三嶺 影〜久保バス停へ国境越え小屋泊縦走
- GPS
- 26:20
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 2,000m
コースタイム
影バス停9:10-10:55光石登山口11:05-12:10さおりが原-14:00カヤハゲ14:10-15:10三嶺山頂15:30-15:40山頂小屋
5/7
5:20山頂小屋-5:30三嶺山頂5:50-7:00西熊山7:10-8:00天狗塚分岐(天狗塚往復)8:50-10:15西山林道登山口-11:15林道出合-11:30久保バス停
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高知7:03-7:25土佐山田7:35-8:17大栃8:25-9:07影 影へのバスは200円に値下げ(オンデマンドではありません)もっと利用しましょう 久保12:24-13:42西宇(リバーサイド大歩危で風呂)15:42-16:15阿波池田BT16:30-20:22新大阪 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコース登り最後の水場はさおりが原の少し上、山頂小屋の水場は不明。 西山林道から久保への道はお勧めしません。ヘタすると迷って崖から落ちます。公共交通機関で縦走するとこのルートが必要なんですが。 秘境の湯は水曜定休、西宇バス亭前のうどん屋も水曜定休、最悪だー |
写真
感想
GW最後に変則の休みが取れたので、カネガネ温めていた三嶺山越えの夜行小屋泊です。大阪から高知まで夜行バス、列車とバスを乗り継ぎ影へ向かいます。車窓には高知特有の左桟瓦、バスの運ちゃんと「バスで山行く人少ないねー」と雑談しながら、深い谷にへばりつく道を山奥へと向かいました。
影バス停から道路を2時間ほど歩き光石登山口へ向かいます。「治山の森」を過ぎ、登山口から堂床、さおりが原と登って行きます。高知県の山は初めて歩きますが美しい川と深い森がとても印象的でした。
枝尾根に上がると、三嶺から天狗塚まで稜線が見渡せます。カヤハゲまで登ると剣山・次郎笈と縦走路が現れ、結構アップダウンがあり三嶺へはキツイ登りで、何とかたどり着きました。いい天気で遠くは霞んでいますが360度見渡せ、誰もおらず風の音もなく本当に静かな静かな山頂でした。小屋に入った後夕方にもう一度写真を撮りに登りました。
小屋は連休明けで私独りだけで貸切です。ただ寒いうえに夏用シュラフしか持ってきてない(山をナメとんのか! )のでツェルトを張ってしのぎました。上弦の月が明るく星のきれいな夜でした。
翌朝のんびりしていると陽が昇ってしまいましたが、まあ気にせず出発です。風も少なく、ミヤマクマザサとコメツツジの気持ちの良い稜線をのんびり歩いていると、下の方を鹿がうじゃうじゃと走っているのが見えます。西熊山、天狗峠、天狗塚と快晴の稜線歩きを堪能し、三嶺に別れを告げました。
さて天狗山からの下りは北へ尾根を降りるだけなのですが伐採作業用テープが紛らわしく、林道から下の道は非常に判りにくい。1000m位で二つに分かれる尾根を右に下ったあと道が伐採で消えているので造林と雑木林の境目をズルズルと下り、廃屋までは踏み跡を辿り、その下はテープは真っ直ぐ坂を降りるようについていますが、林道のない川に直接出てしまいそうです。コンパスで見当をつけ強引に造林の中を降りると川の音が聞こえ、堰堤の真上あたりに降りました。後で下から見ると結構な崖もあるので、降りる位置を間違えると大変です。道路に出てからは他のレコにあるような登山口は目に留まりませんでした。
公共交通機関利用で山越え縦走するなら、この久保バス停ルートはもう少しルートや水場の情報など欲しいところです。まあとにかく念願の三嶺にいい天気で会える事ができ、充実の二日間でした。あぁ眠・・
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