市房山・・「心見の橋」に心を見られてスリップ。。イタタ

2014年04月30日(水) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 6.2km
• 登り: 1,027m
• 下り: 1,014m

コースタイム

三合目林道終点駐車場10：21−10：37市房神社−11：55八合目−12：19市房山山頂（心見の橋往復）12：43−14：12駐車場

天候

曇り・・標高1100m以上は雲の中で霧状態

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

一合目登山口のある市房山キャンプ場から、林道をさらに進んだ終点に駐車場と登山ポストがあります（三合目相当）

コース状況／危険箇所等

登山道は木階段やトラロープ等で整備の手が入っていますが、ワイルドな部分もかなり残っていて、自分的には登っていて楽しい道でした

森も杉の巨木群など、今回の遠征で最も良かった印象

ルート上で迷うところはありませんが、本日のようなウェットなコンディションだと木階段や岩が滑りやすいのでスリップ要注意です・・心見の橋で油断してスリップしてしまいました（幸い何とか歩ける程度で済みました）

頂上からの縦走路は、「崩壊のため立ち入り禁止」の看板あり・・心見の橋までは行けます

写真

4/30 9:50

市房山が近づきましたが、上部は雲の中のよう

4/30 10:21

三合目林道終点の駐車場

4/30 10:21

駐車場の登山ポスト

4/30 10:22

案内看板

4/30 10:22

縦走路は立入禁止とのこと

4/30 10:26

ここで一合目からの登山道と合流

5/2 5:59

市房神社への参道はいい感じの石階段

5/2 5:59

杉の巨木のいい森

5/2 5:59

屋久杉クラスか

4/30 10:37

市房神社

4/30 10:47

登山道整備の手は随分入っていますが〜

5/2 5:59

無い方が登りやすそうなのもあり

4/30 11:07

展望地ながら予想通り残念

5/2 5:59

木の根もかなりワイルド

5/2 5:59

粘土質が出てきましたが、前日の大箆柄岳ほどスリッピーではありません

4/30 11:21

5/2 6:00

雲の中に入って幻想的な雰囲気に

4/30 12:19

そして頂上到着・・好展望と聞きますが残念

4/30 12:24

今度は心見の橋へ・・片道3分ほどの所要時間

5/2 6:00

この写真の下の部分を慎重にクリアしたまでは良かったのですが、安堵感が油断に繋がり巻き道の濡れた岩でスリップ。。お〜痛っ！

5/2 6:00

何とか歩ける程度で済んでホッ^_^;・・いい教訓となりました

4/30 14:12

無事に登山口帰着できました

4/30 16:53

宿は、翌日の国見岳登山口方面の、五家荘・佐倉荘

4/30 18:33

絶品だった岩魚のお造りや鹿肉のたたき、そして地元の山情報をつまみに、球磨焼酎の夜となりました

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

sht

九州遠征2日目後半は、この日メインの市房山です。

悪天候の本州から逃れてきて狙い通り降られないのは良いのですが、残念ながらこの日も曇りがちな空模様。市房山でも標高1100m以上では雲の中に入ってしまい、展望が良いと聞く頂上からの眺めはありませんでした。

そしてちょっとしたアクシデントがあったのが心見の橋です。

自分の心の清らかさを試そう？と橋を渡ってみましたが、その際には下を覗くとビビリながらも四つんばいで無事通過できました。（といっても僅かな距離です）

その安堵感が油断につながったのか、帰りの巻道の濡れた岩で右足がスリップ。。反対側の左足の膝をグギッと捻ってしまい、お〜痛っ！(>_<)！
何とか下山はできたものの翌日以降に大きな不安を抱えることになりました。

よく言われる“難所をクリアした直後にコケる”を実践してしまった形でしたが、その痛み故に忘れえぬ教訓となりました。

下山後は翌日登る国見岳方面へと移動し、宿は熊本・五家荘の佐倉荘です。
http://www.489.gr.jp/sakurasou/
佐倉荘には国見岳登山の方も多く泊まるようで、おかみさんから色々な情報を貰いました。

昨年、この付近の川辺川の源流を探って国見岳に行き着いたという、興味深いイベントもあったようです。正月には雪いっぱいの頂上で、熊本-宮崎県境付近の住民の方々による餅つき大会もあるようで、熊本の米焼酎を味わいつつの楽しい山談義でした。

そして何より料理自慢の宿だけあって、岩魚のお造りや鹿肉のタタキをはじめとした夕食の料理が美味しく大満足。おかみさんの心遣いも嬉しい宿でした。（一番驚いたのは部屋の鍵が無いことで、今時こんな宿があるのか〜という感じでした）

市房山の登山道は登っていて中々楽しい道だったので、好天時にぜひ好展望の頂上に再登したい山です。