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Yamareco

記録ID: 4423404
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

Mibu-Taishaku Mountains(丹生・帝釈山系)

2022年06月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
18.4km
登り
906m
下り
906m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:06
合計
4:58
11:06
54
スタート地点
12:00
12:01
25
12:26
12:26
3
12:29
12:29
19
12:48
12:50
12
13:37
13:37
33
14:10
14:13
19
14:32
14:32
24
16:04
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
神戸市北区にある丹生山系にハイキングに行きます。写真で奥に見える山が丹生山系のはず・・・です。
2022年06月23日 11:23撮影 by  SCV48, samsung
6/23 11:23
神戸市北区にある丹生山系にハイキングに行きます。写真で奥に見える山が丹生山系のはず・・・です。
住宅地をぬけて公園の脇の道から山道に入っていきます。
2022年06月23日 11:39撮影 by  SCV48, samsung
6/23 11:39
住宅地をぬけて公園の脇の道から山道に入っていきます。
谷になっている川沿いの道を登っていきます。暗く蒸し暑いので小さな虫がまとわりついてきます。虫よけ効果抜群と名高きオニヤンマ君を持ってこようと思っていつも忘れています。次こそは忘れまじ!
2022年06月23日 11:47撮影 by  SCV48, samsung
6/23 11:47
谷になっている川沿いの道を登っていきます。暗く蒸し暑いので小さな虫がまとわりついてきます。虫よけ効果抜群と名高きオニヤンマ君を持ってこようと思っていつも忘れています。次こそは忘れまじ!
雨が降った翌日だったので道だか川だかわからないところを進みます。滑りそうなところばかりなので気を付けて足を踏み出します。
2022年06月23日 12:01撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:01
雨が降った翌日だったので道だか川だかわからないところを進みます。滑りそうなところばかりなので気を付けて足を踏み出します。
川沿いの道を抜けて林の中を進む感じになってきました。すこし光が差し込み、そよ風も感じらる道なので、まとわりついてくる虫がいなくなりました。快適に歩行できます。
2022年06月23日 12:15撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:15
川沿いの道を抜けて林の中を進む感じになってきました。すこし光が差し込み、そよ風も感じらる道なので、まとわりついてくる虫がいなくなりました。快適に歩行できます。
このような案内板があるので道に迷わずに進むことができます。GPSがある時代でも、登山道として管理されているのはとてもありがたいです。
2022年06月23日 12:21撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:21
このような案内板があるので道に迷わずに進むことができます。GPSがある時代でも、登山道として管理されているのはとてもありがたいです。
稚児ヶ墓山の頂上に到着です。秀吉の中国攻めの際に犠牲になった子供たちがここに眠っています。きっと天に近い見晴らしのいいところに葬ってあげたいという地元の人たちの思いがあったのでしょう。死者を弔う方法をみると死者に対する生者の思いを感じることができます。
2022年06月23日 12:26撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:26
稚児ヶ墓山の頂上に到着です。秀吉の中国攻めの際に犠牲になった子供たちがここに眠っています。きっと天に近い見晴らしのいいところに葬ってあげたいという地元の人たちの思いがあったのでしょう。死者を弔う方法をみると死者に対する生者の思いを感じることができます。
いったん山を下りて田んぼの脇をぬけて舗装道路に進みます。
2022年06月23日 12:54撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:54
いったん山を下りて田んぼの脇をぬけて舗装道路に進みます。
炎天下にアスファルトはとんでもなく暑いです。とはいえ虫にまとわりつかれるよりマシなので、水分補給ができる限りは良しとします。
2022年06月23日 12:55撮影 by  SCV48, samsung
6/23 12:55
炎天下にアスファルトはとんでもなく暑いです。とはいえ虫にまとわりつかれるよりマシなので、水分補給ができる限りは良しとします。
帝釈山にむかって山道を進みます。
2022年06月23日 13:02撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:02
帝釈山にむかって山道を進みます。
ここでいいのかな?と思うような道を進みます。とりあえずヤマレコのいいなりでOKのはずです。
2022年06月23日 13:23撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:23
ここでいいのかな?と思うような道を進みます。とりあえずヤマレコのいいなりでOKのはずです。
帝釈山の頂上にちかづくにしたがって岩場が増えてきました。岩が木の根によって保持されているため、木の無い山はどんどん崩れていくんでしょうね。
2022年06月23日 13:29撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:29
帝釈山の頂上にちかづくにしたがって岩場が増えてきました。岩が木の根によって保持されているため、木の無い山はどんどん崩れていくんでしょうね。
帝釈山の頂上です。なんともいえないファンキーな雰囲気がいい感じです。
2022年06月23日 13:37撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:37
帝釈山の頂上です。なんともいえないファンキーな雰囲気がいい感じです。
もともと帝釈天が祀られていただけあって祠のようなものがあります。
2022年06月23日 13:38撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:38
もともと帝釈天が祀られていただけあって祠のようなものがあります。
見晴らしのいいところなので神戸市北区の街並みが楽しめます。
2022年06月23日 13:38撮影 by  SCV48, samsung
6/23 13:38
見晴らしのいいところなので神戸市北区の街並みが楽しめます。
丹生山に向かう時にルートを間違えてヤマレコから警告をうけてしまいました。案内板が破損していたため見落としてしまったようです。
2022年06月23日 14:02撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:02
丹生山に向かう時にルートを間違えてヤマレコから警告をうけてしまいました。案内板が破損していたため見落としてしまったようです。
丹生神社さんの鳥居です。ここから丹生山の頂上に進みます。
2022年06月23日 14:09撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:09
丹生神社さんの鳥居です。ここから丹生山の頂上に進みます。
丹生山の頂上にある丹生神社さんです。
2022年06月23日 14:11撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:11
丹生山の頂上にある丹生神社さんです。
稚児ヶ墓山、帝釈山と同じくこちら丹生山でも見晴らしがよいです。ちゃんと風景を楽しめるように管理してくださる方々がいらっしゃるんですね。
2022年06月23日 14:11撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:11
稚児ヶ墓山、帝釈山と同じくこちら丹生山でも見晴らしがよいです。ちゃんと風景を楽しめるように管理してくださる方々がいらっしゃるんですね。
神社周辺にしっかりとした石垣があったので、神社もおそらく山城の防御施設の一つとして機能していたのでしょう。
2022年06月23日 14:15撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:15
神社周辺にしっかりとした石垣があったので、神社もおそらく山城の防御施設の一つとして機能していたのでしょう。
山から人里まで降りてきました。スタート地点まで里山の風景を楽しみながら歩きます。
2022年06月23日 14:57撮影 by  SCV48, samsung
6/23 14:57
山から人里まで降りてきました。スタート地点まで里山の風景を楽しみながら歩きます。
無事にスタート地点まで戻ってきました。ありがとうございました。
2022年06月23日 16:04撮影 by  SCV48, samsung
6/23 16:04
無事にスタート地点まで戻ってきました。ありがとうございました。

感想

神戸市北区にある丹生山系と呼ばれるエリアにハイキングに行ってきました。
実際に登ったのは次の3つの山ですが、それぞれに歴史があるのでご紹介します。

|粟源魁覆燭鵑犬腓Δ気 / にぶやま)
帝釈山(たいしゃくさん)
C媚ケ墓山(ちごがばかやま)

【 丹生山 】
播磨國風土記には、この地にあった神社で神功皇后が三韓征伐の際に「武具に辰砂を塗ると勝利を得る」と神託を得たことで、その神社が丹生神社と呼ばれるようになったことが山が名の由来となったようです。

丹生は「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれた硫化水銀の呼称です。英語では cinnabar といいます。辰砂は朱色をとるために世界的に重宝されていたため、古代より中国や朝鮮との貿易でも日本で産出できる交易品として重要視されていました。

【 帝釈山 】
神仏習合の時代は丹生神社と明要寺は一体のものとされ、奥之院に帝釈天が置かれていたことが名の由来だそうです。

「帝釈天」とはヒンドゥー教では雷神・インドラ(Indra)のことで、雷をあやつる「ヴァジュラ vajra」という武器を持っています。このヴァジュラが真言密教では「五鈷杵 ごこしょ」という「法具」で空海さんの肖像画にも描かれています。そのため「五鈷杵」は "five-pointed vajra" と英訳されているのをよく見ます。

【 稚児ヶ墓山 】
戦国時代の羽柴秀吉による中国方面侵攻の際に、三木城の別所長治の側についた明要寺は山ごと焼き討ちになったようです。その際に子供たちも犠牲になったため、お墓を山頂に立てて菩提を弔ったことから名前が付きました。

秀吉と黒田官兵衛は中国地方へ向けて三木城、鳥取城、備中高松城と包囲戦(兵糧攻め)を行っています。兵糧攻めは味方に人的被害が出ないのが利点ですが、攻め手が相手方を大きく上回る戦力と大量の物資を後方支援によって確保できなければ継続できません。中国攻めは信長軍が大阪という日本最大の貿易拠点を支配下に置き、圧倒的な物量作戦による制圧戦を本格的に進め始めた契機とみることもできます。

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