甘利山と千頭星山:ツツジと笹原の道、富士山と鳳凰三山の眺め。
- GPS
- 04:42
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 739m
- 下り
- 740m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:40
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千頭星山まで、危なげないハイキングコース。鳳凰山展望所付近は、急なガレ場、ロープ有。 |
写真
感想
13日朝は曇りがちだが、雨は降らないだろう。甘利山公園線(舗装、林道)では朝早くから結構すれ違いも多かった。道路右側に駐車場の表示がある。ツツジのシーズンの甘利山、駐車場は7時前でも7割程度、かなりの人出である。道路を渡って山荘の左側から、東屋経由の山頂への遊歩道が始まる。樹林帯を数分、左に東屋がある。その後、道は見晴らしが良くなり、ツツジの咲く原となり、富士山も見える。直ぐに、甘利山山頂となる。赤いレンゲツツジは散っているのもあるが、ツボミもあり、まだ1〜2週間くらいは楽しめそうだ。レンゲツツジの性質からか、山全体がツツジの花に覆われるというのではないようだ。山頂からは八ヶ岳や奥秩父の山の眺望もよい。
甘利山からは、ツツジの原を奥甘利山に向かう。樹林帯に入って一旦少し下り、笹原をジグザクに登ると、右に奥甘利山への道が分岐する。直ぐに山頂である。樹が伐採されたのか、山頂からは富士山が眺められる。元に戻り、大西峰への登りとなる。樹林と笹の斜面の道を登って行く。右に大きな苔むした岩が見えると、登りは一段落で、やや平坦な道となる。でも、もう一度登りになって、御所山・青木鉱泉への分岐になる。ここまで来ると、2000mは越えている。千頭星山への道は平坦な笹原と疎林のきれいなハイキングコースである。所々に広い笹原があって、富士山も眺められる。千頭星山に近づくと登りになって樹林帯となるが、登りは短く、千頭星山山頂に着く。
千頭星山山頂から、西方向に大馴鹿峠方向に向かう。最初は笹原だが、やや暗い樹林の中を行くようになり、下りとなる。ガレ場が出始めると急になり、鳳凰三山が見えてくる。急斜面のロープ場まで行き、その少し上の安定していそうな斜面で、鳳凰三山を眺める。薬師岳が圧倒的な迫力、辻山のガレ場もすごい。この辺りにはイワカガミが咲いているが、量は少ない。
ここからは往路を戻る。往きは鳳凰山展望所まで5人位の方と出会っただけだったが、帰りは5〜60人程の方と出会った。やはり、ツツジの季節だな。
この所、南アルプス前衛の3つの山を続けて登ったが、白根三山展望と原生林の櫛形山、白砂と甲斐駒展望の日向山、のびやかな笹原と鳳凰三山の展望の千頭星山、それぞれ個性的な良い山々を楽しむことができた。
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