高社山 ゴ・ドーハンの山旅 十三仏と里山御嶽巡り

2022年06月19日(日) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 9.6km
• 登り: 942m
• 下り: 946m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:16

5:46 谷厳寺登山口
6:19 6:23 天狗の飛び石
7:20 7:23 胴結場
7:45 7:51 八幡神
7:59 8:04 鎖場分岐
8:19 8:29 高社山西峰
8:55 9:10 高社山
9:17 9:17 高社山西峰
9:29 9:40 天狗岩
9:43 9:44 鎖場分岐
9:49 9:49 八幡神
10:02 10:03 胴結場
10:19 10:20 作業道終点
10:58 10:59 谷厳寺登山口
11:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/19 5:44

駐車地にある湧水(地元の方が管理)。とても冷たくて美味。山頂での一杯は最高でした。

6/19 5:46

お寺の入口の隣が登山口。少し下がった神社の所にWC有。

6/19 5:50

「従是頂上七拾弐丁」「文久三辛亥卯月」(1863)「セハ當所講中」

6/19 5:53

十三仏(線刻)巡りは不動明王でスタート。傍らに「高社山登山道十三仏復元事業」の碑があります。

6/19 5:59

いきなり寄り道して、H15年寄進された八体仏(現存四体？)の大日如来。大きい！

6/19 6:00

こちらは勢至菩薩。

6/19 6:04

登山道十三仏に戻って釈迦如来。

6/19 6:14

文殊菩薩(復元)

6/19 6:21

登山道はとても歩きやすいです。

6/19 6:22

普賢菩薩と天狗の飛び石

6/19 6:23

普賢菩薩

6/19 6:24

6/19 6:25

ん？これかな？意外に小さいな！

6/19 6:32

地蔵菩薩は胸から下が欠損しています。次は弥勒菩薩にはずですが見落としてしまったようです。

6/19 6:44

薬師如来

6/19 6:51

観音菩薩

6/19 7:01

ホウチャクの雨垂れの癒されます。

6/19 7:05

勢至菩薩

6/19 7:05

こちらは首部がありません。

6/19 7:08

まだまだお盛んに咲いていました。あるとないでは大違い、有難し。

6/19 7:11

こちらは花期が終わってピッカピカの葉っぱ、ツツジの株は大群落地でした。

6/19 7:18

胴結場で一本入れます。ここには3体あります。

6/19 7:21

阿弥陀如来

6/19 7:22

阿閦如来（復元）

6/19 7:23

大日如来（復元）　

6/19 7:23

「一杯清水」の案内がありますが未確認です。

6/19 7:24

アヤメが少しばかり。

6/19 7:33

ラストは虚空蔵菩薩（復元）

6/19 7:49

稜線をしばらく歩くと八幡神。台石には「発願人」として多数の村々が列刻（當村・・中野町・・木島村講中）

6/19 7:59

岩室(岩屋)。元あった薬師如来は谷巖寺に安置され廃仏毀釈を免れたそう。現在は高社神社奥宮として大国主尊、少名彦尊を祀る。

6/19 8:01

どうやら虚空蔵尊もあったみたいですが・・・説明なし。

6/19 8:03

岩屋が広げられたのは明治初、御嶽行者の努力によるそうです。

6/19 8:04

さすが地元、願掛けの月の兎(土人形)がありました。ところでこの神様は何となくうさぎさんに見えません？

6/19 8:06

クネクネヘビのような鎖場。右手に天狗岩に向かう道がありましたが、行きはここの巻道かと思ってしまいました。

6/19 8:08

いよいよ西峰(御嶽)が近づいてきました。

6/19 8:18

初めは周囲の草にまみれていましたが、近づいてみるとまさに超巨大な石祠が！話には聞いていましたが、やはり実物を目の当たりにすると驚愕の一言。

6/19 8:19

草と虫と格闘しながら背後に周ると、大きく「赤岩村」、他に紀年銘や神紋はなさそう。ただ崩れた石燈籠の台石に講人銘等があるので、何れ適期に再訪しましょう。

6/19 8:23

いくつもの部材に分けて行者が担ぎ上げたみたいですが、体力は勿論、その忍耐力や筆舌に尽くし難いです。

6/19 8:31

それでは東峰(三角点峰)に向かいます。

6/19 8:40

�蘯匯�1351.5m山頂です。

6/19 8:41

「高社山」二等三角点

6/19 8:44

こちらの石祠も十分大きいです。右側面に「�盪聞崔罅�

6/19 8:48

左に「明治十八年六月一日」(1885)、柱の裏に「寄附人」、台石にも数人の銘があります。

6/19 8:50

山頂石祠の隣にもう一棟あります。

6/19 8:51

「天王」とあるようですが、八坂社？

6/19 8:53

そしてあきらかに首の切られた地蔵尊？これも廃仏毀釈かな。

6/19 8:53

佇まいはこんな感じ。

6/19 8:54

「昭和大令記念塔」背面に「昭和三年十一月十四日 當大嘗祭

6/19 8:54

夜間瀬村青年会/須賀川青年会」

6/19 8:55

左、横手山〜笠ヶ岳〜少し雲のかかる御飯山

6/19 8:56

西峰御嶽と歩いてきた方向

6/19 9:15

御嶽から直下降する激藪ルートもあるようですが、もちろん行きません。

6/19 9:30

鎖場下。天狗岩へ

6/19 9:32

ここにも「奉納御大典記念」塔。

6/19 9:32

「昭和三年十一月　石工島田祐太郎」

6/19 9:36

見晴台かと思ったら、太い鎖がぶら下がっています。行場？

6/19 9:36

♬命は一つ・・・ちょっと確かめられません。

6/19 9:36

登ってきた尾根がよくわかります。

6/19 9:37

見える岩場は薬師岩？

6/19 9:38

天狗岩の岩棚に行ってみます。

6/19 9:39

「昭和四年六月十一日」奉納の鎖。大丈夫でしょうか。

6/19 9:40

こんな感じです。

6/19 9:41

6/19 9:42

天狗岩と御嶽

6/19 9:42

なぎなた岩

6/19 11:01

帰りは胴結場から近道コース(林道)で下山しました。

6/19 11:40

�蘯匯�(高井富士)。

6/19 11:40

左が西峰御嶽

6/19 11:49

『金沢カレー　ガレージ』ICに向かう途中偶然見つけて引き込まれました。チャンカレは何度かいきましたが、このチェーン店はお初。

6/19 12:03

ポークカツカレー(690円)、ちょっと金沢カレーのイメージとは違いましたが、高速PAで食べるよりはリーズナブルかな。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・前日の奇妙山でお腹いっぱいになったので、よっぽど帰ろうかなと思いましたが、ここまで来たら、お泊りしてもう一山欲張ることにしました。交通費もバカにならないしね。
・�蘯匯海狼霏腓弊倔�と十三仏の確認のみなので、お気軽山行です。朝から陽射しはありましたが、途中の稜線までは涼風も吹いて快適でした。前半の十三仏巡りでは弥勒菩薩を見逃してしまったようです。後半は御嶽行者の足跡を訪ねるかたちになりましたが、噂通り石祠の大きさは圧巻でした。だたその時刻になると陽射しも強まり、また草薮や虫の攻撃も受けるので十分時間をかけて見ることはできませんでした。その他岩屋や本場大峯山のような行場もあって、なかなか見所の多いお山でした。
・下山後中野市街の気温は31℃。比較的涼しい時間帯に登れて何よりでした。