ぶらり唐松岳 遊び放題春の残雪(極上の天気に恵まれて)
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- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 978m
- 下り
- 956m
コースタイム
10:50 唐松頂上小屋 アイゼン装着、小物アウター類冬装備にチェンジ
11:15 唐松岳頂上
11:40 唐松頂上山荘 11:50発
13:35 八方池 遊ぶ
14:15 八方池山荘着
天候 | 晴天 低気圧の狭間で風もおだやか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3日午後、薄く積雪あったようですが、温度が高くて全くその影響はありませんでした。 雪はだいぶ溶けていて、地面露出部分とシャーベット雪部分が半々くらい。 山頂直下でアイゼン(12本)つけましたが却って邪魔でした。 前日に入り早朝歩く場合はクラストしているかもしれません。 滑落停止用のピッケルはあったほうが良いと私は感じました。 危険箇所 ・2554地点過ぎの痩せ尾根 すれ違いできません 落ちても今の季節なら止まるとは思います ・扇雪渓を通って下の樺へのトラバース トラバースがどこを通っているか分からないなら使わないほうが吉かな程度 当然ですがホワイトアウト時はお勧めしません。 広々して視界不良時危険な箇所は随所に。 コンパス・地図はすぐ出せる場所に、現在地の確認は晴れていましたが必ず。 ゴンドラアダムからの通し券、GW発売しています。 (下記URLには掲示されていません) http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/ GW明けは24日までお休み チケットは持っていると、各温泉で割引になるようです。 (私は捨てていたのですが、一緒に行った方が呈示して下さったおかげで500円ですみました) |
写真
行く先も。自然園があいていないのにスキーでもスノボでもない格好はやっぱり不思議なようです。
この日は2回も唐松岳が登山対象であることを不思議がられました。
昭和12年になくなった息子さんのためにご両親が立てたケルン。昭和12年なら駅からずっとここまで歩いて道を見失ったのでしょうか。それとも上から降りてきてホワイトアウトだったのだろうか、と考えてしまいます。
感想
3日、ザックにツェルト泊装備を入れたり出したりしながら悩む。
4日の0時に出ることは決まっているけれど
5日、ツェルトで風雪の中一日滞留できるかというとNO。
白馬2山、停滞場所が稜線になりそうで、今の自分にはリスクあり。
五竜〜唐松、それも停滞場所を選ぶ。
北アルプスの風は読めない。せめてある程度高度を下げたい、
となると重量分の歩行時間の関係上、いずれもちょっと厳しい。
で、唐松ピストン。
ヘルメットを出し、シュラフを出して余計な食料も出すと10k。これなら何とかなりそう。
ものすごくいい天気でした。まさに極上。
なんちゃって雪山って言ったら怒られちゃうかな。
そして、誰にも声をかけまいと思っていたのに、やっぱりこんにちはと声を出してしまって
一人と聞かれたら、はい、一人と言ってしまうし
決意もろいなぁ。
だってここにくることができて嬉しかったんですもん。
シリセードしながら滑落停止訓練を自主的に、主体的に(笑)
本当に滑落停止訓練をしているグループもいました。ツアーかな。
扇雪渓の上を歩き、下の樺までトラバースして、八方池は歩いて渡る。たのしかった〜!
最初に前後して歩いていたYさん、途中でそれぞれに道を歩いたものの
八方池で一緒になり、いろいろお話。
帰りの電車ではなんと!30年前の山岳地図がポッケから。。。
涎でそうになりながら拝見させていただきました。
厳冬期の厳しさはかけらもなくて、
3月8日のリベンジかと自分に問うと、それは違うと思うけれど
本当にいろいろと経験できた上での春山、今の私にはちょうどよかったのかもしれません。
最後にYさんの「だって標高差800mだぜ」。
ま、確かにそうだな、ってことでこのレポは雪山ハイクと相成りました。
こんにちは。
ここに移動するところだったんですね。
不思議なもんですねー。あれだけあった雪も春には解けるか。。。
当たり前ですが、当たり前が当たり前のように続く事を願う今日この頃です。
異常気象にならないことを望みます。
風も(雪もか)なく良いハイキングになってしまったみたいですね。
ブルスカさん、こんにちはー。
そうなんです、最終チェックでログインしてみたら常念が上がってて。
体調戻ったようで何よりです♪
本当に不思議ですよね。
あんなにカチコチで、あんなにいっぱいあった雪が…
3日は午後からちょっと冬山、
でも、吹雪じゃなくて霰(痛そう!)。
ホワイトアウトで山荘に避難した方や低体温症になった方もいらしたようでした。
どんな状況でも登れて帰ってくることが出来るようになりたいけれど
まずは穏やかな顔した唐松の、ラッキーな一日に感謝、感謝です。
当たり前のことが当たり前に続きますように。
ほんとに。
天気もまずまずのようで、八方尾根沿いはかなり雪が少なくなってますね。
下界の村では田植えが始まっていて、その水面に白馬三山が映っている頃なんでしょうか。春の山のこういう風景が大好きです。
新緑もどんどんと進んできますが、まだまだ雪も楽しみたいもんですね。
tekapoさん、こんにちは!
水を張った田圃にうつる山々、歩きながら堪能しました。
九州育ちの私には、寒さが緩んで花という花がポン!と咲くこの時期の信州の光景は格別です。
雪解け水あっての春の光景と思うと名残の雪をもっと味わいたいですよねー。
(と、書いていたら今朝山頂近くで20cmの積雪だとか…)
ツェルト、雨が集まる天頂部の縫い目にシール塗りました。
これでまずは夏の風雨を、出来たら稜線上で試したいと考えています^ ^
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