奥秩父縦走は大弛峠で断念
- GPS
- 79:41
- 距離
- 65.8km
- 登り
- 5,380m
- 下り
- 3,592m
コースタイム
4/28 0320雲取山荘-0350雲取山-0655飛竜権現-0840将監峠(朝食)-1000山ノ神土-
1050唐松尾山-1210水干-1245雁峠-1425古礼山-1550雁坂小屋(小屋泊)
4/29 0330雁坂小屋-0440雁坂嶺-0605破風山-0900甲武信ヶ岳-1030富士見-1205東梓-
1500国師が岳-1530前国師が岳(テント泊)
4/30 0700前国師が岳-0740大弛小屋
天候 | 27,28日晴れ、29晴れのち雨(夜半は雪?)、30日ミゾレ〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路: 塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1)雪のあるところや要(軽)アイゼン 小雲取山から雲取山荘への巻き道より雲取山越えの方が良いです。北天のタル〜大ダル、将監峠〜山ノ神土(ツボ足)、燕山〜古礼山(斜度あるので注意)、古礼山〜雁坂峠〜雁坂小屋、雁坂嶺〜東井破風山(斜度あるので注意)、賽の河原〜木賊山分岐(ツボ足:甲武信小屋への巻き道はトレース無し)、東梓〜国師ノタル(ツボ足)、国師ノタル〜国師が岳(斜度あり、ツボ足) 2)迷ったところ 水晶山付近、富士見からの下り、国師が岳からの下り、前国師からの下り 3)下山後: 牧丘町の日帰り湯=花かげの湯、館内の食堂「はくさい」(天丼が安いぞ) ※山梨のブドウと言えば牧丘町らしいですよ(大弛小屋ご主人談) |
写真
感想
残雪を甘く見ていたようで、瑞牆山荘までたどり着けず今回は失敗、ただし教訓の多い山行でした。
朝日岳〜国師のタルの雪は良くないみたいです。ワカンはあったほうがいいでしょう。
雁坂小屋までは予定どおり。0330時の出発時も余裕の気持ちでしたが、ツボ足が多く(脛はあざだらけ)、1m、時には胸まで埋まる状況でコースタイムを稼げず。甲武信小屋手前のツボ足地獄で、戸渡尾根への分岐で、断念すべきか10分思案。甲武信小屋での情報収集で決することに。0830小屋着、「1時間早ければGoですが1時間遅ければStopですね。軽装者なら引き留めますが、テン泊準備あるし、最悪は国師でビバークすればいいでしょう。まあ、戻ってくることがあればお酒でものみましょうや」との明るい声に、背中を押され、引き返し含みで前進。国師のタルからはキツイキツイ。雪や樹木が絡まり時間がかかるが距離を稼げない。
国師ヶ岳で雨が激しくなり、トレース、視界ともに不明瞭。胸まで雪に埋まったりを繰り返し、彷徨いながら、前国師で16時となり、ビバークすることに。オーバーグローブを忘れたので、指の感覚が鈍ってロープワークがモドカシイ。大弛小屋の御主人に電話し、ルートを確認。(わずか20分程度の距離)
翌朝、テント収納中に大弛峠から国師へ向かう方と出会い、一安心。下山していると小屋の御主人とも出会い、感謝。
本日は小屋の御主人が下山するとのことで、車に便乗のうえ、温泉まで送っていただき大感謝でした。
※小屋の御主人によると川上牧丘林道の森林管理署より高所が6月にオープンするまで、県は除雪しないので、自力で重機を手配し、除雪したそうです。ただし、除雪も小屋手前3kmまで、後は歩くしかないと。閉鎖中の林道は鹿、その他の死骸(鳥やタヌキが処理するそう)が転がっていて(これも林道オープン前まで片付けられない)、また鹿も走り回っており、ゲート〜小屋〜夢の庭園あたりを軽くハイキングするのも普段目に出来ない光景が見られるチャンスかも?
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