため、日向大谷口のバスに乗り遅れそうになった。

感想

 過去に、坂本登山口から八丁尾根を経て両神山へ登るコースを3回経験しているが、今回は趣向を変えて坂本コースの大岩で林道へ渡り、蓬莱山とP1(赤岩尾根)を経て八丁尾根に向かった。
 ところが、蓬莱山までは良かったのだが、そこからP1へ向かうルートでかなり苦戦してしまい、P1直前の超急登で道に迷って時間をロスしただけでなく、スマホを落とすという大失態をやらかした。いちおうスマホを落とした時の心当たりはあって、P1直前の超急登の藪の中を進んでいる時に、何かが下へ落ちる音がした記憶がある。その時は、石か何かが落ちたものだとばかり思っていたが、その時にスマホを落としていたらしい。
 しばらくしてからスマホがないことに気付いたときの時のあの絶望感・・・。幸いにもスマホを見つけることはできたが、道迷いも含めて大きく時間をロスしてしまい、最後まで急ぎ気味のペースで進む羽目に。日向大谷口のバス停に着いたときは、発車時刻のわずか6分前。過去に何度か行き来したルートなので、時間が読めたのがせめてもの救いであった。
 と、トラブルはあったものの、今回のお目当てのアズマシャクナゲとタカネヒメイワカガミの開花にお目にかかれたので、目的は達成できた。今まで、登山中に落とし物を見かるたびに、「ま〜たこんなところで落し物なんかして〜」と、他人事のように思っていたが、今回は私もスマホという大事なものを落としてしまい、反省させられた。今後は気を付けなければ。

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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
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