中倉山〜沢入山 足尾アルプスを行く

2022年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,239m
• 下り: 1,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:07
• 合計: 5:54

5:59 足尾銅親水公園
6:27 6:27 井戸沢堰堤ヘアピンカーブ
6:43 6:46 中倉山取付地点
7:40 7:40 尾根・巻き道分岐点
8:07 8:08 中倉山
8:12 8:12 孤高のブナ
8:52 9:40 沢入山
10:08 10:08 孤高のブナ
10:12 10:17 中倉山
10:34 10:42 ローソク岩
10:44 10:44 尾根・巻き道分岐点
11:13 11:15 中倉山取付地点
11:29 11:29 井戸沢堰堤ヘアピンカーブ
11:52 11:52 銅親水公園入口BS
11:53 ゴール地点

またもや途中アプリが一時停止でログがとんだ。GPXLoggerから持ってきたけど、ヤマレコのログって頻繁にとってるのね…

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行きは日光宇都宮道を清滝ICで下りて銅（あかがね）親水公園駐車場へ。キャパ30台程度？のところ6時頃で半分ぐらい埋まってました。下山した12時ごろは路駐がいっぱいだったけど、全部が登山者じゃないみたい？観光？
帰りは下道122号。

コース状況／危険箇所等

路面は乾いていたので比較的歩きやすかったです。尾根筋に出るまでは急だけど。
中倉山と沢入山の間は岩々したところを抜ける箇所ありますが、慎重に進めば問題ありません。

その他周辺情報

下山後は国民宿舎かじか荘で露天風呂。ここ皇海山の登山口なんですね。
その後足尾銅山観光に行ってみたけど、トロッコに乗る子供向けアトラクションらしくパス。お土産やさんとか超昭和レトロな雰囲気です。車で通り過ぎた煙突の印象的なナントカ跡とか行ってみたほうが良かったかもです。

写真

6/18 5:59

駐車場あふれる情報あり早め（6時頃）に駐車場に到着。
この時点ではまだ半分程度の埋まり具合です。

6/18 5:54

本日初投入のマウンテンハードウェアの28Lザック。
これでも日帰りだと余裕です。

6/18 6:01

目指す中倉山が載ってない周辺図😇

6/18 6:02

ゲートくぐって出っ発！

6/18 6:05

松木川のせせらぎがむっちゃ綺麗です。夏場とか泳げるのかな？

6/18 6:11

皇海山との分岐です。ここは左へ進み、川を渡ります。

6/18 6:12

地元の中学生が植林してますね。煙害の被害で未だに木が少なめなのを色々対策されているようです。

6/18 6:13

ヘビイチゴ

6/18 6:13

この花登山口までの林道に沿ってたくさん咲いていました。グーグルレンズるとジギタリスというらしい。江戸時代の外来種らしいですが、毒性があるみたい。

6/18 6:14

送水管をくぐる。この辺にある人工の設備って、色が朽ちてる感じで違和感なくていいです。

6/18 6:18

ちょっとした花。

6/18 6:43

中倉山への取り付きにたどり着きました。ここまで林道4キロ。この先中倉山山頂までの距離より長いです。自転車で来る人もいるみたいで駐輪ありました。
簡易トイレですが、男女ともここを使えます。

6/18 6:43

お邪魔します。

6/18 6:43

足元には猿の頭蓋骨😲

6/18 6:51

しばらくこんな感じです。ブナの森ですかね。

6/18 6:53

苔苔してますが、鬱蒼とした感じはありません。

6/18 7:08

この辺は雪の重みで斜めってしまってます。雪の季節に来るのはアリなのかしらん？

6/18 7:17

ツツジが咲いていました。

6/18 7:20

ケルン。ここまで綴れ折れの急登でしたが、この先尾根筋に上がり若干楽に。

6/18 7:20

…と思ったけどやっぱり急かw

6/18 7:21

ここでガッツをブチ込みます。

6/18 7:38

高度が上がって周囲の山々が見えてきました。

6/18 7:38

ヤマツツジがキレイに咲いています。

6/18 7:41

6/18 7:44

開けたところに出ました。
この手前にも展望良さげなところがあったんだけど、5〜6人の団体さんがいたので帰りに寄ります。

6/18 7:46

お、ニャニャニャにゃんたいさんニャ(=・ω・=)

6/18 7:54

ヤマツツジが良いですね。

6/18 7:56

男体山とヤマツツジ。

6/18 7:56

6/18 7:59

しばらく進むと樹林帯が切れて何やら見えてきました。

6/18 8:01

山頂到着！
登山口から1時間ちょいでした。

6/18 8:02

景色が良いので一回り。

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:02

6/18 8:03

6/18 8:03

6/18 8:03

6/18 8:03

松木川のあたりに見えてる工事の設備？が結構近いです。
標高差は700mぐらいですね。

6/18 8:03

ここにもツツジ。

6/18 8:09

変色した岩。酸性雨の名残か？

6/18 8:11

さて孤高のブナです。稜線にポツネンという感じではなく、南側斜面にはダケカンバが迫ってきてます。

6/18 8:14

この先を更に進みます。岩場！
これが足尾アルプスか！

6/18 8:14

北側斜面は低木は生えてきてますが、転がり始めると下まで行ってしまいそうな感じ。

6/18 8:20

煙害で立ち枯れた大木の名残でしょうか。いくつもありました。

6/18 8:20

北側の山の間に日光白根山が顔を出してきました。まだ雪が残ってますね。

6/18 8:21

山肌むき出しの北側斜面。徐々に緑に覆われている様子。
グーグルマップの航空写真レイヤーでみると松木川の両岸の山肌は明らかに周辺に比べて土色が目立ってます。

6/18 8:25

6/18 8:25

足尾ブルー。。。までは晴れず。

6/18 8:36

振り返って稜線。カッコいいぞ。

6/18 8:37

低木が生えてますね。

6/18 8:38

6/18 8:38

誰がつけたか波平ピ〜クw まで来た。
右手の奥には白根山が段々大きく見えてきた。

6/18 8:40

波平にしがみつくてんとう虫。

6/18 8:40

萌える稜線カーブ

6/18 8:40

あそこが沢入山かな。あと少しです。

6/18 8:45

進むにつれ、白根山が大きく見えてきます。

6/18 8:50

風も強いらしい。
この日はほぼ無風でした。

6/18 8:53

沢入山（そうりやま）到着です。本日の最高点は1704メートル。

6/18 8:57

沢入山のチョット向こうがビューポイント。
ここまで来ると皇海山が大きく見えてます。

6/18 8:57

ヲロ山挟んで左には鋸山

6/18 8:57

あっちの奥にはうっすらと上州武尊山。写真じゃちょっとわからないですね。

6/18 8:58

白根。また行きたいな。

6/18 8:58

6/18 8:58

ここむちゃくちゃ好きだわ。

6/18 8:58

…というわけで、チョット早いけど昼ごはんにします。

6/18 9:37

ヲロ山まではまだまだ距離がありそうなので、ここで戻ります。
立ち枯れた木株たち。

6/18 9:38

6/18 9:40

6/18 9:42

途中、鹿の足跡がたくさん。行きしは気が付かなかったけど…？

6/18 10:05

孤高のブナ…

6/18 10:09

…まで戻ってくると、たくさんの人がくつろいでました。

6/18 10:23

ちょっと休憩して…

6/18 10:28

樹林帯に戻ります。

6/18 10:28

再び男体山とツツジ。

6/18 10:36

はるか下の工事現場。

6/18 10:37

登りで寄らなかった展望スポットです。あれがローソク岩だね。
…で、こっから一回上に戻らないとダメなのに、間違って下へおりかけてしまいました。「みんなの足跡」は割りと太めについててて、林道を通らないルートもあるみたい。

6/18 10:58

一周ネジ曲がった木を通り過ぎて…

6/18 11:13

登山口まで戻ってきました。

6/18 11:51

林道のゲートまでが長い長い。

6/18 12:36

下山後は車で移動してかじか荘でお風呂！

6/18 12:36

ここ、皇海山への入り口なんですね…

(続く)か？

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー 水筒 コンパス ファーストエイドキット 雨具 ヘッドランプ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯電話

感想

ミハラシ

　中倉山、以前からブログで知って行きたかった山で、ようやく登る機会を得ることができました。
　足尾銅山鉱毒事件の現場として有名で煙害や酸性雨での傷跡がようやく癒えて山肌に緑が戻ってきてるんですね。周辺も緑を植えようみたいな活動をしているようですです。それにしても観光客で賑わう日光や中禅寺湖のすぐそばにそんな負の歴史をもった地域があるのも不思議な感じがします。
　山頂やそれに続く沢入山、オロ山への稜線からの遮るもののないスカッとした眺めは最高。日光白根から皇海山を経て袈裟丸山まで続く両毛国境の山々や男体山がよく見えます。稜線は草原のような趣もあり、本当に癒やされる山歩きでした。