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Yamareco

記録ID: 4395758
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

台倉山

2022年06月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:30
距離
12.3km
登り
572m
下り
582m

コースタイム

日帰り
山行
10:32
休憩
1:01
合計
11:33
5:52
77
林道入口
7:09
248
林道から山中へ入る
11:17
12:03
211
15:34
15:49
96
山中から林道へ出る
17:25
林道入口
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野県道502号線(奥志賀公園栄線)から分岐する林道入口が登山口です。
林道は一般車両は進入禁止のゲートが有ります。

往路は湯沢ICから野沢温泉村経由、復路は信州中野ICから上信越道を走りました。
コース状況/
危険箇所等
林道入口から山中の取り付きまでは約4.3km。
上りで上がった沢は上部に雪渓があり、4本爪の軽アイゼンを着けていましたが、4本爪では危険と判断し、左岸の尾根に上がりました。
前爪のあるアイゼンならそのまま雪渓を上がれただろうと思います。
下りに歩いた沢(遠見の池川の支流)に雪渓はなく、降りられない滝もありませんでした。
薮は視界の利かない猛烈な笹薮で、危険な急斜面はありませんでした。

県道が栄村と木島平村の境界を超える地点は標高約1480m、林道入口は約1410m、林道から山中への取り付き地点は約1430mです。
境界尾根は激薮で見通しが効かず、日帰りは困難と思われます。
林道入口
ゲート前は駐車禁止ですが、県道部分に2〜3台停められます。
2022年06月13日 05:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/13 5:22
林道入口
ゲート前は駐車禁止ですが、県道部分に2〜3台停められます。
林道から山中への取り付き地点
ここは伏流ですが、奥に流れがありました。
2022年06月13日 07:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:09
林道から山中への取り付き地点
ここは伏流ですが、奥に流れがありました。
鉄製の人工物
下りで歩いた沢にもありました。
2022年06月13日 07:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:24
鉄製の人工物
下りで歩いた沢にもありました。
目印(沢通しなのでなくても分かります)
2022年06月13日 07:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 7:48
目印(沢通しなのでなくても分かります)
雪渓
ここは下をくぐりました。
上に行くほど雪渓はずっと続いていました。
2022年06月13日 08:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:15
雪渓
ここは下をくぐりました。
上に行くほど雪渓はずっと続いていました。
台倉山頂上
2022年06月13日 11:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 11:39
台倉山頂上
三等三角点、点名=台倉
2022年06月13日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 11:20
三等三角点、点名=台倉
左奥(への字形)は苗場山、
右手前は鳥甲山
2022年06月13日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/13 11:57
左奥(への字形)は苗場山、
右手前は鳥甲山
苗場山の左で、雲の右側は霧ノ塔
広範囲に開けているのはここだけでした。
(以後、林道に出るまで写真は撮りませんでした)
2022年06月13日 11:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 11:57
苗場山の左で、雲の右側は霧ノ塔
広範囲に開けているのはここだけでした。
(以後、林道に出るまで写真は撮りませんでした)
林道へ出る所にある天然の堰堤
2022年06月13日 15:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/13 15:33
林道へ出る所にある天然の堰堤
前方は林道
後はずっと林道なので、ここでしばらく休みました。
2022年06月13日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 15:34
前方は林道
後はずっと林道なので、ここでしばらく休みました。
林道をふさぐ倒木
2022年06月13日 16:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 16:16
林道をふさぐ倒木
林道入口から2
3劼鮗┐紘乎譴賄櫃譴討い董1劼4劼良乎譴聾当たりませんでした。
2022年06月13日 16:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 16:39
林道入口から2
3劼鮗┐紘乎譴賄櫃譴討い董1劼4劼良乎譴聾当たりませんでした。
【参考画像】
国土地理院、台倉山(中央が頂上)の空中写真。
台倉山の右(東)側は落葉樹か笹薮が多い。
頂上から左下の濃い緑色の部分は上りで歩いた凹地。
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【参考画像】
国土地理院、台倉山(中央が頂上)の空中写真。
台倉山の右(東)側は落葉樹か笹薮が多い。
頂上から左下の濃い緑色の部分は上りで歩いた凹地。
撮影機器:

感想

台倉山の記録は、ヤマップには見当たらず、ヤマレコにはBCで2件と、3年前の8月にnegimaさんらのパーティーが行かれた1件のみでした。
国土地理院の空中写真を見ると、山頂の東側は針葉樹林帯ではなさそうなのである程度の展望はあるだろうと思って行ったのですが、人の背丈を超える猛烈な笹薮に阻まれて展望のみならず、進むべき尾根さえ見えませんでした。

上りも下りも沢以外は笹薮をかき分けないと進めない状況で、下りではストックはザックに差し込み、両手でかき分けたり後ろ向きでお尻でかき分けて下っていましたが、途中で水を飲むのでザックを下ろしたらストックはなくなっていました。
笹薮か、薮の中のかずらに引っかかって落ちたのだろうと思います。

沢の上部は残雪があるかも知れないと思い、4本爪の軽アイゼンを持って行きましたが、傾斜のある雪面では全く役に立ちませんでした。
前爪のあるアイゼンか、チェーンスパイクを持って行くべきでした。
沢の途中から左岸の笹薮に上がることにしましたが、急な土の斜面で掴まるものがなく、木の根を掘り出してそれに掴まって身体を引き上げる状態でした。
上りで歩いた沢の両岸は黒土でしたが、下りで歩いた沢は黄土色の粘土質で滑り易かったです。

笹薮は落葉の下に枯れた笹があり、常に笹か灌木に掴まっていないと滑りそうでした。
沢でも笹薮でも一度も滑って転びませんでしたが、とても時間が掛かりました。
健脚者でなくても薮に慣れていれば6〜8時間で林道入口からピストン出来るでしょう。
山頂には立派な標識がありましたが、山頂の東側に道形は全くありませんでした。
西側にはあるかも知れませんが、下りで西側の尾根を歩く場合は、尾根の分岐は目視では確認できませんので、間違って北に進まないよう注意が必要です。
頂上直下の西側尾根は、地形図を見ると急斜面と思われます。

台倉山は行くなら残雪のない夏か秋が良さそうです。
服装はnegimaさんの記録にある通りですが、目の保護具と、絡まったかずらを切るカッターナイフがあるといいでしょう。
ストックはなくても良いなら初めから持って行かない方がいいです。
一か所にとどまって休んでいると小さな虫がうるさいので、この時季は防虫対策も。
ネマガリ竹の筍が散乱している所がありました。
熊除け対策も必須だと思います。

残雪期は展望が期待できますが、奥志賀高原スキー場から北の県道が除雪されず、テン泊でも3日は掛かるかも知れません。
それにしても、笹薮の密度は予想以上に強烈でした。

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