ヒメサユリ満開の浅草岳〜桜曽根コース〜
- GPS
- 07:50
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 908m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路はエコミュージアムより先最後の数百mが未舗装。整備はされているがぬかるみやすく轍ができているところあり。うちの車は前のパンパーがあたって目立つところに傷がついたので車高が低い車は気をつけてください |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ヒメサユリ開花状況 全体に見頃。桜ゾネコースは前岳周辺からヒメサユリがつぎつぎ咲いている。山頂付近はとくに見頃。まだつぼみの株もあるのでもう少しお花が楽しめそう。山頂より少し先まで行くとヒメサユリの群生がよくみられる。 ●残雪 前岳より先に残雪かなりあり。前岳の先の木道が埋もれている場所はわきの雪のない場所を選んで歩けるが、浅草岳山頂手前の急斜面は全面的に雪がかなり残っているので雪の上を歩かなければいけない。 午後は雪が緩んでいたので難なくキックステップで通過できたが、午前中はまだ表面がかたくなかなか深く蹴り込めず難儀した。 ●その他 ウツギがあちこちで見頃でとてもきれい。 桜ゾネコースは距離とコースタイムはやや長いがずっと緩やかでとても登りやすい。木道や木段も要所要所にあるので浅草岳の他のコースと比べて難易度がやさしい。 雪解け水があちこちでかなり流れているので全山ぬかるみがおおいので注意。 桜ゾネコースはネズモチコースとの分岐前後に3〜4ヶ所渡渉ヶ所あり。 残雪もある時期でまだヒメサユリの頃は涼しいイメージだったが今年は梅雨明けが異常に早い影響でとても暑い。標高は1500mほどなのでそれほど涼しくないしもともと湿度がとても高い山なのでとても暑い。熱中症には十分注意されたい。 |
写真
感想
ヒメサユリに会いたくて、今年もきました浅草岳。
昨年は六十里登山口からのぼってキツくヤセ尾根が連続する道にムジナ沢カッチであえなく敗退しましたが、今年は難易度のやさしい桜ゾネコースで今度こそ浅草岳の山頂を目指します。
さて、ネズモチ平駐車場をめざして進んでいるとエコミュージアムまでは舗装があるのですがどんどん狭くなりついには舗装も消えてかなーり危うい雰囲気。未舗装が1キロくらい続きます。
ゆっくり安全に走っていたのですが轍がついていて嫌だなーと思っているとガリッ!という嫌な音。
前のバンパーの下の方が地面とぶつかって結構目立つえぐれがついてしまって朝から萎え萎えです。
駐車場そのものはよく整備されていて水洗トイレまであってきれいです。
さて、気を取り直して登山開始です。
桜ゾネコースはネズモチコースとの分岐から先も登山道入口まで舗装も一応ある林道なので特に苦無く歩ける道です。40分くらい。
ただしここが本当に暑い暑い。
ヒメサユリというとまだ梅雨の頃だし残雪もあるしこんなに暑くなかったイメージなのですが今年は梅雨明けが異常に早くて猛暑猛暑なのでほんんんんとうううに暑い。普段ならサクサクいける感じなのに今回はペースがあげられない。。。
水の減りがいきなり早い早い。。
さて、桜ゾネコースがいよいよはじまると樹林帯の中に入るので随分日差しもマイルドになりマシですが相変わらず暑い。
もともと湿気のおおい山なので温室かミストサウナの中のようです。まるでジャングル。
そんななかでもウツギをはじめとして様々なお花が気持ちを和ませてくれます。今年初のユウレイダケもみました。
桜ゾネコースは1000mの高低差があるわりにはとても歩きやすい道で、普段からよく登っている方なら特に難しいコースではないと思います。
それほど危険だとかキツいということは感じず穏やかな山行なのですが、とにかく今年は暑い!!湿度も高いし本当に暑い!!暑くなければ標準コースタイムより縮めることはわりとできる道だと思いますが気温が高いので無理せずペースは標準前後をキープ。
ただ本当に暑いので水の減りはなかなか早い。これから登る方はかなり多く水をもってくるといいと思います。
コースはあちこちにさまざまなお花が咲いていて、本当に美しい心安らぐ山です。
嘉平与という小ピークまでが最も勾配がキツく、そこから先はほぼ平坦です。
ここで小休止。
そこから前岳に向かうと、
あった!ありました!このあたりで第一ヒメサユリと遭遇!
1年ぶりのヒメサユリはやっぱ癒やされますね。
前岳より先はもうヒメサユリがたくさん。あっちにもこっちにもたくさん咲いていてくれて幸せな気持ち。
やっぱ甘いヒメサユリの香りとピンクの美しい色、そして断崖に咲く可憐な姿はどれだけ見ても見たりない。
前岳より先には残雪もかなり。
最初の木道を塞ぐようにある残雪の塊は脇を抜けられるんですが、最後の山頂手前の急斜面の残雪はよけられません。
すれ違った方はアイゼンをつけて通ったそうですが、私達はなにもつけずに通過はできました。
ただし、午前中はやや曇りがちだったこともあってまだ表面はかたく、キックステップはなかなか蹴り込めません。手足を全身的につかって無事クリアできましたが軽アイゼン等ある方はつけたほうが無難かもしれません。
難所はそこだけ。今回は無事浅草岳山頂にたどりつけました!登頂成功!
六十里登山口から登ったときのあの過酷できつくて怖い登山はなんだったのだろうというくらい呆気なく登頂成功です(笑)こちら側から登るとヤセ尾根歩きもなく、危ない箇所はロープもあるし、ぬかるみには木道や木段まであるので六十里からの道とは全然印象が違います。
山頂は混雑していたのですこし先の見晴らしのいいところでお昼。
山頂すこし先にはヒメサユリの群生があってこちらも必見!
のんびりしつつ下山。
お昼頃から猛烈な日差しが照りつけたこともあって下りは残雪区間もキックステップが蹴り込みやすく難なく下山です。
当初はネズモチ平コースをおりて周回にするつもりでしたが、迷ったものの暑くて予想以上に水の消費も激しかったので最も勾配の緩くわかっている来た道をピストンすることにしました。
いいお天気のなか無事下山です。
ただとにかく暑い!!1人2箸凌紊下山時には空っぽになりました。
でもやっぱヒメサユリ。昨日お別れしたばかりなのにもう恋しい。ヒメサユリに恋をしているのかもしれません(笑)
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