ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 440874
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

ぶらり唐松岳 遊び放題春の残雪(極上の天気に恵まれて)

2014年05月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:15
距離
9.3km
登り
978m
下り
956m

コースタイム

8:00 八方池山荘発
10:50 唐松頂上小屋 アイゼン装着、小物アウター類冬装備にチェンジ
11:15 唐松岳頂上
11:40 唐松頂上山荘 11:50発
13:35 八方池 遊ぶ
14:15 八方池山荘着

天候 晴天
低気圧の狭間で風もおだやか
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
3日午後、薄く積雪あったようですが、温度が高くて全くその影響はありませんでした。
雪はだいぶ溶けていて、地面露出部分とシャーベット雪部分が半々くらい。
山頂直下でアイゼン(12本)つけましたが却って邪魔でした。

前日に入り早朝歩く場合はクラストしているかもしれません。
滑落停止用のピッケルはあったほうが良いと私は感じました。

危険箇所
・2554地点過ぎの痩せ尾根
すれ違いできません
落ちても今の季節なら止まるとは思います

・扇雪渓を通って下の樺へのトラバース
トラバースがどこを通っているか分からないなら使わないほうが吉かな程度
当然ですがホワイトアウト時はお勧めしません。
広々して視界不良時危険な箇所は随所に。
コンパス・地図はすぐ出せる場所に、現在地の確認は晴れていましたが必ず。

ゴンドラアダムからの通し券、GW発売しています。
(下記URLには掲示されていません)
http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/
GW明けは24日までお休み

チケットは持っていると、各温泉で割引になるようです。
(私は捨てていたのですが、一緒に行った方が呈示して下さったおかげで500円ですみました)
白馬駅から歩きます。眼前に迫る五竜。
武田菱?向きがちがうような?
3
白馬駅から歩きます。眼前に迫る五竜。
武田菱?向きがちがうような?
五竜〜杓子岳のオールスターズ
1
五竜〜杓子岳のオールスターズ
桜と五竜。いい光景。
そういえば途中やなばの駅で道路いっぱいに人が脚立や三脚を構えて桜の写真撮ってました。
2
桜と五竜。いい光景。
そういえば途中やなばの駅で道路いっぱいに人が脚立や三脚を構えて桜の写真撮ってました。
おはよう、キクサイチゲ
3
おはよう、キクサイチゲ
カタクリだ、と写真を撮っていたら地元の方から花の名前を聞かれました。
行く先も。自然園があいていないのにスキーでもスノボでもない格好はやっぱり不思議なようです。
この日は2回も唐松岳が登山対象であることを不思議がられました。
5
カタクリだ、と写真を撮っていたら地元の方から花の名前を聞かれました。
行く先も。自然園があいていないのにスキーでもスノボでもない格好はやっぱり不思議なようです。
この日は2回も唐松岳が登山対象であることを不思議がられました。
江戸時代からの桜。咲いたね〜!!きたよ〜。
4
江戸時代からの桜。咲いたね〜!!きたよ〜。
で、時間あるのでこちらにおまいりします。
で、時間あるのでこちらにおまいりします。
ここも桜が見ごろ
ここも桜が見ごろ
いきなりウサギ平。今日はバッテンついてませんよ(笑)
いきなりウサギ平。今日はバッテンついてませんよ(笑)
もうブッシュが顔をだしてる。それにしても白馬槍・杓子・白馬岳がきれいです。
2
もうブッシュが顔をだしてる。それにしても白馬槍・杓子・白馬岳がきれいです。
雪のわれ具合ではなく、ネコ耳の鹿島槍を撮ったつもり。いいお天気です。
2
雪のわれ具合ではなく、ネコ耳の鹿島槍を撮ったつもり。いいお天気です。
雪渓がわかる。きれいだなぁ。
8
雪渓がわかる。きれいだなぁ。
きたよ、でももうだいぶ溶けたねぇ
5
きたよ、でももうだいぶ溶けたねぇ
登山路も黒々と
第2ケルン(息ケルン)
昭和12年になくなった息子さんのためにご両親が立てたケルン。昭和12年なら駅からずっとここまで歩いて道を見失ったのでしょうか。それとも上から降りてきてホワイトアウトだったのだろうか、と考えてしまいます。
2
第2ケルン(息ケルン)
昭和12年になくなった息子さんのためにご両親が立てたケルン。昭和12年なら駅からずっとここまで歩いて道を見失ったのでしょうか。それとも上から降りてきてホワイトアウトだったのだろうか、と考えてしまいます。
鹿島槍、五竜、丸山どどん。
不帰キレットがちょこんと
2
鹿島槍、五竜、丸山どどん。
不帰キレットがちょこんと
頸城山塊方面。朝はこんな風にぼんやりとしていました
頸城山塊方面。朝はこんな風にぼんやりとしていました
通称?便所小屋
トレースあります
トレースあります
第3ケルン
道こんなふう。どこからか沢音が聞こえる、と思ったらこの先、雪解け水が登山道をぬらしてます。
道こんなふう。どこからか沢音が聞こえる、と思ったらこの先、雪解け水が登山道をぬらしてます。
ちょっと雲が出てきた
4
ちょっと雲が出てきた
実はあっちからの縦走、五竜への縦走のどちらかをGWにやるつもりでした。お天道様には逆らえない。
2
実はあっちからの縦走、五竜への縦走のどちらかをGWにやるつもりでした。お天道様には逆らえない。
照らし合わせてみる
照らし合わせてみる
不帰が〜、天狗の大くだりが!
不帰が〜、天狗の大くだりが!
天狗〜槍アップ。
雪崩のあとが
2
天狗〜槍アップ。
雪崩のあとが
日当たり良い部分は地面でてます
日当たり良い部分は地面でてます
結局最後は一緒に歩くことになったYさん
結局最後は一緒に歩くことになったYさん
前日午後の後天で山頂小屋に避難した方たちが降りてきます。
前日午後の後天で山頂小屋に避難した方たちが降りてきます。
丸山〜2554あたりがみえているような
丸山〜2554あたりがみえているような
せっかくなので雪道を作りたい。帰り道を考えてます。
せっかくなので雪道を作りたい。帰り道を考えてます。
鹿島槍、だんだん五竜の影になってしまうので、しっかり目にやきつけて。
1
鹿島槍、だんだん五竜の影になってしまうので、しっかり目にやきつけて。
昨日立てたテント?
GWはテントだらけになると聞いてはいましたが、色とりどりです。
1
昨日立てたテント?
GWはテントだらけになると聞いてはいましたが、色とりどりです。
丸山ケルン。ここまで、夏道と違って急で大変、と脅されましたが、急で大変なところはありませんでした。。
1
丸山ケルン。ここまで、夏道と違って急で大変、と脅されましたが、急で大変なところはありませんでした。。
振り返ると妙高・火打がきれい、そしてその先も。
1
振り返ると妙高・火打がきれい、そしてその先も。
扇雪渓あたりをトラバースする人たち
扇雪渓あたりをトラバースする人たち
いよいよ眼前に迫る不帰1〜3峰
この景色好きだな。この切れ落ちっぷり。
2
いよいよ眼前に迫る不帰1〜3峰
この景色好きだな。この切れ落ちっぷり。
登っていく人が点々と
登っていく人が点々と
いよいよ北峰が隠れた鹿島槍(いや、自分が移動しただけですが),五竜いいねぇ
2
いよいよ北峰が隠れた鹿島槍(いや、自分が移動しただけですが),五竜いいねぇ
テン場のあと。次シーズンはテント買おうっと。
自立してからペグダウンはやっぱり楽そうです。
テン場のあと。次シーズンはテント買おうっと。
自立してからペグダウンはやっぱり楽そうです。
シャバシャバ雪、ブッシュらしきところを避けて脇を歩いてみたり
シャバシャバ雪、ブッシュらしきところを避けて脇を歩いてみたり
牛首が見えてきた。しかしまだなのー
前回もこのあたりでまだぁ、と言っていた気がします
1
牛首が見えてきた。しかしまだなのー
前回もこのあたりでまだぁ、と言っていた気がします
お、頂上山荘
つきました
アイゼンはいて、手袋を足して、カッパ(結局私のアウターはカッパ)を着て、ニットキャップかぶってGO
アイゼンはいて、手袋を足して、カッパ(結局私のアウターはカッパ)を着て、ニットキャップかぶってGO
山頂、だいぶ見えてます
3
山頂、だいぶ見えてます
五竜への道がくっきり〜!
4
五竜への道がくっきり〜!
八ヶ岳〜南プス〜中央アルプス
富士山も^^
八ヶ岳〜南プス〜中央アルプス
富士山も^^
Yさんが撮ってくださいました。五竜バック
12
Yさんが撮ってくださいました。五竜バック
立山〜劔
劔〜 猫又山、毛勝山?
2
劔〜 猫又山、毛勝山?
振り返って頸城山塊、きれいに見えます
なんと良い日
振り返って頸城山塊、きれいに見えます
なんと良い日
この稜線を歩くと気持ちいいだろうなぁ。白馬方面
2
この稜線を歩くと気持ちいいだろうなぁ。白馬方面
登ってくるみなさん。続々と。
1
登ってくるみなさん。続々と。
Yさんに促されて上を見ると、なんと日輪!
2
Yさんに促されて上を見ると、なんと日輪!
さて、アイゼンは早々にはずしたのでしまいます。
お昼を食べるには人も多くて落ち着かないので降ります。
さて、アイゼンは早々にはずしたのでしまいます。
お昼を食べるには人も多くて落ち着かないので降ります。
遠く遠く、岩手の山とか見えてないかな
遠く遠く、岩手の山とか見えてないかな
振り返る。山頂への道。
振り返る。山頂への道。
雪がもう少し多かったらこのあたりもドロップポイントなんだろうな
雪がもう少し多かったらこのあたりもドロップポイントなんだろうな
クラック
スノーソーつかった風よけ。きれいです。
1
スノーソーつかった風よけ。きれいです。
順調に高度を下げ、少しここでパン、ドリンクを補給。
この後尻セード祭りのため写真なし
順調に高度を下げ、少しここでパン、ドリンクを補給。
この後尻セード祭りのため写真なし
八方池。シリセードで盛大に水にぬれちゃった手袋、ザックのポッケを乾かしました。温度高いので乾燥もあっという間です。
八方池。シリセードで盛大に水にぬれちゃった手袋、ザックのポッケを乾かしました。温度高いので乾燥もあっという間です。
降りてきました。場所秘密ですがカタクリがいっぱい!
3
降りてきました。場所秘密ですがカタクリがいっぱい!
ほらほらー
春ですねー

感想

3日、ザックにツェルト泊装備を入れたり出したりしながら悩む。
4日の0時に出ることは決まっているけれど
5日、ツェルトで風雪の中一日滞留できるかというとNO。

白馬2山、停滞場所が稜線になりそうで、今の自分にはリスクあり。
五竜〜唐松、それも停滞場所を選ぶ。
北アルプスの風は読めない。せめてある程度高度を下げたい、
となると重量分の歩行時間の関係上、いずれもちょっと厳しい。

で、唐松ピストン。
ヘルメットを出し、シュラフを出して余計な食料も出すと10k。これなら何とかなりそう。

ものすごくいい天気でした。まさに極上。
なんちゃって雪山って言ったら怒られちゃうかな。

そして、誰にも声をかけまいと思っていたのに、やっぱりこんにちはと声を出してしまって
一人と聞かれたら、はい、一人と言ってしまうし
決意もろいなぁ。
だってここにくることができて嬉しかったんですもん。

シリセードしながら滑落停止訓練を自主的に、主体的に(笑)
本当に滑落停止訓練をしているグループもいました。ツアーかな。
扇雪渓の上を歩き、下の樺までトラバースして、八方池は歩いて渡る。たのしかった〜!

最初に前後して歩いていたYさん、途中でそれぞれに道を歩いたものの
八方池で一緒になり、いろいろお話。
帰りの電車ではなんと!30年前の山岳地図がポッケから。。。
涎でそうになりながら拝見させていただきました。

厳冬期の厳しさはかけらもなくて、
3月8日のリベンジかと自分に問うと、それは違うと思うけれど
本当にいろいろと経験できた上での春山、今の私にはちょうどよかったのかもしれません。
最後にYさんの「だって標高差800mだぜ」。
ま、確かにそうだな、ってことでこのレポは雪山ハイクと相成りました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:735人

コメント

なるほど
こんにちは。

ここに移動するところだったんですね。
不思議なもんですねー。あれだけあった雪も春には解けるか。。。
当たり前ですが、当たり前が当たり前のように続く事を願う今日この頃です。
異常気象にならないことを望みます。

風も(雪もか)なく良いハイキングになってしまったみたいですね。
2014/5/6 7:41
Re: なるほど
ブルスカさん、こんにちはー。
そうなんです、最終チェックでログインしてみたら常念が上がってて。
体調戻ったようで何よりです♪

本当に不思議ですよね。
あんなにカチコチで、あんなにいっぱいあった雪が…

3日は午後からちょっと冬山、
でも、吹雪じゃなくて霰(痛そう!)。
ホワイトアウトで山荘に避難した方や低体温症になった方もいらしたようでした。
どんな状況でも登れて帰ってくることが出来るようになりたいけれど
まずは穏やかな顔した唐松の、ラッキーな一日に感謝、感謝です。

当たり前のことが当たり前に続きますように。
ほんとに。
2014/5/6 10:50
春山の様相ですね
天気もまずまずのようで、八方尾根沿いはかなり雪が少なくなってますね。
下界の村では田植えが始まっていて、その水面に白馬三山が映っている頃なんでしょうか。春の山のこういう風景が大好きです。
新緑もどんどんと進んできますが、まだまだ雪も楽しみたいもんですね。
2014/5/6 10:05
Re: 春山の様相ですね
tekapoさん、こんにちは!
水を張った田圃にうつる山々、歩きながら堪能しました。
九州育ちの私には、寒さが緩んで花という花がポン!と咲くこの時期の信州の光景は格別です。
雪解け水あっての春の光景と思うと名残の雪をもっと味わいたいですよねー。
(と、書いていたら今朝山頂近くで20cmの積雪だとか…)

ツェルト、雨が集まる天頂部の縫い目にシール塗りました。
これでまずは夏の風雨を、出来たら稜線上で試したいと考えています^ ^
2014/5/6 11:09
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら