熊山〜大瀧山西方院(おおたきさんさいほういん) 岡山県南東部
- GPS
- 05:33
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 750m
- 下り
- 753m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊山駅からのルートは整備された登山道。 油瀧神社への道も広く、整備されていて歩きやすい。 高津山へはメインのルートから外れる必要があり、踏み跡も判別つかず。 テープもなかったような。 油瀧神社から西方院への道は踏み跡は分かるが、あまり人が来ないのか、落ち葉で地面が柔らかい。 また、勾配が急な箇所もあり。 一部にロープ。 沢に出たところで岩場が増え、渡渉も数カ所あって、雨の日は避けた方が良いルートに感じた。 初級者としては、晴れていても二度は行きたくないというのが正直なところ。 天気は曇り。 雨もぱらついた気がするようなしないような。 |
その他周辺情報 | 大瀧山西方院:あじさい寺。 駐車場にトイレあり。 確か水洗だったと思うが、和洋式のどちらだったか、もはや記憶が定かではない。 洋式でペーパーありだった気がするけれども。 熊山駅、香登駅、双方に綺麗な多目的トイレあり。 洋式水洗、ペーパーあり。 自販機とペットボトル等用のゴミ箱あり。 |
写真
感想
夏の間は人の多い山に行こう、ということで、必然的に登ったことのあるメジャーなお山になってしまい、限られた行き先に悩んでいたところで、ニュースという名の託宣が。
「吉備津神社で紫陽花見頃!」
とは言え、吉備津神社の紫陽花は一昨年くらいに見に行ったし、どこかついでに山登りできそうな名所はないものかと調べてみたら、あっさりと見つかった。
備前市の西方院、別名あじさい寺。
熊山駅から上まで行って、舗装路を辿って寺まで降りよう!と計画を立てて出発。
今回の目的は紫陽花なので、いつもの遺跡には立ち寄らずに舗装路をそのまま行こうとしたところで、ちょうど降りてきた団体さんが油瀧神社方面の道へと去っていくのを見かけた。
ルートの様子は分からないけれど、普通に行けるのかな?とそちらへ方向転換。
舗装路を行くよりは近道だし。
で、歩いてみると道は広くて整備もしっかりされている。
岩場もないので、熊山ルートよりも楽じゃね?と考えつつ、油瀧神社の真っ暗な拝殿で無事な帰宅をお願いしたりしながら進む。
お寺への分岐側に建物が見えたので確認してみると、油瀧神社その2だった。
下宮と書かれていたような記憶があるようなないような。
高津山に行くかどうかちょっと悩んで、そうそう使うルートでもないだろうし行ける時に行っておくか、ということでそのまま直進。
それまでの道と比べると少し下草もあって、細めだけど、踏み固められているので、やはり歩きやすい。
どんどん行くと鳥居が現れたので、マップをチェックしたら、高津山を通り過ぎていた。
引き返して登れる道を探してみるも、あまり行く人がいないようで、はっきりとした道がない。
とりあえず「みんなの足跡」で見当をつけて、道っぽい場所から上へ出たが、踏み跡はもちろん、リボンも見つけられず。
方向音痴なのでマップをこまめにチェックしても、そもそもGPSがそれほど当てにならない。
てか、三角点もないのに、何をもって頂上と見做すのか??
とグルグル考えつつ、グルグル歩いて、諦めようかと思いかけたところで、高津山の札を発見した。
いやー、その札のある位置が本当にてっぺんかどうかは今も分からないけど、おかげで達成感とともに降りられるぜ!と札をつけてくださった方に感謝する。
戻りは神社方向から降りようと一瞬考えたけど、相変わらず踏み跡も分からない山っぷりに、大人しく来た方向を戻った。
無事に神社まで戻って寺方向への分岐に入ると、踏み跡はあるものの、落ち葉が積もる道はフカフカしていて、少し不安になる。
急なところもあって、足を滑らせたり。
それでも岩場がないだけ安全かなーと思っていたのに、沢沿いのルートがある時点で、推して知るべしだった。
濡れた岩場をおっかなびっくりで降りて、沢を渡る。
滑りそうだし、人は通らないし、二度目はないルートかなー。
ヨタヨタながら歩いて、ようやくお寺が見えてきた時には、心底ホッとした。
そのあたりで下から登ってくる人に出くわし、ちょっと驚く。
午後から、このルートを登る人もいるのか…
お寺は紫陽花だけでなく、敷地も広くてなかなか立派だった。
複数種類の紫陽花があちらこちらにワサワサ咲いていて、とても綺麗。
頑張って来た甲斐があったと写真を撮りまくりながらグルリと歩く。
お寺の人が手作りお菓子なども売っていたので、ピーナッツ煎餅を購入したり。
一通り歩いてから、三重塔へ。
駐車場案内と思しきおじいさんに行き方を尋ねて、教えていただいたところから登った。
塔への歩道は舗装されていて、濡れているせいで滑る。
注意を払って往復し、満足して香登駅に向かった。
色々と怖い道もあったけど転ばなくてよかったと、舗装路を歩きながら、食べそびれたお握りを出そうとリュックを探っていたら、道の端の段差に足首を思いっきり捻って、思いっきり転んで流血する事態に。
幸い、足首は痛むものの、立ち上がれて歩けたので、骨は大丈夫だった様子。
ワークマンズボンの下につけていた膝サポーターは破れたのに、ズボンは無事で、ワークマンすげえ!と感心する。
急げばギリギリ乗れるかも、と考えていた電車は、足を痛めた時点で諦めた。
前日、熱中症に備えて持っていかないと!と突っ込んでいたアイスパックで足首を冷やしながら緩めに歩いて香登駅にたどり着く。
新しいトイレができていてビックリしたところで、山行終了である。
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