八甲田にて山スキーと温泉の日々
- GPS
- 18:02
- 距離
- 58.3km
- 登り
- 3,981m
- 下り
- 4,955m
コースタイム
09:20 八甲田ロープウェイ乗車(1)
09:35 下車(標高差650m)、滑降準備
09:50 フォレストコース滑降スタート
10:15 ゴール
10:20 八甲田ロープウェイ乗車(2)
10:35 下車、滑降準備
10:50 ダイレクトコース滑降スタート
11:10 ゴール
11:20 八甲田ロープウェイ乗車(3)
11:35 下車、準備
11:57 銅像ルート スタート
12:40 ゴール
雪中行軍遭難記念碑、後藤伍長像
銅像茶屋にてスキーシャトルバス待ち
13:44 スキーシャトルバス乗車
下車
14:20 八甲田ロープウェイ乗車(4)
14:35 下車、準備
14:37 八甲田温泉ルート スタート
15:30 ゴール
15:45 八甲田温泉旅館 着、泊
●5/4(日) 南八甲田(睡蓮沼〜櫛ヶ峰〜猿倉温泉)
08:40 睡蓮沼 シール登高準備
09:00 スタート
10:50 駒ヶ峯の北側を巻く
11:12 1375mポイント
11:32 櫛ヶ峯直下(1340m)にて休息、軽食
11:48 スタート
12:11 櫛ヶ峯ピーク(1516.5m)休息、滑降準備
12:42 スタート
13:30 駒ヶ峯の南東の夏道に乗る
13:47 鞍部(1276m)
13:54 1244mポイント
14:18 渡渉(1041m)
14:58 1016mポイント東側の夏道
ルート喪失・・・
15:47 猿倉温泉 ゴール
16:30 クルマ回収、移動、八甲田温泉旅館 泊
●5/5(月) 北八甲田(酸ヶ湯〜大岳〜箒場岱、& 中央ルート)
08:50 酸ヶ湯温泉駐車場 シール登高スタート
大岳環状ルート〜硫黄岳ルート
10:37 仙人岱ヒュッテ 休息、軽食
11:00 スタート
11:40 大岳火口ふち(1548m)スキーデポ
11:53 大岳ピーク(1584.6m)
12:00 下山開始
12:10 大岳火口ふち 滑降準備
12:25 滑降スタート 大岳東側斜面
12:42 1334mポイント付近
箒場岱ルートに入っていく
12:50 1124mポイント付近 昼食
13:10 スタート
13:38 箒場岱(620m) ゴール
田代高原茶屋にてスキーシャトルバス待ち
15:30 スキーシャトルバス乗車
15:55 下車
16:00 八甲田ロープウェイ最終乗車(5)
16:15 下車、滑降準備
16:20 中央ルート滑降スタート
16:30 毛無岱 荒廃小屋
17:05 酸ヶ湯温泉 ゴール、泊
-
天候 | 5/3 曇り時々晴れ 5/4 晴れ時々曇り 5/5 曇り時々晴れ、夕方小雨 - |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
20:00 JR茨木駅前 集合・出発 茨木IC ON 名神〜北陸道 00:30 米山SAにて仮眠、朝再出発 北陸道〜磐越道〜東北道 青森中央IC OFF 16:00 八甲田周辺視察後、谷地温泉投宿 ●復路 5/6〜5/7 09:00 酸ヶ湯温泉 出発 奥入瀬渓谷、十和田湖観光後、十和田IC ON 東北道〜磐越道〜北陸道〜名神 00:30 多賀SAにて仮眠、朝再出発 07:00 茨木IC OFF JR茨木駅前 到着・解散 ●クルマ全走行距離 2605km ●高速道路料金 29,680円(三田⇔吹田含む) - |
コース状況/ 危険箇所等 |
●関西から八甲田へクルマでアプローチする場合は、途中で1泊する必要があるほど距離があります。今回は片道1200kmでした。無理な長時間運転をすると大変危険ですので、くれぐれもご注意ください。我々はドライバーを交替しながら、クルマのオートクルーズを使いまくりながら、たどり着きました。 ●このたびの山スキー山行に最も参考になったのは、“八甲田振興協議会のスキーマップ”というリーフレットでしたが、なんとこの八甲田振興協議会が解散してしまったらしいのです。したがってこのマップは在庫が切れたら終わりのようです。看板などの位置表示はかなり精度が高く、とても信頼性がありました。一応そのPDFを添付しておきます。 ●この八甲田振興協議会の解散が影響していたのか? 北八甲田の周回道路北側を走るスキーシャトルバスがGW直前まで走るかどうか判らない状態でしたが、JRバス東北がなんとか3便/日、走らせてくれました。運行ルートは箒場岱が始点でロープウェイ乗り場(1便と2便)や酸ヶ湯温泉(3便のみ)までの反時計回りのみです(距離にかかわらず500円/1乗車)。しかし、今後はどうなるか判らないといった状態です。なお周回道路の南側(谷地温泉、酸ヶ湯温泉、ロープウェイ乗り場など)には、十和田〜青森間の普通のJRバスが運行しています。 ●山道具道楽ブログの“理事長”さんも仰っておられるとおり、歓送迎のある有償ガイドツアーでは問題ありませんが、個人の山スキーヤー、山ボーダーにとって、このスキーシャトルバスがなくなることは、ますます八甲田が遠のいていく結果になりそうです。ゲレンデではなく、自然志向の山スキーヤー、山ボーダーが徐々にではあるが復活しようとしている昨今、ぜひとも安定的な運行をお願いしたいものです。 ●スキールートについて、フォレストコースとダイレクトコースは、ゲレンデスキーヤーに開放されています。以前あったモッコ沢コースはなくなったようですが、指導標や竹竿は残っているように見えました。フォレストコースは最初に少し急な斜面がありますが、あとは林間のダラダラコースで、その名の通り森林浴?のためのコースです。ダイレクトコースはほぼロープウェイにそってその南側を下るコースで中急斜面が続き、結構なコブも発達して面白いです。 ●ロープウェイ山頂公園駅からスタートするルートにおいて、この2つのスキーコース以外は、すべて山スキーヤーのためのルートであり、基本的にゲレンデスキーヤーには認められておらず、かつ山スキーヤーであっても、単独での入山が禁止されています。今回、われわれは、銅像ルート、八甲田温泉ルート、箒場岱ルート、大岳環状ルートの一部、硫黄岳ルート、中央ルートを走破しました。(添付のPDF地図参照) ●南八甲田にも進出しました。北八甲田と違って、南八甲田には指導標などがあまりありませんが、より大自然を味わうことができる様な感じがしました。今回は睡蓮沼にクルマを置いて出発し、駒ヶ峯の北側を巻いて櫛ヶ峯にシール登高し、この東斜面の滑降を楽しんだ後、駒ヶ峯の南側をトラバースして猿倉温泉に滑り込みました。矢櫃やちを降りたあたりあたりで少し迷ってしまいましたが、GPSにより、大きくそれる事はありませんでした。ただ、ゴールが少し遅れたせいで、猿倉温泉に入れなかったのが心残りです。 ●温泉については、一泊目の谷地温泉が最も素朴でかつ経済的であり大変気に入りました。また泊まりに来たいです。二泊目、三泊目は田代平にある八甲田温泉に泊まりました。硫黄泉の露天風呂が特に良かったです。四泊目の酸ヶ湯温泉は、観光化されすぎで、何かギスギスした雰囲気がありました。GWで人出もわんさかしていて、落ち着きませんでした。千人風呂に一度入れば、もういいです(笑)。また、今後、酸ヶ湯温泉系列のような利潤最優先主義の観光温泉のみが残っていくということがないよう、みなさまの感覚と行動に期待したいものです。 - |
ファイル |
北八甲田山岳スキールート図
(更新時刻:2014/05/12 16:30) |
写真
感想
今シーズンの山スキーのしめくくりとして、八甲田へ遠征してきました。メンバーはカメ仙人、酒仙人、ピーチ仙人、押しの強い女仙人、そしてわたくしクマ仙人であります。
酒仙人とドライバーを交替しながら、新車である流星号2世のオートクルーズを使いまくりながら、延々片道1200kmを1泊2日で走行しましたが、多少の長距離運転にもめげないワタシですら、もう勘弁してくれ・・・といった状態でした。ただ、東北道に入ってからの車窓の景色は素晴らしくて、とりわけ岩手山や岩木山の大きさには驚かされた次第です。
フルに3日間は山スキー放題で、八甲田を滑りまくったという感じです。メンバーのうち酒仙人はこれまで八甲田に10回近くも山スキーで来ており、酒仙人のガイドのお陰で、やり放題できたと言っても過言ではありません。この場を借りて御礼申し上げます。しかし、酒仙人ご本人も毎晩、酩酊状態になって温泉を楽しまれていたことは言うまでもありません。一方、カメ仙人は、なんと登山靴+ジルブレッタ300をセットしたフォルクルの板で、我々と一緒に行動されていたのには驚かされました。なんというバランス感覚でしょうか! しかしなぜそんなにカメムシに好かれてしまったのでしょうか? カラダのあちこちに着いているわ、リュックの中から出てくるわで、あちこちにカメムシをばら撒いていたように思うのですが、私としては、新車の中にだけは勘弁してもらいたいものがありまして、帰宅後、あら捜しを敢行しましたが、幸い、一匹も見つかりませんでした。
今回特に際立った活躍をしたのは女仙人でありまして、八甲田温泉の大広間に泊まれたり、シャトルバスの気の弱そうな運転手にプレッシャーをかけて、最終ロープウェイに間に合わせたりと、その交渉力の高さや、押しの強さには目を見張るものがありました。また、ピーチ仙人は特にどうということはないのですが、その寡黙な存在感はものすごいものがありました。今回わたくしクマ仙人はドライバーとサブリーダー役に徹しましたが、これだけキャラクターの強いパーティのなかにあっては、見る影もありませんでした。もっと、皆様の様に光るものをもたないといけないと反省しきりであります。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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kuma-san、こんにちわ。
記録が出ないな〜と思っていたらやはり遠征されていたんですね。
(生存確認のため、たまにログインしましょう )
青森までの超長距離運転、お疲れ様でした。
お天気にも恵まれてスキー三昧・お酒三昧・温泉三昧の素晴らしい連休でしたね。
いろいろな仙人様がいらっしゃる様でにぎやかで楽しい旅だったことでしょう。
ピーク写真は仙人様全員集合の写真でお願いします
さくちゃん、まいど!
いつもレポートが遅くてすみません
さて、集合写真の件ですが、
ワタシの山行記録には、個人的なものと、山岳会のものとが含まれており、
今回は会の活動だったのですが、
ワタシが所属する会には、まだまだヤマレコ(つまりネット公開)に否定的な幹部もおられまして、
公開範囲や写真は極めて控えめなもの になっております。
ウハウハと、山頂で喜んでいる写真を掲載したいのも山々ですが、
現在のところ、仕方がありませんね。
今回は、それぞれの仙人 が、自分に与えられた役目を果たしたからこそ、
本当に楽しくて、にぎやかなものになりました。
これを、いま、十分伝えられないのは残念ですが、
今後の課題として考えていければと思っています。
さくちゃんの所属する会がうらやましいです。
クマ
クマさんのレコなかなかあがらないな〜、なんて思ってたら見逃してました
マイページのお友達の記録はレコが上がった順ではなくて日程順に並ぶのでアップが遅いと欄外になっちゃうんですね
ということで遅ればせながら。
八甲田山で混浴温泉とスキー三昧!
羨ましすぎますね〜。
この界隈の温泉は好きな人(温泉がですよ、念のため)には堪らないです。
まだ行ったことないんですけどね。
関東でも遠く感じますから、関西からだとかなり遠いですよね。
スキーも気持ちよさそう。
PDFファイルしっかりいただきました。ごっつあんです
私がいつか行く日までシャトルバスは続けてほしいなあ
ところでGWはもっとハードかと思いきやずいぶん享楽的じゃないですか
頚城山塊はどうしたんですか?
最後の写真に似た人との混浴についふらふらと?
それもこれも、ワタクシのレポートUPが遅いからなんですね・・・
遠まわしのお叱り、痛み入ります。
八甲田は、山スキーヤーにとって最高の場所ですよ。
宿に戻ってからの温泉も病みつきになります。
もうジジイなので、ハードな頚城山塊は、少々辛いのですが、
実は、今回お相手がいなくなってしまったのです。
雪山でツェルト泊か、雪洞泊になるのですが、
次のシーズンはカノスケどん、つきあってもらえます?
クマ
こんにちは。
GWはハードな山行かと思いきや・・・。
スキーと温泉三昧だったのですね。
いいなぁ。羨ましい。
私のほうはあっちもこっちも行きたくて忙しいGWでした。
クマさんのようにのんびり過ごしたいものです。
でも若いうちは無理かな?
遥か昔、一度だけ酸ヶ湯温泉は行ったことがあります。
確か八甲田山にも登りました。
夏にでも新車でドライブに行きたいです。
まだ納車日も決まってないんですが。
もうジジイなので、ハードなやつは身に応えます
そっとしてやってください。涙。
しかし、この時期の剱岳登頂はすばらしいですね!
うらやましいと同時に、自分にはもう無理そうな哀しみが伴います。
少しは奮い立つ気持ちもあるのですが、温泉の誘惑には勝てません。
レヴォーグ、待ち遠しいでしょうね。
注文が入りすぎて、メーカーは苦慮しているとか・・・
こちらの流星号2世(デリカD5)は、順調に乗りこなしてます。
レヴォーグに比べれば、一世代前の技術ですが、
運転し易くて、とても、満足しています。
クマ
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