春の大峰・太尾登山口から釈迦ヶ岳と孔雀岳ピストン
- GPS
- 06:53
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 921m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台くらい、周りの路肩や少し広いスペースも活用すれば20台以上が停められるようでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
太尾登山口から釈迦ヶ岳は最後の登りを除くと比較的なだらかで気持ちの良い登りである。展望も良く周囲の景色を楽しみながら歩くことができる。コース全体に亘ってバイケイソウ(多分)が多くみられるもののそれ以外には目立った花が見られなかったのが残念だった。・・自分が気が付かないだけかもしれないが... 釈迦ヶ岳から孔雀岳のルートは、全体に岩場が多く、何か所かは切れ落ちていて気合を入れて通行する必要がある。 帰路、最後の分岐で木屋谷林道の別の登山口に下ってみた。踏み跡はだいぶん薄く余り歩かれていないようである。途中までは正しいルートに乗っていたと思われるのだが、倒木を避けて回り込んだ際に別の(多分作業用だろう)踏み跡を辿って行った結果、終始沢筋を下って、予定より随分南側で林道に降りることになった。登山口側から少し逆に登ってみたが、踏み跡は薄いものの辿ることはできるレベルだと思われる。ただ、このコース距離的には短いものの標高差は150mほど多くなることを考えても余り利用する価値は無いかもしれない |
写真
感想
GW後半初日、天気も良くなったので帰省していた息子と一緒に大峰の釈迦ヶ岳へ。本当であれば八経ヶ岳まで縦走したいところであるが、息子の予定から日帰りにする。この山は奥深いものの十津川村側の旭から林道を17kmほど上った太尾登山口からなら楽に日帰りができるとのことで深夜3時半に車で自宅を出て登山口には6時30分頃到着する。すでに峠の登山口周辺の駐車場には10台近い車が停まっていたし、我々の後も続々と車が到着する様子を見て、人気の高い山なんだなあとの思いが強くなる。
この日は、釈迦ヶ岳の先、奥駆け道を孔雀岳まで行って戻ってくる予定にした。コース的には元の道を戻るピストンしかないのが残念であるが、85座目の関西百名山と下山後の谷瀬の吊橋見物を楽しみに歩くことにする。
このコースは、登山口がすでに標高1300mほど有り、登りとして比較的楽なことが予想された。実際、出だしの急坂を登って稜線に出た後は、アップダウンこそあるものの明るく展望の良い稜線が続き、楽しく歩くことができた。目的の釈迦ヶ岳も早い段階から見ながらの登山であるため気分的にも楽である。
湿地のある千丈平から最後の急坂を登り奥駆け道に合流すれば、すぐ山頂であった。
山頂は、さすがゴールデンウィーク、すでに多くの登山者で一杯だった。これから目指す孔雀岳から仏生ヶ岳、八経ヶ岳へ続く展望を楽しんで、孔雀岳へ向けて出発する。
孔雀岳への稜線は、これまでの登山道と様相が変わって岩場が多く、特に北側の十津川村側は切れ落ちた個所を何度か通過する。晴れていて良かったと思う場所もある。深い谷は、まるでアルプス級である。もう少し花が咲いているかと思ったが、意外と見ることは無かった。後でわかったことだが、もう少し遅い時期ならシロヤシオの花が綺麗だったようである。
奇岩の景観を見ながら修行気分で歩くうち、孔雀の覗を過ぎる。奥駆け道は、孔雀岳の西側を巻いているので小さな標識に従って右側に入るとすぐに山頂であった。山頂は、東側に開けて大台ケ原方面が展望できる。また、木々の間からではあるが、仏生ヶ岳方面は遠く山上ヶ岳が霞んで見えていた。
この日は、もともとここまででピストンを予定していたので10分ほど休息をして元来た道をもどることに。こちら方面から見ると美しい三角錐型の釈迦ヶ岳を目指し、意外にきつかった釈迦ヶ岳の登りをこなし、途中千丈平で昼食を摂り駐車場へ戻った。
帰りにせっかくここまで来たのでと寄った谷瀬の吊橋であったが、大勢の観光客で駐車場はもちろん橋を渡るときも橋の向こう側から帰るバスも長蛇の列で思いのほか時間がかかってしまった。この吊橋、全長300m位で高さ50m以上というものであるが、幅は狭く歩くところは木の板だけであり、意外と揺れるため、思わず声が出てしまい、孔雀岳へのルートよりも怖い思いをしたものである。
今回の総歩行距離: 12.5km 今年の累積距離:205.4km
今回の総累積標高: 1,067m 今年の累積標高:15,313m
コメント
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こんにちは☆
同じ日に釈迦ヶ岳に登った者です。
開始時間も同じくらいだなぁと思ってお写真みせていただいたところ、山頂手前辺りでお会いしたお2人だなぁと^^
(わたし達夫婦はちょっぴりヘタってました・笑)
あれから孔雀岳の方まで行かれたんですね!
レポをみているとすごく険しそう…
でも孔雀覗きなど、気になってます☆
またどこかのお山でお会い出来たら嬉しいです^^
こんばんは、yoyuさん
早速のコメント有難うございました。。嬉しく拝読し、お二人の方の記録も拝見いたしました。
確かに山頂への最後の登りで奥駆道との合流付近で先へ行かせていただいたのではないかと思います
今回は、帰省してきた息子との久しぶりの山行で、彼の若さとパワーで引っ張って行ってもらったようなものです。
孔雀岳への奥駆け道は、さすがに修験の道だけあって荒々しそうに見えますが、実際に危険な場所は限定されていますので景色を楽しみながら通過できると思います。
yoyuさんは、和歌山在住で、熊野古道を制覇するのが目標とか、私も6年ほど前に山歩きを初めて、目標は年間40回の山行と「関西百名山」の制覇です。後者の目標は、先日の釈迦ヶ岳で85座目を数え、残り15座になりました。どうしても自宅からアクセスの良いところから回りますので、残りの殆どが和歌山と奈良の南部に集中して残ってしまいました。奥駆け道の南の果ての笠捨山、玉置山や果無の冷水山などです
今年は重点的にこちら方面に足を向けようと思いますので、きっと熊野古道歩きのyoyuさんとはどこかでまたお会いできることだと思います
また、その時には声をかけてください
今後ともよろしくお願いします
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