大川入山 中央・南アルプスの眺望
- GPS
- 07:10
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 926m
- 下り
- 917m
コースタイム
→1683mピーク樹林帯→13:30笹原に出る→14:10山頂(休憩)
→14:40往路下山→16:35横岳→17:40登山口
*全行程約7時間(食事・休憩含む・立ち止まることの多いスローペース)
天候 | 晴天・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
治部坂高原の反対側の西側に、デンソーリゾートこまくさ、菊芋ソフト、下に大川入山登山口と書かれた看板と茶屋があり、無料駐車場数台分と休憩所がある。 治部坂高原側の無料駐車場、施設も利用可能。 往路ー6:30自宅→豊田市街(通勤渋滞)→道の駅「どんぐりの里・いなぶ」 →10:00治部坂高原→10:20大川入山駐車場 帰路−17:45大川入山駐車場→道の駅「信州平谷」→20:30自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備され、横岳の手前崩落地点を注意して歩けば、特に危険個所はありません。 快適な稜線歩きと眺望が楽しめます。 トイレは観光案内所などの中? 時間帯や案内所の休日のときもあるので、車で10分程の近くの道の駅「信州平谷」を利用するのが無難。 ここは日帰り入浴のできる「ひまわりの湯」もある。 付近はスキー場などあり、飲食店もあるが、私の行った日はほとんどお休みと時間外で、 道の駅を利用しました。 |
写真
感想
久しぶりにドライブに行きたいと思いました。
大川入山の下見に、鞍ヶ池経由で153号線の飯田街道を治部坂峠まで行こう。途中の横岳まで登ってみよう。余裕だったらその先までと、天気予報をチェックしてGW明けに向かいました。
出発時間が遅れ、豊田市街の通勤渋滞に巻き込まれるも、その後はノンストップに近い快適なドライブになりました。
快晴の空の下、美しい新緑の様々な黄緑と山桜、山笑う。 大野瀬トンネルを抜け、根羽村に入ったら街道は桜と花桃の遅い春の花盛りで、なんだか幸福を感じる。
治部坂峠に到達したら、正面に雪山が目に飛び込んできた。中央アルプスだった。
運転疲れは全くない。登山開始は遅くなってしまったけど、時間を見ながら登って行こう。
登山口から沢の橋を渡り、木の根道をゆっくり登るとイワウチワの群落に会う。写真を撮ったり、小鳥の声や姿を追ったりしてゆっくり進む。
次第に展望が開け、目指す大川入山が現れる。中央アルプス、南アルプスが広がる。快晴。
ようやく横岳まで来た。ここで小休憩後、もっと先まで行ってみよう。
横岳から先は急に埴生が変わる。シラカバやダケカンバが混じり、木々の芽吹きが遅い。
道脇にはショウジョウバカマの花が、まるで笹の花かのように咲いている。
山頂付近まで続き、この花の逞しさを知る。笹藪の境目に花簪を差したように咲いている。
高度を上げていくと、愛知県最高峰の茶臼山が現れた。
このような視点で裾野を引いた茶臼山を見るのは初めてだった。いい感じで魅力再発見!
私が大川入山に登りたいと思った動機の1つは、茶臼山から真正面に大川入山を見た印象が強かったからで、今ここを歩いている。
山の向こうには、また山。
近くに見える中央アルプスの空木岳、駒ヶ岳。 南アルプスの仙丈ヶ岳から北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳… 次はここにおいでと誘うようだ。
登山者はさすがに少ない。数人の下山者とすれ違った後の残り1Kmから先は、私の独占状態となる。
樹林帯を抜け、笹原に出る。
視界が広がり、谷側を見下ろすと高度感があり、目が眩むような感覚を味わう。
こんな標高のところまで一人で来てしまったという思いに心細さも覚えるが、条件の良い天気に守られている。
もう少しで山頂と思うけど、少々バテ気味になり、展望の良い山々を眺めながら休憩する。静かな幸福感とともに、ここに長居してはいけないという本能も働く。
再び歩き出しようやく山頂へ。 三角点にタッチし、山座同定の案内板を見ながら、中央アルプス、南アルプス、御嶽山などを確認し下山しかけ気付く。
恵那山は何処? 大川入山を目指した動機のもう1つ、隣に並んでいたはず。
山頂から先に続くあららぎ高原方面の道に少し進んでみる。
普段見慣れたドーム型の山は無く、ピラミダルな山容の恵那山があった。
標高の低い場所からは、山頂のピークが見えていなかったのだ。
さて、のんびり屋の私もさすがに下山にかかる。登山口には17時頃着になりそうと思う。
日が長いこの季節でよかった。日没には間に合う。
疲労を少し覚えるが、無事に帰るまでが山登り。ペース配分も考える。
小鳥達が私の前方を横切ったり、遊ぶように先導するのに励まされる。
識別できない鳥もずいぶんあったが、ヒタキ類、ウグイス、シジュウカラ、コガラ、オオルリ、コマドリ、ムシクイ…五色のきれいな小鳥は何だろう? 前にも見たことがあるのだけど…。 往きも帰りも、ずっと小鳥たちの声は聞こえていて、特にウグイスは笹薮の中で囀り続けていた。
登山道脇の花はショウジョウバカマからマイヅルソウ、イワウチワに替わり、再びの木の根道を慎重に下り、ようやく登山口まで戻った。
夕暮間近の日差しの中、花の写真を撮りに来た人や、登山の下見だという人にも会った。
sireotokoと言います。
五色の鳥は「ソウシチョウ」だと思います。私の登った時登山口で多くを見かけました。
sireotokoさん、コメントありがとうございます。
ネットで姿を確認したところ、やはりソウシチョウでした。
特定外来生物なんですね。私の古い野鳥図鑑には載っていませんでした。
大川入山にsireotokoさんも前日に登られたんですね。速いですねー!
この前、行きたいとおっしゃってましたので、秋ごろかなと思ってましたら、私の行ってから未だ半月ですよ。
それでも、写真を見ると、大分残雪が無くなってますね。
いい山旅で満足されたようですね。
私は、連休の4日間は、山仲間3人と富山の残雪の山を歩いてました。
特に、金剛堂山は、大展望で満足でした。6日に浜松に戻り、
今日(日)は、地元のマイナーな山二つを歩きましたが、誰も歩かないだけに道は無くなって両方とも断念でした。
来週の土日は、てらさんといくシリーズで、静岡梅が島の山伏(やんぶし)にテント泊で登ります。ここは、日帰りが可能ですが、てらさんがテント泊をしたい要望で1泊ののんびり歩きの予定です。山小屋もありますが、昨年から山を始めたたてらさんはテントに泊まりたいのだそうです。山伏は、富士山の景色がいいです。
それではまた!
gakukohさんコメントありがとうございます。
実は車でちょっと遠出がしたくなって、他の山に電車で行く予定を変更して大川入山を目指したのです。 次はその山に行き、来月は大山などと考えています。
行きたい山がたくさんありますが、諸事情もあるからぼちぼち
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