袈裟丸山 郡界尾根往復 281座目/301座
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- GPS
- 08:09
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:07
前日 太郎山へ 日光 宿泊
5:30 宿泊所発 122号 小中経由
6:30 郡界尾根登山口
<復路>
15:00 郡界尾根登山口発 伊勢原IC 横川SA・姨捨SA(休)経由
20:30 安曇野穂高着
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その先分岐を左方面へ境界尾根登山口へ(右方面は折場登山口) 数台止められる駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
後袈裟丸山までは問題ないが、その先袈裟丸山まではシャクナゲがうるさい |
その他周辺情報 | 水沼駅温泉センター 122号沿い |
写真
感想
2022年(令和4年)6月18日(土)
袈裟丸山 郡界尾根往復 281座目/301座
階段から始まる急登だ。
雑木林に囲まれ木段を登り続ける。
登り切ると八重樺原と呼ぶ、高原のような場所に出た。
笹原広がり木々がポツンポツンと立つ。
かなり広い場所で気持ちよい歩きができた。
下山もこの場所を歩くのを楽しみにしていたところがある。
本来は登ろうとしていた隣の尾根が見渡せる所に出る。
前袈裟丸山、そしてまずは目指している後袈裟丸山山頂付近が現われた。
この尾根の道、閉鎖されているようで登山口の地図にも表記されていなかった。
祠のある休憩所に良い場所に。
後袈裟丸山まで1.7km地点の標示もあり、ここまで快調に歩いてきた。
この先登りも多少きつくなるが、苦になるものではなかった。
最後、珍しい岩の急登をすると後袈裟丸山へ。
目の前には前袈裟丸山が円い山容を見せていた。
これから進む最高峰袈裟丸山方面も見えるがどこが山頂か、かなり遠くにそれらしき山の姿も見えているが分からない。見えていないのかも。
ここから先が難題だ。
日本山岳協会の出している「新版日本三百名山 登山ガイド」には前袈裟丸山が山頂となっているが、袈裟丸山連峰とも言われるように峰がいくつもあり、最高峰の1961m地点へと計画した。
前袈裟丸山は登らず、さらに中・奥・最高地点へと進む。
一歩踏み出すと、登山道が狭まりシャクナゲが道を覆う。
すでに花は終盤で、硬い枝はやっかいな障害物でしかなかった。
さらに笹の深いところもありちょっとした藪漕ぎだ。
尾根を外さないように行けば良いが、倒木も多く少し回ると元の道への藪も待つ。
倒木をくぐる、またぐのもやっかいだった。
さらに起伏も大きくなり、まず中袈裟丸山へ。
狭い山頂だが展望は良く一息入れられた。
一旦下り登り返すと奥袈裟丸山に着く。
展望はないが大きな岩が特色だ。彦岩岳とも言われているようだ。
この先がさらに苦難の道となった。
シャクナゲが完全に道を多い、行く手を阻む。
硬い枝が脚へ、腕に、そして全身にむち打つように当たる。
帰って見ると脚・腕にいくつかの傷があり、大変な山だったことを思い出させてくれた。
直ぐかと思われた袈裟丸山最高地点も遠かった。
急下降、藪を漕いでの登りと必死さが時間を忘れさせるほどだ。
ようやく袈裟丸山1961m最高地点へ登頂。
狭い山頂、西側は藪になり東方向に展望があった。
北方向にうっすらと男体山が見られた。
出発から先行していた方がちょうど山頂におられ、この袈裟丸山の稜線上に皇海山があること、男体山の右肩に女峰山、男体山を挟み反対側に太郎山も見えると教えてくれた。
そして目の前には足尾の山々が広がるのだった。
下山も慎重に。
まずは奥袈裟丸山までと思い必死だった。
そのためかいつの間にか通り過ぎ、中袈裟丸山の山頂に出た。
木々に覆われる奥袈裟丸山に気づくこくことなく進んでいたのだ。
まだ先は長いと思っていただけににんまりした。
中袈裟丸山からは後袈裟丸山は近い。
後袈裟丸山山頂につくと何人もの方がおられ賑わっていた。
この先は問題なく、八重樺原を楽しみに慎重に下山した。
ふるちゃん
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