朝日連峰(二ツ石尾根・障子ヶ岳)
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- GPS
- 17:22
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 3,156m
- 下り
- 3,147m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:32
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:56
なお二ツ石コースでは往復とも誰とも会いませんでした。
また、二ツ石山ー高松峰間、障子ヶ岳周回コースとも、標高が低い尾根の東側のコースで、風が弱く日差しを遮る樹木もないため、夏場の登高は注意が必要です。
水場は以下
猟師の水場:可
天狗小屋:可
狐穴小屋:小屋前はまだだが、すぐ脇の沢で可
出合吹沢水場:未確認だがとれそう
天候 | 6/17曇 6/18晴 6/19曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南俣沢出合ー粟畑、天狗角力取山−二ツ石山、障子ヶ岳ー上クビレ沢出合と残雪が数か所ありますが、残雪による危険箇所はありませんでした。 全コースとも登山道はよく整備されていますが、二ツ石コースは何か所か危険な箇所があります。 |
その他周辺情報 | 大井沢湯ったり館まで登山口から車で10分ほど。 |
写真
感想
恒例の大鳥池釣行登山が吊り橋損傷で大鳥池までのアプローチ不可となってしまい、代わりに朝日連峰未踏コースの二ツ石尾根を歩いてきました。
1日目、コースタイム次第で天狗小屋から先に進むかどうか決めて登山開始。ペースがあがらず天狗小屋着が自己リミットぎりぎりだったため、二ツ石尾根の重荷での通過を断念して天狗小屋泊に変更。この日は主稜線のガスもとれず、一晩中強風が吹き荒れており早々に就寝。
2日目、日の出も見え、気圧も安定していて初日より雲量も少ないため軽装で日帰りピストンを決行することに。
天狗角力取山からの主稜線ははるか遠く、祝瓶山から大朝日までと同じような距離感(7~8kmくらい)。二ツ石山まではアップダウンを繰り返しながらも下り基調で、危険個所もなく、そこそこのペースで到着。二ツ石山から先、エズラ峰を従えた以東岳が迫力ある姿を見せてくれますが、岩稜コースとなり緊張感のある登降がつづきます。特に高松峰の最後の登りのロープ場は、急斜面かつ高度差数十m以上の雪渓で落ちれば多分死ぬようなルートでした。高松峰でようやく一息つき、相変わらずの強風のため狐穴小屋に入り早めの昼食。帰る頃には雲もとれ最高の景色を見ながら無事に天狗角力取山まで戻ることができました。
この日は3団体、計15名で楽しい夕食を過ごすことができました。
3日目、日の出は拝めたものの、高所は雲がかかっているなか、晴れ間を期待して早め目に出発。山頂は結局ガスがとれず、紫ナデ手前で遅めの朝食をとり、最後ヘロヘロになって下山。この日は気温が高く、下界は晴れのため、大クビトからの最後の劇下りはハードでした。ようやく沢までおり、倒木の橋を渡って林道にでると最後の歩きで駐車場到着。また1つ目標を達成することができました。
(3日間、累積標高3000mをこえ、これまでの自分の最高記録更新でした)
こんなマイナーコースを整備していただいている地元山岳会の方に本当に感謝です。おかげさまで安全に楽しく登山することができました。
また、2日目、同泊された方々、楽しい時間をありがとうございました。山で揚げたての天ぷらをいただけるとは思っていませんでした。
最後に、こんな親父に付き合ってくれた息子にも感謝。ラスボスの三面の時もよろしく!
コメント
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ラスボス三面、がんばって!
今年の目標を早々とクリアしてしまったので、次、三面にするか、この夏に刈払いが完了予定の天狗−明光山−オツボ峰に行くか、朝日はまだまだ奥が深いですね。
興味深く拝読しました。
天狗小屋・寒江山間の二ツ石尾根ですが、登山地図には危険表記もなく、
標高差も400m程度と油断しそうですが、実際はアップダウンで体力を食われ、
落ちたら終了な危険地帯があるのですね。
ピストンを嫌って日暮沢に下るのも、壮大な距離となり、現地では判断が難しいなと思いました。
レポが詳しく表現が豊かなので、情景が目に浮かび、とても参考にさせてもらいました。
ありがとうございます〜
ここ数年、朝日の未踏ルートチャレンジが毎年の目標になっています。例年6月は同じく朝日連峰の大鳥池への釣行登山(ヒメマス&イワナ)が恒例なのですが、昨年は吊り橋崩壊のため思いがけず踏破することができました。
二ツ石尾根は思ったよりハードでした。他の方の記録では高松峰の残雪次第で6月でもアイゼン&ピッケルが必要なようです。また、盛夏は標高が低く暑いためあまりオススメできません。
朝日連峰の個人的宿題としては、新潟からの唯一のコースである三面、昨年秋に復活した(感謝)天狗−明光山−オツボ峰ルート、長井葉山〜御影森ですかね。
三面は昨年の新潟豪雨からの回復具合が心配、天狗−オツボは出合川の渡渉があり夏以降かな、長井葉山〜御影森は二ツ石同様、盛夏は厳しそう。
昨秋の以東山行でオツボルートを整備されている方と直接お話する機会があったので、今年は天狗ーオツボの踏破を狙っています。
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