北見富士(丸瀬布川 十三の滝)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 925m
- 下り
- 918m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 9:37
天候 | 曇り 時々晴れ 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | マウレ山荘ポッケの湯 日帰り入浴600円 |
写真
感想
北見富士という名前の山は二つある。一つは北見市にある1291mの山で、道新「北海道の百名山」にも選ばれており、2019年2月に登頂済み。国道39号からすぐ見える位置にあり、夏でも冬でもアプローチしやすい。
そしてもう一つが今回登った紋別市・遠軽町・滝上町の境にある1306mの山。北側の廃登山道か、南側の十三の滝からのルートがあり、今回は十三の滝から行ってみた。
前日は丸瀬布の道の駅で車中泊してから出発。上丸地区の集落を過ぎたあたりで道路の真ん中に熊が・・・。やっぱり濃いエリアなのか・・・と思って緊張感が高まる。林道の崩落地点から歩き出すが、藪に覆われた林道も熊糞が多数落ちていて、いかにも出てきそうな雰囲気で怖かった。
砂防ダムの先からはかつて滝見物のために整備されていたという遊歩道の跡を辿ってみた。うっすらとした踏み跡のようなものは六の滝の先まで残っていた。部分的に道が消失していて藪漕ぎになるところも多いし、踏み外すと滑落しそうなところもあって、もはや遊歩道と呼ぶには無理がある気がする。
踏み跡が消失したところで沢に下りる。この沢は全体的に岩がヌルヌルで滑って歩きづらい上、河畔にはトゲのある藪が多く生えていて面倒だった。釜は中を行くかへつるか、滝を直登するか巻くか、判断に迷って無駄に時間を使ってしまった。経験が足りない・・・。
1020mで水流から離れ、薄くなったり濃くなったりする藪を50分ほど漕ぎ、最後に岩場をよじ登るとそのまま山頂に着いた。北見市の北見富士とは違い、開けていて眺望はとても良かった。辺りには山しか見えず、道北の山の奥深さを実感。
沢を下りきった頃に雷が鳴りだし、本降りの雨になった。雷の音と熊の気配にビビりながら林道を戻って下山。マウレ山荘の温泉で生き返った。
このルートは一の滝から沢を遡行したほうが楽しめるのだろうけど、遊歩道跡を活用しても十分緊張感のある山行だったと思う。ピークハントよりも縦走が好きな自分としては、この山にもう一度登るなら積雪期に北見峠からチトカニウシ山〜雄柏山経由で行ってみたい。
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