薬師岳(秋田)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 875m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
藪が濃くなっている所あり、特に下山時足元が見えにくいので注意が必要。間違っても谷側の足を踏み外さないように。駐車場に隣接してトイレ付休憩小屋あり。 |
写真
感想
梅雨明けしないうちに秋になるんじゃないかと心配するほど天候が思わしくなく、山へ行けない日々が続き、イライラを募らせているという愚痴はさておき、今回は和賀・朝日山塊の薬師岳へ向かった。ガイドブックによれば全国に薬師という名のつく山や森は42ヵ所もあるそうで、先月登った早池峰の向かいにも薬師岳がありました。
私が登った薬師岳は和賀岳への秋田県側からの一般的なルート上にあり、山全域が県立自然公園に指定されています。登山口までは真木林道を通るが、久々に林道らしい林道を走ったという感想です。(ここを運転しただけでかなり疲れる)
本音を言えば、和賀岳へ行きたかったが、体力的に不安で、薬師岳へ登ってみて、もし行けそうだったら行こうかなどと考えていたが、最初から行けたら行こうなどと考えているようじゃ行けるわけもなく、案の定登り始めて間もなくあきらめムードになりました。ちょっとだけ言い訳すると、林道に時間がかかり登山開始時刻が遅かったことと、蒸し暑さでかなり体力を消耗したためです。(汗が乾く暇がないほど水を飲み、出しました。往復で2L以上は飲んでる。)
先に頂上から降りてきて和賀岳方面を眺めていた男性二人連れに、「あれが和賀岳ですか」と尋ねたら、「これから上(和賀岳)へ行くんですか」と聞かれ、即座に「無理です」と答えたら笑われてしまった・・・などというささいなエピソードを交えながら、話は進んでいくのです。
今回あまり花に関しては期待していなかったが、どうしてどうしてお花畑状態で大満足でした。もっとも、和賀岳が花の百名山(山と渓谷社)になっているくらいなので当たり前といえば当たり前なのですが。特に、今回は虫達も参加してにぎやかな写真となりました。
sirotenguさんへ
11番の写真のきのこは、タマゴタケ(食)ですね。
ヒメベニテングタケは、柄に模様がなく、つぼが赤黄色です。タマゴタケは、柄に11番の写真のような「だんだら(段々)模様」があり、つぼは真っ白です。
タマゴタケは、色を楽しんで、こんなふうに食べたことがあります。
http://trace.kinokoyama.net/fungi/tamagotake.htm
コメントありがとうございます。キノコに関してはほとんど知識がなく、見るもの皆毒キノコに見えて、こんなふうに誰も採らないと怖くて手が出ません。もう少し勉強して、安心して食べられるようにならなければ、もったいないかな。
sirotenguさん、こんばんは。仙台のkajyukiです。
標高1,218mの薬師岳登山、お疲れ様でした。
花の百名山になっているんですね。 わかりませんでした。
山行記録をみて、いつになるかわかりませんが、私もぜひ行ってみたい山だと思いました。
相当いい汗をかいたみたいですが、帰ってからの
さぞ美味しかったことでしょうね。
コメントありがとうございます。ちょっと古い話になりますが、先月の早池峰山は去年のkajyukiさんの山行記録を参考にさせてもらいました。ただ、花の種類では及ばなかったのがちょっとくやしいです。
和賀山系への初挑戦!!!
和賀岳は、アプローチも含めて奥深さを感じさせられる山です。薬師岳そのものは倉方から薬師岳分岐までの、特に分岐直前の急登を除けば(写真の記録がないのはそのせいでしょうか?)、危険な感じはしない山です。薬師岳から和賀岳までは1時間半から2時間の稜線歩きとなり、和賀山系の特徴の一つである二重山稜も薬師平近辺で顕著に見られます。小杉山から右に直角に転進し、小鷲倉に近づくにつれて羽後朝日岳のピラミッドも見え始めます。一方、和賀岳はひと時隠れてしまいますが、右下に見え続ける和賀川源流部の天然林は見ごたえがあります。
和賀岳は滝倉が最後の水場となるので、朝9時駐車場出発では日帰り往復はかなり難しいと思います。さらに、ツェルトビバークするにも小杉山の薬師岳寄りの潅木の下くらいしか天候的に安全なところはない(熊を考えた場合安全とはいえないかも)ので、和賀岳を目指すのであれば、もう少し涼しくなってから、朝7時に駐車場を出発するぐらいだろうと思います。なお、ゝぞ歉魴錣急変しやすいこと、¬師岳よりも上は森林限界を越え、水場もないこと、H鯑饐屋がないことなどを勘案すると、「ミニ・ミニ・ミニ」トムラウシともいえ、十分な装備をお勧めします。鳥海山よりははるかに地味な山ですが、薬師岳分岐から初めて見える和賀岳の眺めや薬師岳からの山稜歩きはすばらしいものがあります。
ちなみに私は昨年9月14日に休息もいれて4時間半弱で行きましたが、薬師岳までの間で無理をしたのか、薬師岳から和賀岳に向かったとたんに両足の向脛を攣ってしまい20分以上ロスしてしまいました。今年、花の盛りの時にまた行くつもりでしたが、土日の天候不順が続き、7月、8月は山行断念の状態です。9月からは頑張るぞ by inchworm
ごていねいなコメントありがとうございます。
確かに和賀岳はただ者ではないという印象でした。しっかりとした準備と心構えが必要なのだと痛感しました。(ついでに行こうかなどと考えた自分がお恥ずかしい)
いつの日か再挑戦することを心に誓い、薬師岳を後にしたのでした・・・つづく。
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