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Yamareco

記録ID: 439914
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

奥長倉山

2014年05月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:27
距離
16.7km
登り
1,598m
下り
1,596m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

岩間一里野線ゲート3:54→4:08ハライ谷登山口→6:00檜新宮→6:19しかり場分岐→8:02奧長倉避難小屋→8:16奧長倉山→10:20しかり場→12:56ハライ谷登山口→13:14岩間一里野線ゲート
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩間一里野線ゲート横のスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
ハライ谷登山口から1時間ほど登ったあたりから残雪がつながってきます。
早朝で雪がカチカチだったため、早々に12本アイゼンを装着しました。
お昼にはかなり柔らかくなっていましたが、やや急なところがあるのでアイゼンを履いたまま下りました。
途中雪が切れて夏道が出ているところも何ヶ所かあります。
シカリ場を過ぎて口長倉山までは雪の付き方が嫌らしい細尾根が続きます。ここでピッケルを出しました。夏道が出ているところは夏道を歩いた方が楽です。アイゼンで木の根を引っ掛けないよう。
口長倉以降、奥長倉山まで何度かアップダウンがあり意外に疲れます。

下りは雪が緩んで朝登ってきたトレースが消えており、檜新宮以降何度かルートをロストして右往左往しました。GPSがあったのでその都度ルートを確認し、なんとか帰ることができました。赤テープなどの目印はとても少ないです。
放射冷却でカチカチの雪
前日?のトレースがうっすらと確認できる
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放射冷却でカチカチの雪
前日?のトレースがうっすらと確認できる
早々に12本アイゼン装着
カチカチな雪のためアイゼンなしでは登れません
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早々に12本アイゼン装着
カチカチな雪のためアイゼンなしでは登れません
県境稜線が明るくなってきた
県境稜線が明るくなってきた
先週登った笈ヶ岳の右から日が昇った
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先週登った笈ヶ岳の右から日が昇った
すっきり晴れ渡った青空
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すっきり晴れ渡った青空
今日も見つけてしまった
少し小さめなプーさんか?
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今日も見つけてしまった
少し小さめなプーさんか?
中央に笈ヶ岳
しかり場
ここから口長倉山までイヤらしい細尾根が続く
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しかり場
ここから口長倉山までイヤらしい細尾根が続く
両側は切れ落ちている
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両側は切れ落ちている
口長倉へ上がると広大な雪原が続く
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口長倉へ上がると広大な雪原が続く
奥長倉までアップダウンが多い
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奥長倉までアップダウンが多い
奥長倉避難小屋
奥長倉山の案内標識
今日はここで終了
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奥長倉山の案内標識
今日はここで終了
目の前には美女坂
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目の前には美女坂
美女坂を登る人が!
自分より先行者のトレースはなかったので、小屋泊まりの人か?
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美女坂を登る人が!
自分より先行者のトレースはなかったので、小屋泊まりの人か?
美女坂
250Mの登り
最後のひと登りがかなり急斜面
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美女坂
250Mの登り
最後のひと登りがかなり急斜面
振り返って笈ヶ岳
写真を拡大すると小笈へ登る数人の登山者が見える
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振り返って笈ヶ岳
写真を拡大すると小笈へ登る数人の登山者が見える
うっすらと槍穂高が遠望できた
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うっすらと槍穂高が遠望できた
残念だが今日はここでお終い
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残念だが今日はここでお終い
清浄ヶ原の逆Sの溝の先が百四丈滝
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清浄ヶ原の逆Sの溝の先が百四丈滝
写真を拡大すると滝の落ち口が見えた
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写真を拡大すると滝の落ち口が見えた
登ってきたルートを振り返る
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登ってきたルートを振り返る
今日は10時過ぎには雲り空となった
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今日は10時過ぎには雲り空となった
ハライ谷登山口の少し上はカタクリロード
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ハライ谷登山口の少し上はカタクリロード

感想

昨日は白山の北部奥にある百四丈の滝を目指しましたが、寝不足で体調が優れず奥長倉山で敗退しました。
途中までは快調なペースで登っていて楽勝と思いましたが、避難小屋の手前あたりから急ブレーキ。時間もあったのでしばらく休憩してましたが、とても美女坂を登れないと判断。天気がよかったのに残念です。
深夜2時に起床するため前日夜8時に就寝したのですが、10時過ぎに飼い犬が騒いで目が覚め、それ以後眠れず起きていたのが間違いの元でした(笑)

百四丈滝は雑誌や新聞で紹介されたりでかなりの方が登っているかなと思いましたが、未明の駐車場所は車ゼロ。奥長倉から戻るまで誰一人会いませんでした。小屋には3名の方の荷物がデポされており、その他泊まって白山方面へ登られた方もいるでしょうが、避難小屋は意外に空いている感じでした。
当日出発で奥長倉を越えて行かれたのは単独男性2名、スキーを担いだ5名のパーティーの計7名だけでした。しかり場あたりまで散策の登山者も登って来ず、とても静かな山歩きとなりました。

このコースを歩くのは5回目ですが、帰りは不覚にも何度もコースをロストしてしまいました。朝付けたトレースは昼前には融けてほとんどわからなくなっています。(そもそも早朝はカチコチな雪でトレースが付き難い状況でしたが)
最初は檜新宮からの下りで大きくロスト。これは登ってきた方向を覚えていたのですぐに復帰。続いて少し下の杉林で迷いに迷いました。おかしいと感じてすぐにGPSで確認してトラバースで戻りましたが、林の中なのでGPSが正確な情報を示してくれない? 最初はすぐに復帰できそうに思いましたが、実際はかなり離れたところまで外れていたようです。上空の視界が広がるところでGPSで確認しつつ横移動。GPSがなければ危うい状況でした。
続いてその下、雪が切れかけているところでもウロウロ。あとでGPSのログを見るとかなり彷徨ってますね(笑)
広大な斜面を下るのでどこでも歩いて下りられそうですが、左へずれるとハライ谷の方へ向かってしまいます。夏道が続くところに戻った時はホっとしました。
もし私の誤ったトレースでご迷惑をおかけした後続の方がおられましたら、深くお詫びします。

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